ガガガ文庫

読書感想:闇堕ち勇者の背信配信 ~追放され、隠しボス部屋に放り込まれた結果、ボスと探索者狩り配信を始める。しかし追放した奴らの様子がおかしい~

さて、背信、または背徳という言葉には背中という意味の単語が入っているのは一目瞭然であるが。信じる者に背を向ける、もしくは徳というものに背を向けるからこそそういった意味を持つ、と言う事かもしれない。 ではこの作品における背信とは何なのか。それ…

読書感想:純情ギャルと不器用マッチョの恋は焦れったい

さて、時に画面の前の読者の皆様は日常的に筋トレされているであろうか。筋肉はいいぞ、などとは言う予定はないが私は。筋肉キャラでもないので。しかし日々、筋力を補うためにある程度の運動をする事は大切であり、その方が健康にもいいのは確かである。筋…

読書感想:ソリッドステート・オーバーライド

さて、認識の上書きと言うのは、人間にとっても馴染みのある事であろう。こうであった、という常識をそれは違う、こちらが正しいと上書きして。その繰り返しで様々な知識を得ながら、人間は学び成長していく、と言えるのかもしれない。それはもしかすると、…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。

こんばんは。天津麺が美味い店を探している真白優樹です。さて本日は何やら名古屋ではもう発売されていたので、今月発売予定のガガガ文庫の新作の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:三月中旬から下旬にかけての個…

読書感想:変人のサラダボウル6

前巻感想はこちら↓ 読書感想:変人のサラダボウル5 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻においては泣きの要素も入れてきた今作品。リヴィアは命の全てを受け継ぎ、「剣持命」という人間になった訳であるが。そんな方向に突き進んでしまえば裏社会から逃げ…

読書雑記:三月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。決算月という事で職場が激務で、使い倒されて体力が減少気味な真白優樹です。さて本日は重い体を引きずってでも、今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊についてお話したいと思います。 読書雑記:三月初旬から…

読書感想:お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか?2 ~とぐろを巻く虹~

前巻感想はこちら↓ 読書感想:お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか? - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、大分時間が経って約一年振りに刊行される今作品であるが、前巻を読まれたけれどあらすじを忘れた、という方は上記の感想でも覗いてきていただくとして。前…

読書感想:ノベルライト 文系女子、ときどき絶叫女子。

さて、別に青春とは子供だけのものではなく、大人の青春が描かれるラノベも、数は少ないかもしれないが存在はしている。そんな遅れてきた青春はさておき、青春とはやはり高校生を題材として描かれる事の方が多いであろう。では青春とは何なのか。その答えは…

読書感想:白き帝国1 ガトランド炎上

さて、戦記ものと言えば、と画面の前の読者様は聞かれて何の作品を連想されるであろうか。ラノベにおいては中々、あまり見かけぬかもしれぬ戦記もの。実際、私も有名どころの戦記ものと聞かれて、数作品しか連想できない次第なのだが。その理由と言うのは何…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫、富士見ファンタジア文庫編。

こんばんは。二月もそろそろ後半、この土日はのんびりしていた真白優樹です。さて本日は名古屋においてすでに発売されているガガガ文庫、そして火曜日発売予定の富士見ファンタジア文庫の作品の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話ししたいと思い…

読書雑記:二月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。寝落ちすると一日頭痛に悩まされる、もう若くはないと思うようになった真白優樹です。さて本日は来週より発売予定のレーベルの中から、個人的に注目している作品についてお話していきたいと思います。 読書雑記:二月初旬から中旬にかけての個人…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫、富士見ファンタジア文庫、GCN文庫編。

こんばんは。一月も始まって早三週間くらい、最近寒くて体力が削れ気味な真白優樹です。さて本日は明日明後日発売される新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:一月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお…

読書感想:ミモザの告白4

前巻感想はこちら↓ 読書感想:ミモザの告白3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、痛みを越え青春は次の段階へ向かう訳であり、ならば向き合うべきは汐と咲馬、それぞれの思いであるのか。と言いたい所であるが、まず初めにやらねばいけない事があるらしい。そ…

読書感想:氷結令嬢さまをフォローしたら、メチャメチャ溺愛されてしまった件2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:氷結令嬢さまをフォローしたら、メチャメチャ溺愛されてしまった件 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で無事に恋人同士になることに成功した身分差カップル、グレイとアリシアであるが。そもそも恋人同士になれた、というだ…

読書感想:負けヒロインが多すぎる!6

前巻感想はこちら↓ 読書感想:負けヒロインが多すぎる!5 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この作品、何と来年にアニメ化が決まったらしい。何とめでたい事であろうか。私もこの作品は好きなので嬉しい限りである。しかしふと思うが、この作品アニメ化する…

読書感想:十五光年より遠くない

さて、一光年と言うのはそもそも光が一年に進む距離であり、人類が実現している最高速度に換算してみても、何百年とかかる距離であると言うのは画面の前の読者の皆様はご存じであろうか。そんな距離、一光年の十五倍、十五光年。そんな距離と比べてしまえば…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。

こんばんは。明日からの寒くなる気配に仕事を何とか休めないものか、と思うけれど結局休めない真白優樹です。さて本日は明日発売予定のガガガ文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:十二月中旬から下旬に…

読書雑記:十二月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。そろそろめっきり寒くなる気配、と言う事で仕事の辛い時期が来る予感がしている真白優樹です。この時期は喫茶店で熱々のコーヒー片手に読書したくなりますね。では本日は十二月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目して…

読書感想:スクール=パラベラム 最強の傭兵クハラは如何にして学園一の劣等生を謳歌するようになったか

さて、突然ではあるが。学校、例えば高校において爆発音が響いたりしたら事件か事故のどちらかを伺うべきであるし、銃撃音が響いたらまず事件である。仮に銃撃音が響いたら治安が悪い、なんてものじゃない。しかし、かつてラノベの時代にはそんな時代もあっ…

読書感想:少女事案 炎上して敏感になる京野月子と死の未来を猫として回避する雪見文香

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様にはトラウマ、というものは存在するであろうか。例えば何らかのアニメでショッキングなシーンを見た時、例えば日常生活で何か酷いものをみてしまった場合。そのような場合にトラウマ、というものは発症するやもし…

読書感想:死神と聖女 ~最強の魔術師は生贄の聖女の騎士となる~

さて、全寮制女学園という舞台を紐解いてみると、古来的にはどんな作品があげられるのだろうか。女学園、と言う舞台はまぁまぁな数があれど、全寮制、までいくと中々無いかもしれぬ。では画面の前の読者の皆様は、女学園と言う言葉を聞いてどんなイメージを…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。

こんばんは。最近寒い日が続いているので、段々お布団の魔力が強くなっている気がする真白優樹です。さて本日はガガガ文庫が早売りしていたので、今月発売のガガガ文庫の作品の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:十…

読書雑記:十一月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。十一月もそろそろ中盤、そろそろ忙しい季節がやってくる気がする真白優樹です。さて本日は、今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目の新刊についてお話したいなと思います。 富士見ファンタジア文庫編 ・これが魔法使…

読書感想:帝国第11前線基地魔導図書館、ただいま開館中

さて、本と言うのは当然読むものである。そうあって欲しいものであるが、例えばファンタジー世界には「魔導書」なるものが存在する、というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。そういった書は、言ってしまえば戦う為の本である。では本とは、読書と…

読書感想:淫魔追放3 ~変態ギフトを授かったせいで王都を追われるも、女の子と〝仲良く〟するだけで超絶レベルアップ~

前巻感想はこちら↓ 読書感想:淫魔追放2 ~変態ギフトを授かったせいで王都を追われるも、女の子と〝仲良く〟するだけで超絶レベルアップ~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、最近続刊の発売がなく、それどころか赤城大空先生の名前も見かけなかった気がす…

読書感想:【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう けど相手が若手最強の迷惑系配信者だったらしくアホ程バズって伝説になってますわ!?

さて、昨日くらいからtwitter、もといXでまぁまぁな嵐が起こっているので気が滅入っている、という方もおられるかもしれない。そんな時にはどうすればいいのか、そうだ、ラノベを読もう。特に元気になれる作品を。と、いう訳でこの作品をお勧めしよう。この…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。

こんばんは。最近、筋肉痛と関節痛に加齢を感じる気がする真白優樹です。さて気持ちだけでも若々しくありたいこの頃、今回は明日発売のガガガ文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:十月中旬から下旬にか…

読書雑記:十月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。十月も半ばになりましたが、最近何か燻るものを感じている真白優樹です。さて本日は今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目している作品についてお話していきたいと思います。 読書雑記:十月初旬から中旬にかけての個…

読書感想:恋人以上のことを、彼女じゃない君と。3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:恋人以上のことを、彼女じゃない君と。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、社会に出て擦り切れてから再会した元恋人同士、という糸と冬の関係はこの作品を読まれている読者様であればご存じであろう。元恋人同士、と言う事は元…

読書感想:悪ノ黙示録 ―裏社会の帝王、死して異世界をも支配する―

さて、古くはアル・カポネ等歴史の教科書に登場する事もあるギャングと呼ばれる存在。日本において言うなればヤクザ、であるのかと思うが違うかもしれない、というのはさておき。ギャング、もしくはマフィア。そのイメージとしてついて回るのは「裏社会」と…