2024-01-01から1年間の記事一覧

読書感想:エルフの渡辺

さて、現代ファンタジーと言うものは現代世界に、異世界の存在が潜んでいたりする訳であるが。こちらの世界で暮らしている以上、経済概念やら生活基準はこちらの世界基準になる訳で。異世界にはない概念に馴染む為に苦労するという様子を楽しむのが正解であ…

読書感想:神は遊戯に飢えている。9

前巻感想はこちら↓ 読書感想:神は遊戯に飢えている。8 - 読樹庵 さて、前巻でヘレネイアによりけしかけられたフレイアを退け、無事に九勝という頂にまで到達した、我らが主人公のフェイ達。だが十勝と言う頂に到達するにはあと一つ、勝たねばならない。そ…

読書雑記:発売日前新刊紹介のお話。電撃文庫、カドカワBOOKS編。

こんばんは。寒い朝は頭の中で布団の中から出たくないの歌がリピートされている真白優樹です。さて本日は今週の火曜日発売予定の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話ししたいと思います。 読書雑記:十二月初旬から中旬にかけての個人的要注…

読書感想:やがて黒幕へと至る最適解2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:やがて黒幕へと至る最適解1 - 読樹庵 さて、前巻で、主君であるアルテシアを救う為に過去へと回帰したこの作品の主人公、カルツである。まず一つ目の公爵家を傀儡にする事には成功したわけであるが、立ち止まっていられるかと…

読書感想:アメリカ帰りのウザかわ幼なじみが今日も俺を踊らせてくる2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:アメリカ帰りのウザかわ幼なじみが今日も俺を踊らせてくる1 - 読樹庵 さて、前巻で幼馴染である星蘭のために、あの日焦がれたあの星に手を伸ばす事を決意した流斗であるが。前巻で踏み出してようやくスタートラインか、と言わ…

読書感想:人類すべて俺の敵2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:人類すべて俺の敵 - 読樹庵 さて、神様により創られた「聖戦」と言う名の舞台、獲物、世界にとって敵となるのは「魂魄剥離」という現象で人類を間引いている魔王、レーヴェ。その従者であり今はその力を受け継いだ憂人、という…

読書感想:女装の麗人は、かく生きたり

さて、女装と言うのは男性が女性の服装を身にまとう事である。確か、性別問題も絡めて女装男子たちがカフェでバイトする、という漫画をどこかで読んだ覚えがあるのだがあの漫画のタイトルは何だったであろうか、思い出せない。それはともかくとして。女性の…

読書感想:極悪非道な性癖貴族が努力したら誠実ハーレムつくれました

さて、努力は人を裏切らないなどと言うけれど、努力と言うのは認められなければ社会で意味はなく、自分なりに努力しても、他人から見ればまだまだという事も多い。そう考えるとこの世界って割と残酷と言えるのかもしれない。まず人間、他人の頑張りを認める…

読書感想:シスターと触手2 邪眼の聖女と不適切な魔女

前巻感想はこちら↓ 読書感想:シスターと触手 邪眼の聖女と不適切な魔女 - 読樹庵 さてさて、正教会というくそったれな組織の価値観に支配された世界に穴をあけるべく活動する魔女たち、そこに合流したのは触手召喚スキルを持つシオン、という所までは前巻を…

読書感想:陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです10

前巻感想はこちら↓ 読書感想:陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです9 - 読樹庵 さて、気が付けばこの作品、もう十巻である。最近のラブコメで十巻まで物語が続く、というのもよく考えればとんでもない事であると…

読書感想:白いドレスと紅い月がとけあう夜に

さて、時に画面の前の皆様は白いドレスと聞いて何を連想されるであろうか。やはり大多数の皆様は、ウェディングドレス、と答えられるのかもしれない。実際、白だけなら連想される方向性は多岐にわたるのかもしれないがドレス、という指定が付くとウェディン…

読書感想:僕はライトノベルの主人公

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様はもし、ライトノベルの主人公になれるとしたら、どんなラノベの主人公になりたいであろうか。例えばファンタジーの世界で魔法を使ってみたい、という方もおられるかもしれないし、ラブコメの世界で可愛いヒロイン…

読書感想:路地裏で拾った女の子がバッドエンド後の乙女ゲームのヒロインだった件

さて、時に路地裏と言うのは街に存在している訳であるが、路地裏というのは表とは全く違う景色を持っていたりする訳であり、隠れた名店的なお店も存在している訳で。そんな場所に憧れを抱かれたり、心惹かれたりするという読者様もおられるだろう。しかし路…

読書感想:楽園守護者の最強転生1 出来損ないの神話のゴーレム、現世では絶対防御の最強従者になる

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様はゴーレムと言う存在をご存じであろうか。ドラクエのゴーレムであればどこか愛嬌があるかもしれないが、ぬ~べ~に出てきたゴーレムは割と生理的嫌悪感を煽るデザイン、と言えたかもしれない。画面の前の読者の皆…

読書雑記:発売日前新刊紹介のお話。角川スニーカー文庫、HJ文庫編。

こんばんは。そろそろ十二月、仕事の多忙とボーナスの気配が、真白優樹です。さて本日は明日発売予定の角川スニーカー文庫、HJ文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:十二月初旬から中旬にかけての個人的…

読書感想:カルネアデス 3.空白の聖女と林檎の片割れ

前巻感想はこちら↓ 読書感想:カルネアデス 2.孤高の吸血姫と孤独な迷い猫 - 読樹庵 さて、この作品の全巻までを読まれている読者様であれば、この匣庭が置かれている状況と、今から踏み込もうとしている混沌をご存じであろう。女王はもう死んでいる、それ…

読書雑記:十二月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。もうそろそろ十二月、何となく体力の減少が早くなってきた気がする作者です。さて本日は、十二月初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な作品について話していきたいと思います。 読書雑記:十一月中旬から下旬にかけての…

読書感想:異世界ラクラク無人島ライフ ~クラス転移でクラフト能力を選んだ俺だけが、美少女たちとスローライフを送れるっぽい~

さて、最近は放映されなくなってしまったが、かつて放送されていた番組、よゐこの無人島生活、という企画を皆様はご存じだろうか? 正直、今思うとかの企画、レギュラー二人のスペックが何気にとんでもない事になっていたからこそ成り立っていた企画な気もす…

読書感想:このライトノベルがすごい!2025

前回記事はこちら↓ 読書感想:このライトノベルがすごい!2024 - 読樹庵 さて今年もいよいよあと約一ヶ月、今年の大ニュースとは何だったか振り返ってみると、トランプ大統領再選か、大谷選手の大躍進、くらいしか思いつかない気がする。と言う訳で今年もや…

読書感想:堕天使陛下の仰せのままに え?俺が黙示録戦争を終わらせるんですか?

さて、天使と言うのは一般的にイメージされる天使と言うのは白い翼に白系の服、という印象が強いかもしれないがその逆、黒い翼であると堕ちた天使、堕天使と言われる事も多い。天使周りの神話というのは結構複雑であるのでここでは語らないので画面の前の読…

読書感想:魔女と傭兵5

前巻感想はこちら↓ 読書感想:魔女と傭兵4 - 読樹庵 さて、ジグもシアーシャも特に宗教的な信仰はない、というのは今巻までで何となく語られてはいるのだが。こちらの大陸、この街にも宗教と言うのは存在する訳で。今までは関わってこなかった、そんな存在…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。MF文庫J、ダッシュエックス文庫、オーバーラップ文庫編。

こんばんは。最近急に寒くなってきましたね、真白優樹です。さて本日は明日発売予定の三レーベルの新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:十一月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部…

読書感想:純情ギャルと不器用マッチョの恋は焦れったい2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:純情ギャルと不器用マッチョの恋は焦れったい - 読樹庵 さて、前巻で純情ギャルな藍那と不器用マッチョな孝志の、まるで小学生か、と言わんばかりのラブコメを繰り広げている二人であるが。さてこの二人を繋ぐならば何がいいの…

読書感想:フルメタル・パニック! Family2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:フルメタル・パニック! Family - 読樹庵 さて、あの日世界に広がろうとしていた戦火を食い止めるために奔走した宗介とかなめも、今や夫婦、そして両親と言う日常を描いたというのは前巻を読まれていればご存じであろう。彼らが…

読書感想:絶世の美少女騎士は俺のガチ恋オタクでした

さて、画面の前の読者の皆様の中にもホロカこと、ホロライブカードゲームをご存じという方もおられるかもしれない。先に申しておくとこの作品は別にTCG関連のお話、というわけではない。大事なのはその性質の部分。周辺グッズがまぁまぁ割高だったり特殊…

読書感想: 俺ん家が女子の溜まり場になっている件

さて、一人暮らしに最適な部屋の大きさと言うのは果たしてどれくらいのものであろう。文字通りのワンルームで事足りるという読者様もおられるかもしれないし、1LDKくらいは欲しいと言う読者様もおられるかもしれない。そんな一人暮らし、というのには大変…

読書感想:お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか? ~沈む混沌と目覚める新月~

前巻感想はこちら↓ 読書感想:お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか?2 ~とぐろを巻く虹~ - 読樹庵 問う、災厄とは何か? 今こそ問おう、あの日何が起きたのか? 葉介が追い求め続けてきて、掴みつつある荒唐無稽と予想される真実とは何か? 最終巻となる今…

読書雑記:発売日前新刊紹介のお話。富士見ファンタジア文庫、GCN文庫編。

こんばんは。この間youtubeの登録チャンネルの欄で突然アイコンが真っ暗なチャンネルが、突然のチャンネル閉鎖をお知らせしていて一体どのチャンネルだと思ったら最近お気に入りのチャンネルで暫く凹みました、真白優樹です。さて本日は明日発売予定のファン…

読書感想:極悪令嬢の勘違い救国記2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:極悪令嬢の勘違い救国記 - 読樹庵 さて、前巻を読まれている読者様であればご存じであろう。我らが極悪令嬢、レイテの聖女っぷりが。自身は悪女と嘯きながら、その行いはどこまでも聖女。故に誰もが魅せられ、その背に従わんと…

読書感想:願ってもない追放後からのスローライフ?2 ~引退したはずが成り行きで清楚系美少女の師匠になったらまためちゃくちゃ懐かれた~

前巻感想はこちら↓ 読書感想:願ってもない追放後からのスローライフ? ~引退したはずが成り行きで美少女ギャルの師匠になったらなぜかめちゃくちゃ懐かれた~ - 読樹庵 さて、前巻を読まれた読者様であればお分かりであると思われるが、この作品のテーマ、…