2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

読書感想:貞操逆転世界ならモテると思っていたら

さて、最近のラノベ界において徐々に流行を始めているものとして、貞操逆転もの、というのがある。とても簡単に言ってしまえば男女の貞操観念が逆転した世界もの、という訳なのだが。ラノベの流行は読者の心理を反映している、とも言われるが貞操逆転ものが…

読書感想:無敵な聖女騎士の気ままに辺境開拓1 聖術と錬金術を組み合わせて楽しい開拓ライフ

さて、開拓という言葉を聞いて画面の前の読者の皆様は何を連想されるであろうか。DASH島、という単語を思い浮かべた方もおられるかもしれない。現代においてはそちらの方が有名であろう。しかし開拓、というのは歴史上においては命がけとも言える事であ…

読書感想:まきなさん、遊びましょう1

さて、日本全国津々浦々。怪異というのは様々な場所に存在し、その噂話はある訳であるが。我々読者にとって一番身近な怪異の話、というのは学校の七不思議ではないだろうか。特に「トイレの花子さん」。学校に潜む階位の噂話としては、ごくメジャーなもの。…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。角川スニーカー文庫、HJ文庫、講談社ラノベ文庫編。

こんばんは。最近どうも身体が凝っている気がする真白優樹です。さて本日は明日発売予定の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.co…

読書感想:断罪された転生聖女は、悪役令嬢の道を行く! (1)

さて、時に悪役令嬢というのは最近のラノベにおいては見かける事も多くなってきたと思うが、そも本物の悪役令嬢、になるにはどうすればいいのだろうか。やはり重要なのは持ち合わせた素質、であるのかもしれない。人を踏みにじるのを苦にせず、ナチュラルに…

読書感想:骨姫ロザリー 1.死者の力を引き継ぐ最強少女、正体を隠して魔導学園に入学する

さて、死霊術、言い換えるとネクロマンシーとも呼ばれる魔法はファンタジーにおいて時々出てくるわけであるが、その使い手を考えてみると、割と敵側に使い手が多い気がするのは私だけだろうか。その理由とは何なのだろうか。死者を操る、というのは禁忌の術…

読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。そろそろ梅雨の季節、梅雨の季節は通勤が面倒くさいので纏めて有給が欲しい真白優樹です。しかしもらえる訳もないので、今回は六月初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊について取り上げていきたいと思います。 読…

読書感想:かくて謀反の冬は去り2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:かくて謀反の冬は去り - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想でちらりと触れていた、「本能寺の変」とは何であったか、と思い返して「どうする家康」の話だと思いだしてこの巻の感想を書いている訳であるが。一先ず現在放…

読書感想:タメ口後輩ギャルが懐いたら、さすがに可愛すぎる

さて、時にアレである。生徒会を舞台にしたラブコメというのは、今も尚存在しているが、その作品で描写される生徒会というのは大分脚色が入っている、というのは前に何処かで語ったであろう筈だ。例えば生徒会の一存、みたいに生徒会にはとんでもない権力が…

読書感想:落ちこぼれギルド職員、実はSランク召喚士だった ~定時で帰るため、裏でボスを倒してたら追放されました~

さて、時に社会人である読者の皆様は、残業というものを経験された事はあるであろう。残業代が付くのならやってもいいとは思えるかもしれないが、いわゆるサービス残業というものは基本的にはやりたくないものであろう。社会人にとって定時までに仕事を終わ…

読書感想:探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様であれば、理耶の「名探偵は間違えない」というトンデモ能力が世界を書き換え、不条…

読書感想:電脳バニーとゲームモノ。

さて、時に電脳世界というのはいつか現実に行ける世界となるのかもしれない。しかし今は、まだ簡単にはいけない世界。そんな世界と聞いて、画面の前の読者の皆様はどんな作品の世界を連想されるであろうか。グリッドマンの世界も言わば電脳世界、であるかも…

読書感想:すまん! クラスで人気の文学少女がスカートを短くしたのはオレのせいだ

さて、そもそも人の印象というものは何で最初は決まるのだろうか。まずは外見、その辺りだろう。しかし外見から分かるその人の事というのはどのくらいだろうか。例えば不細工な人でも心は綺麗だったりするし、イケメンな人でも心に闇を抱えていたりする訳で…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。MF文庫J、ダッシュエックス文庫、オーバーラップ文庫編。

こんばんは。そろそろ梅雨の季節、湿気とラノベの取り扱いには気を付けたいですね、真白優樹です。さて本日は五月二十四日近辺に発売予定の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月中旬から下旬にかけての個人…

読書感想:全員覚悟ガンギマリなエロゲーの邪教徒モブに転生してしまった件

さて、時に宗教が絡む戦争というのは戦争の歴史の裏側まで調べてみたりすると意外とグロくて気が滅入ったりするものである。かの聖女、ジャンヌ・ダルクも最後はまぁ酷い死にざまだったりするので。と、まぁそれはともかく。宗教、の中でも頓にカルト宗教と…

読書感想:コドクな彼女

さて、突然ではあるが、画面の前の読者の皆様は、「ひとりじゃ辛いからふたつの手を繋いだ」 というとある歌の歌詞をご存じであろうか。 知らないと言う方は今すぐ歌詞検索か何かで検索していただいて、アニメ版でいいので触れてみて欲しい。まごう事なき名…

読書感想:小説 夜のクラゲは泳げない1

さて、この作品は題名に「小説」とわざわざついている通り、いわゆるノベライズに属する作品である。原作となるアニメは現在放送中であるので、ご覧になっているという画面の前の読者の皆様も多いかもしれない。因みに私も楽しんでみている次第である。 では…

読書感想:第四大戦I 世羽黙示録 第1章

さて、例えばミッションインポッシブル、もしくは007シリーズ。スパイ映画におけるミッションと戦いは、失敗すれば基本的には世界の危機、しかし表舞台では決して語られぬものである。しかし語らぬ方がいいのかもしれない。信じられる、かも分からぬしそ…

読書感想:極東救世主伝説 少年、異形の機体で無双する。 ―九州大規模攻勢編―

さて、時にロボットが活躍する漫画やアニメにおいては極端にピーキーな、操縦者を選ぶ仕様、いわゆる「変態」な機体が登場したりする訳であるが。主人公機がそんな変態的な仕様であったりするのは割と様式美、と言えるのかもしれない。特定の搭乗者にしか扱…

読書感想:魔王討伐から半世紀、今度は名もなき旅をします。

さて、画面の前の読者の皆様の中にもかの大人気アニメ、「葬送のフリーレン」をご覧になられた読者様はおられるだろう。かの作品において描かれていたのは勇者パーティーの冒険のその後、というのはもう基本知識であるとして。そう、勇者パーティーを基本的…

読書感想:恋人以上のことを、彼女じゃない君と。 終

前巻感想はこちら↓ 読書感想:恋人以上のことを、彼女じゃない君と。3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、糸と冬、という文字が合わさって、終という漢字になるように。この作品も文字通り完結を迎える訳であるが。前巻の提案、冬からの提案を画面の前の読者…

読書感想:男女の力と貞操が逆転した異世界で、誰もが俺を求めてくる件

さて、ラノベの流行というのは移り変わるものであり、読者の好き、というものの変化によって変わるものらしいと聞いたが。最近少しずつ、貞操逆転ものが一つ、ジャンルとして流行を始めた気がするのは私だけだろうか。では貞操逆転もの、の面白さとはまずど…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。&GCN文庫編。

こんばんは。そろそろ部屋の片づけをしなくては、真白優樹です。さて本日は既に名古屋で発売しているのを見かけたため、公式発売日は来週月曜日のガガガ文庫とGCN文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記…

読書感想:私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない (2)

前巻感想はこちら↓ 読書感想:私の初恋は恥ずかしすぎて誰にも言えない - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様ならお分かりであろう。この作品の主人公、千秋とその双子の妹である楓の恋は中々におかしいものだと。平たく言えば大きなイチモ…

読書感想:組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でラブラブ夫婦ないちゃいちゃをこれでもかと見せつけてきた狼士と律花であるが。こんな激甘ラブラブ夫婦になるまでには、それなりの道があった、という…

読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。富士見ファンタジア文庫編。

こんばんは。五月ももう折り返し、こうなるともう少しゴールデンウィークに積読崩しておきたかったと悔やむ真白優樹です。さて本日は明後日発売予定の富士見ファンタジア文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑…

読書感想:凡人転生の努力無双2 ~赤ちゃんの頃から努力してたらいつのまにか日本の未来を背負ってました~

前巻感想はこちら↓ 読書感想:凡人転生の努力無双 ~赤ちゃんの頃から努力してたらいつのまにか日本の未来を背負ってました~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で第六階位の魔、雷公童子を見事に祓って見せたこの作品の主人公、イツキ。しかし彼はまだ…

読書雑記:五月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。五月もそろそろ中盤、最近気温が乱高下しているので体力の減りが早い気がする真白優樹です。さて本日は、五月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊についてお話したいと思います。 読書雑記:五月初旬から中旬にか…

読書感想:孤独な深窓の令嬢はギャルの夢を見るか

さて、時に服装というのは例えばその人の所属を表すのに使われるものでもあり、基本的にはその人を飾るもの、とも言える。しかし例えば似合わない、意外、という言葉を以て迎え入れられる服装もあるかもしれない。だけどそれは、客観的視点から放たれている…

読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。GA文庫編。

こんばんは。五月もそろそろ中盤戦、雨の日は身体が痛む気がする真白優樹です。さて本日は明後日発売予定のGA文庫の新刊をさくっと紹介していきたいと思います。 ・異端な彼等の機密教室2 思春期スナイパーの引き金を引く理由 ・著:泰山北斗先生 絵:nau…