富士見ファンタジア文庫

読書感想:ナメてるお嬢を俺がわからせた

さて、この世の中には「わからせ」、というジャンルがある訳だがわからせ、とはそもそも何なのか。生意気だったり気の強い異性の心を折り、自分の方が上位であると知らしめて、負けている異性に対して興奮を覚える事、でいいのだろうか。そんな話はまぁいい…

読書感想:俺がモテるのは解釈違い ~推し美少女たちに挟まれました~

さて、この世には解釈違いという言葉があり、我々ファンという名の受け取り手側を時に傷つけている訳であるが。ふと思うに、解釈違いとは何で起きてしまうのだろう? 何が原因なのか? それは個々人の解釈、そこに混じる願いと現実が異なる、からなのかもし…

読書感想:VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた9

前巻感想はこちら↓ 読書感想:VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた8 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、このシリーズも既に九巻、な訳であるが先にとても残念なお話をさせてもらうと、この作品、次巻で本編完結であるらしい。とても寂しい、だがき…

読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。富士見ファンタジア文庫編。GCN文庫編。

こんばんは。蝉の大合唱で目覚めると気分最悪な気がする真白優樹です。さて本日は明日発売予定の富士見ファンタジア文庫、GCN文庫の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要注目な…

読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。七月ももう中盤、ボーナスという嬉しいものが来る半面、各レーベルも様々な作品を出してくる季節になったなと思う真白優樹です。さて本日は七月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊を紹介していきたいと思います…

読書感想:夏目漱石ファンタジア2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:夏目漱石ファンタジア - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、夏目漱石が樋口一葉の身体で蘇り、野崎英世と共に死を歪められた彼女にとどめを刺した、という文字にしただけだとどういう事なの、とツッコミたくなる事が前巻で繰り広げ…

読書感想:双子まとめて『カノジョ』にしない?3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:双子まとめて『カノジョ』にしない?2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、今更確認する訳でもないがこの作品のWヒロイン、光莉と千影は双子の姉妹である。双子の姉妹というと私のイチ押し、そろそろアニメも始まるあのラノベも…

読書感想:正しい勇者の作り方

さて、時に料理というのは初心者はアレンジをしない方が良いと聞いたことがあるが、画面の前の読者の皆様は料理はレシピがあるならレシピ通りに作られるだろうか、それとも自分なりにアレンジを加えられる方であろうか。アレンジ、というのは基本的には諸刃…

読書感想:美来さんは見た目だけ地雷系

さて。人間の本質を判断するにはまず関わってみて、その内面まで知っていかなければいけないと思うが、やはりまず、印象の大元となるのは外面であり。外面の多くの要素を構成するのは服装であると言うのは間違いないかもしれない。そう考えると、服装という…

読書感想:聖女先生の魔法は進んでる!2 竜姫の秘めしもの

前巻感想はこちら↓ 読書感想:聖女先生の魔法は進んでる!1 落ちこぼれの教室 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様であれば、親友であったジェシカを失ったティアの心の傷は深く、そして周りの者達の心の傷もまた深い、というのはお分か…

読書感想:隣の席の高嶺の花は、僕の前世の妻らしい。 今世でも僕のことが大好きだそうです。

さて、前世の恋人云々言い出してくるヒロインというと某サーカスのかのゲームのヒロインが思い浮かぶわけであるがそれはともかく。そも、その前世が確かにあったとして。今世までその関係を持ち込むと言うのは果たして正しい事なのだろうか。前世と今世、人…

読書感想:校内三大美女のヒモしてます

さて、ヒモというと最近では姫騎士様のヒモ、少し古くは某MF文庫Jの、まぁぶっ飛んでいて人を選んだ怪作が存在している訳であるが。ヒモ、というのはぶっちゃけ働いていないという事とも言える。 そういう生き方は嫌いという読者様もおられるだろう。では…

読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。富士見ファンタジア文庫編。GCN文庫編。

こんばんは。週末からいよいよ梅雨の気配、お出かけしたいのに出かけられぬ季節が始まりそうな中、そもそもラノベはあの騒動のせいで発売日に買えるのか、ちょっと不安な真白優樹です。では本日は明日発売予定の富士見ファンタジア文庫とGCN文庫の新刊の…

読書感想:貴族令嬢。俺にだけなつく4

前巻感想はこちら↓ 読書感想:貴族令嬢。俺にだけなつく3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、エレナとルーナに同時に告白され、三人で幸せになる為の答えを出した我らが主人公、ベレトであるが。彼の身に何が近づいているかというと。それは卒業式、彼も世に…

読書雑記:六月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。六月中旬に社員旅行があるのですが、そのおかげで読書計画が崩れそうなので戦々恐々な真白優樹です。一先ずGA文庫が発売日に買えぬのが九分九厘確定なので、その分も加味して計画しなくては。さて本日はちょっと早めですが、今月中旬から下旬…

読書感想:すまん! クラスで人気の文学少女がスカートを短くしたのはオレのせいだ

さて、そもそも人の印象というものは何で最初は決まるのだろうか。まずは外見、その辺りだろう。しかし外見から分かるその人の事というのはどのくらいだろうか。例えば不細工な人でも心は綺麗だったりするし、イケメンな人でも心に闇を抱えていたりする訳で…

読書感想:魔王討伐から半世紀、今度は名もなき旅をします。

さて、画面の前の読者の皆様の中にもかの大人気アニメ、「葬送のフリーレン」をご覧になられた読者様はおられるだろう。かの作品において描かれていたのは勇者パーティーの冒険のその後、というのはもう基本知識であるとして。そう、勇者パーティーを基本的…

読書感想:男女の力と貞操が逆転した異世界で、誰もが俺を求めてくる件

さて、ラノベの流行というのは移り変わるものであり、読者の好き、というものの変化によって変わるものらしいと聞いたが。最近少しずつ、貞操逆転ものが一つ、ジャンルとして流行を始めた気がするのは私だけだろうか。では貞操逆転もの、の面白さとはまずど…

読書雑記:発売日前、新刊紹介なお話。富士見ファンタジア文庫編。

こんばんは。五月ももう折り返し、こうなるともう少しゴールデンウィークに積読崩しておきたかったと悔やむ真白優樹です。さて本日は明後日発売予定の富士見ファンタジア文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑…

読書雑記:五月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。五月もそろそろ中盤、最近気温が乱高下しているので体力の減りが早い気がする真白優樹です。さて本日は、五月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊についてお話したいと思います。 読書雑記:五月初旬から中旬にか…

読書感想:経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。短編集 青春回想録

前巻感想はこちら↓ 読書感想:経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。その7 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で龍斗と月愛の元に舞い込んできた、友人からの衝撃的な知らせのその先はどうなったのか、という興味はさておき。今巻は…

読書感想:週に一度クラスメイトを買う話4 ~ふたりの時間、言い訳の五千円~

前巻感想はこちら↓ 読書感想:週に一度クラスメイトを買う話3 ~ふたりの時間、言い訳の五千円~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、どんどん二人の時間の終わりは近づいてきている訳で。それぞれの進学、という形でのお別れは近づいてきている訳であるが。…

読書感想:現実離れした美少女転校生が、親の決めた同居相手で困る

さて、生まれによって生き方が決められている人生、というのはラノベにおいては上流階級出身のキャラにおいてあり得る設定であるが、現実正解においてそんな人生を持っている人って今の世の中に存在しているのであろうか? 我々の知らぬ所で存在してるのかも…

読書感想:ほんわか魔女を目指していたら、史上最強の杖に選ばれました。なんで!?

さて、時に大きな力というものを持たせてはいけぬタイプの人間はどんな者なのだろうか。誰かに操られやすい愚か者か、はたまた悪意を持つ者か。その答えはまぁ各自の中にあるであろうが。大きな力を持つものには同時に、大きな責任を持つ、というのは画面の…

読書感想:魔王の元側近は勇者に転生しても忠誠を捧ぐ

さて、時に転生というのは異世界もの、ラノベだけで起きる訳ではなく、現実世界においても転生らしき事例は確認されている、というのは画面の前の読者の皆様もご存じかもしれない。しかし転生前の人生の記憶、というのは大抵幼年期に消えてしまうものである…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫、富士見ファンタジア文庫。GCN文庫編。

こんばんは。四月もそろそろ後半戦、最近春眠暁を覚えずなのか割と眠気との戦いの日々、真白優樹です。さて本日は明日から発売される三レーベルの中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月中旬から下旬にかけての個人…

読書雑記:四月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。四月もそろそろ後半、何か色々記事書いてなかった気がしてきた真白優樹です。さて本日は、今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊について紹介したいと思います。 読書雑記:四月初旬から中旬にかけての個人的要…

読書感想:武神伝 生贄に捧げられた俺は、神に拾われ武を極める2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:武神伝 生贄に捧げられた俺は、神に拾われ武を極める - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で魔境と呼ばれる島にて亜神と皇帝の魂から武を受け継ぎ、最強への道を一歩踏み出したこの作品の主人公、刀真であるが。前巻、リーズ…

読書感想:平民出身の帝国将官、無能な貴族上官を蹂躙して成り上がる

さて、時に画面の前の読者の皆様の中で社会人である読者の皆様は、基本的には何処かの職場に勤めていると思われるが、その職場に困った行動をする部下はおられるだろうか、もしくはムカつく上司はいるであろうか。時にぶん殴りたくなる時もあるかもしれない…

読書感想:男爵無双 貴族嫌いの青年が田舎貴族に転生した件

さて、毒親というジャンルは最近の世の中になって定着してきたものであるが、時に毒親と言うのはつまらぬものにこだわったりするものであろう。例えばコンプレックスの様に学歴にこだわって子供にそれを強制して来たり、家柄にこだわって勝手に人生のレール…