読書雑記：一月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。積読の数を数えていたら、どう考えても今年中に読み切れない事が判明しました真白優樹です。仕方ないので、冬休み中に読み切れるように頑張りたいと思います。さて本日は、十二月の終わりごろから一月の中ごろにかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目している作品についてお話したいと思います。尚、ＨＪ文庫の新刊については、レビュアープログラムで手に入れ既に読んでいるため、除外とさせていただきます。

読書雑記：十二月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

前回記事は上記となります。

角川スニーカー文庫編

・Bullets

・著：坂上秋成先生　原作・監修：秋元康先生　絵：ダイスケリチャード先生

それではまず最初の作品はこちら。こちらは音楽と小説のメディアミックスプロジェクトの、小説の部分を担う作品となります。新進気鋭のクリエイターの方々が参画されているこのプロジェクト。果たして、何気ない始まりと銃から始まるのはどんな冒険なのか。楽しみにしていきたいと思います。

・もしも明日、この世界が終わるとしたら

・著：漆原雪人先生　絵：ゆさの先生　世界観イラスト：わいっしゅ先生

二作品目はこちら。こちらは「太陽のチャンネル」や、「異セカイ迷子の半透明とやさしい死神」といった作品を手掛けられていた漆原雪人先生の新作となります。かの先生と言えば、繊細で何処か切ない作風が見所でありますが、この作品もまた滅びかけた世界で少女と過ごすボーイミーツガールとの事。あの枯野瑛先生も絶賛されたこの作品はどんな面白さがあるのか。期待していきたいですね。

講談社ラノベ文庫編

・ダンジョン城下町運営記

・著：ミミ先生　絵：nueco先生

続きましては講談社ラノベ文庫からの紹介です。まずはこちらは第5回講談社ラノベ文庫で優秀賞を受賞された作品です。ダンジョンを町とし運営する、というのはモンスター文庫の某ダンジョンものにも通ずるものがある気がしますが、この作品は街を掘り出す処から始まると言うもの。再生のお話らしいですが、どうダンジョンを絡めていくのか。期待したいと思います。

・十二月、君は青いパズルだった

・著：神鍵裕貴先生　絵：サコ先生

二作品目はこちら。こちらは佳作を受賞された作品です。大嫌いと告白される、ラブコメを全否定するような始まりから繰り出されるのは記憶を巡るラブコメらしい今作品。記憶が関わると作品は切なく、重くなることが多いですがこの作品はどんな方向へ進んでいくのか。楽しみにしていきたいと思います。

電撃文庫編

・少年、私の弟子になってよ。　～最弱無能な俺、聖剣学園で最強を目指す～

・著：七菜なな先生　絵：さいね先生

どんどんいきましょう、電撃文庫編。まずはこちらの作品です。こちらはこのブログでも紹介している「男女の友情は成立する？　（いや、しないっ！！）」シリーズを手掛けられている七菜なな先生の新作です。最近、何やら電撃文庫は屋台骨を支える大家な作家様方が新シリーズを並行して出すパターンが増えている気がしますが、この作品は学園ソードファンタジーとの事。果たして、そもそもスタートラインにも立てていない状況から最強になれるのか。楽しみにしていきたいと思います。

・不可逆怪異をあなたと　床辻奇譚

・著：古宮九時先生　絵：二色こぺ先生

二作品目はこちら。こちらはアニメ化も発表された「Unnamed Memory」シリーズを手掛けられている古宮九時先生の新作です。怪異蔓延る地方都市を舞台とし、妹の身体を取り戻すために怪異と闘争を繰り広げるらしいこの作品。怪異と言うと凄惨、という言葉が思い浮かぶ気がしますがこの作品はどこまで凄惨に進んでいくのか。注目していきたいですね。

ＧＡ文庫編

・陽キャになった俺の青春至上主義

・著：持崎湯葉先生　絵：にゅむ先生

では最後はＧＡ文庫からの紹介です。こちらは第14回ＧＡ文庫大賞で金賞を受賞した作品です。・・・著者である持崎湯葉先生に関しては、説明の必要もないでしょう。様々なレーベルで作品を手掛けられているので。（閑話休題）　この作品は高校デビューした主人公が何故か陰キャとしかフラグが立たないらしい、新青春のバイブルであり三河ごーすと先生も絶賛された、次世代エンタメとの事。今度はどんな笑いを見せてくれるのか。期待していきたいと思います。