2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

読書感想:もしも明日、この世界が終わるとしたら

さて、往々にしてSFの世界においては世界というのは簡単に滅びるものである。例えば人類や文明を滅ぼさんとする絶対無敵な怪獣の手により。またある時は、空から降ってきた巨大な星により。無論、現実世界においてそんな事態は起きるものではないし、世界…

読書感想:俺は星間国家の悪徳領主! (6)

前巻感想はこちら↓ 読書感想:俺は星間国家の悪徳領主! (5) - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、外伝作品ではリアムに憧れる落ちこぼれ騎士、エマが問題だらけの新型機を狩り戦場を駆け抜けていた訳であるが、こちらの本編の方の我らが主人公、リアムはそん…

読書感想:転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます6

前巻感想はこちら↓ 読書感想:転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます5 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、魔物の大暴走も片付け、自らの興味のままに邁進していれば最早敵なし、周囲に勘違いや誤解をばら撒きながらも、どんどん注目株となっ…

読書感想:十五の春と、十六夜の花 ―結びたくて結ばれない、ふたつの恋―

さて、勝者が世界を望んだように作り変え、人々の認識すらも改変してしまう。というのは今放送中の仮面ライダーギーツの舞台であるリアリティライダーショー、「DGP」である。というのはともかく、皆様はもし世界を望むように作り変える好機が目の前にあ…

読書感想:陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです5

前巻感想はこちら↓ 読書感想:陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです4 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、とーんとおっこちきっている、本当に付き合っている訳でもなかったのに、いつの間にか比翼連理となっていた…

読書感想:十二月、君は青いパズルだった

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様にとって、最も無くしたくないものは何であろうか。お金と答える読者様もおられるかもしれない。愛、と答える読者様もおられるかもしれない。その答えは各人様々、明確な正解というものはないかもしれない。ではそ…

読書感想:Bullets

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。皆様は世界そのものをつまらないと思った事はあるであろうか。世界がつまらなくて、色の無い灰色の世界のように見えたことはあるであろうか。ある人もいるかもしれないし、無い人もいるかもしれない。ではそんな…

【お知らせ】 十二月三十日、スペースでの配信を行いたいと思いますお話

こんばんは、真白優樹です。ちょっとお知らせが遅くなってしまいましたが、明日十二月三十日、午後十時半ごろから今年最後のtwitterのスペース機能での配信を行いたいと思います。今年最後の凸待ちラジオ、聴いても良いと言う読者様は是非来てくださいませ。

読書感想:じょっぱれアオモリの星 おらこんな都会いやだ

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は日常的に「方言」というものを使われているであろうか。少しならば使っているかもしれない、だががっつりと使っている読者様はそうはおられないかもしれない。そして、例えばライトノベルにおいて、地方が舞台と…

読書感想:霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない2 - 読樹庵 (hatenablog.com) 安息の地、そんなものはどこにもない。追われ続け、どこまでだって逃げていく。例え最後にどうなろうとも、それでも二人で生きていきたい。お互い以外はい…

読書感想:美少女にTS転生したから大女優を目指す!1

さて、言うまでもないが今の時代は、SNSが一般に浸透しているし、スマホや携帯電話も一般的に普及しているので通信手段には事欠かず、連絡したい時には連絡できるし、遠く離れていても気軽に会話できる時代である。だがしかし、我々は歴史の教科書の中で…

読書感想:ガリ勉くんと裏アカさん1 散々お世話になっているエロ系裏垢女子の正体がクラスのアイドルだった件

さて、SNSの世界には時として「裏アカ」というものが存在する。有名人の裏アカの内容が流出して炎上する事もあるように、自分とは全く別、何の関係もない自分だからこそ好きに、それこそイメージを損なうような発言も好きにできる訳である。だが、そうい…

読書感想:霜月さんはモブが好き4

前巻感想はこちら↓ 読書感想:霜月さんはモブが好き3 - 読樹庵 (hatenablog.com) 誰にとってもの主人公じゃなくていい。只一人、しほの為だけの主人公であればいい。前回、母親の不器用な愛から来る思惑も叩き潰し、本格的に自分だけの主人公としての道を歩…

読書感想:うしろの席のぎゃるに好かれてしまった。2 もう俺はダメかもしれない。

前巻感想はこちら↓ 読書感想:うしろの席のぎゃるに好かれてしまった。 もう俺はダメかもしれない。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でヒロインである志乃に見事に押し切られ、付き合う事になった我らが主人公、三代であるが。画面の前の読者の皆様、…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。角川スニーカー文庫、HJ文庫、講談社ラノベ文庫、ファミ通文庫編。

こんばんは。いよいよ明日は仕事納め、しかし全く大掃除が手付かずな真白優樹です。さて本日は、明日発売予定の各レーベルの新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:一月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新…

読書感想:迷子になっていた幼女を助けたら、お隣に住む美少女留学生が家に遊びに来るようになった件について3

さて、前巻で少しずつ、明人の仮面の裏に隠された優しさに溢れる部分が見えだし、彼が抱えている問題が見え始めた訳であるが。明人のその問題に、真正面から向き合うべきなのは誰なのか、というと勿論シャーロットである。エマを間に挟み、まるで家族のよう…

読書感想:あたしは星間国家の英雄騎士! (1)

さて、先に言ってしまうとこの作品は、「俺は星間国家の悪徳領主!」シリーズの外伝である作品である。ではこの作品は何を抜き出し、語るのかという事であるが。Sリーズ本編を読まれている読者様の中でこう思われた事のある読者様はおられぬだろうか。もっ…

読書雑記:一月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。積読の数を数えていたら、どう考えても今年中に読み切れない事が判明しました真白優樹です。仕方ないので、冬休み中に読み切れるように頑張りたいと思います。さて本日は、十二月の終わりごろから一月の中ごろにかけて発売される新刊の中から、…

読書感想:紅蓮戦記2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:紅蓮戦記1 天才魔術指揮官は逃げ出したい - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様であれば主人公であるマクアディが背負わされたものと、目指すべき所についての困難さというのは理解されているであろう。国は…

読書感想:百合の間に挟まれたわたしが、勢いで二股してしまった話 その3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:百合の間に挟まれたわたしが、勢いで二股してしまった話 その2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、凛花と由那という二人の聖女と公認で二股をかけ、更には桜と葵という二人の妹には、ガチめな恋心を向けられ。前巻までを読まれ…

読書感想:女怪人さんは通い妻

さて、18歳以下お断りのコンテンツの中には、例えばクリーチャーであったり、人形のような無機物であったり、言わば人外の相手との官能描写を描くものが存在するわけであり、それは一定の需要を以て受け入れられている訳であるが、画面の前の読者の皆様は人…

読書感想:星美くんのプロデュース vol.1 陰キャでも可愛くなれますか?

さて、アニメやラノベの世界には「性別:○○(個人名)」という言葉があるが、この○○に入る言葉を画面の前の読者の皆様は何と連想されるであろうか。私個人としてはファミ通文庫の金字塔を築いた某作品のキャラを当てはめたい次第であるが。というのはともか…

読書感想:未来から来た花嫁の姫城さんが、また愛の告白をしてとおねだりしてきます。

さて、未来から来る、というのはタイムリープであるが、未来から来る場合何らかの制約を持っている事が多い、というのはSFを嗜まれる読者様であればご存じであろう。そも、未来から過去に来て過去に干渉するという事は、未来を変えてしまう事に他ならぬ。…

読書感想:英雄夫婦の冷たい新婚生活1

さて、結婚しても離婚するという夫婦は一定数いる訳であり、その理由は価値観の相違、不倫問題等多岐にわたる訳であるが、そも価値観の相違というのは、結婚する前に何とかできないのか、と聞きたくなる読者様もおられるかもしれない。だがそれも仕方のない…

読書感想:悪いコのススメ

さて、「学問のすゝめ」と言えば福沢諭吉の著であるが今の時代においては歴史の授業で習う程度のものであり、実際に読んだ事のある読者様は中々おられないであろう。かの著作は内容的に言えば、人間の自由平等、独立の思想に基づいて従来の封建道徳を鋭く批…

読書感想:俺だけデイリーミッションがあるダンジョン生活

さて、フィンガースナップ、俗にいう指パッチンであるが、画面の前の読者の皆様は出来るであろうか。今放送中の仮面ライダーギーツの変身者の中の人は、変身ポーズに組み込まれているのにかかわらず出来ない為、SEに頼っているらしいが。というのはともか…

読書感想:貴族令嬢。俺にだけなつく

さて、誠実に生きる事、謙虚に生きる事というのは人生において大切な事である。決しておごらず、誰に対しても誠実に感謝を以て。それこそが周囲との関係を円滑に進めるかもしれぬカギである、というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。ではこの作品…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。MF文庫J及びオーバーラップ文庫、ダッシュエックス文庫編。

こんばんは。寒い外で仕事をしているからか、最近体力がどんどん削られている気がする真白優樹です。体力を保つためにも、きちんと寝て体力を回復しなければいけませんね。さて本日は明日発売の三レーベルから、このブログで紹介予定の作品についてお話した…

読書感想:名探偵は推理で殺す 依頼.1 大罪人バトルロイヤルに潜入せよ

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様にとって、バトルロイヤルと言えばどんな作品を上げられるであろうか。私としては今放送中の仮面ライダーギーツか、先駆者である仮面ライダー龍騎あたりを上げたい所であるが。ではバトルロイヤル、というものにお…

読書感想:変人のサラダボウル4

前巻感想はこちら↓ 読書感想:変人のサラダボウル3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この間岐阜にはとあるイベントでキムタクが来訪し、大いに目当ての観光客も集まり報道も多数された事で、その顛末をご存じの読者様も多いであろうが、もしかしたらこの作…