2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

読書感想:陽キャになった俺の青春至上主義2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:陽キャになった俺の青春至上主義 - 読樹庵 (hatenablog.com) 青春の前には陰も陽も関係ない。そう言わんばかりに前巻で己の主張を突き付けた、橋汰であるが。陰陽混じる彼の友だちグループにおいて、陰は陽に憧れ変わろうとして…

読書感想:楽園ノイズ6

前巻感想はこちら↓ 読書感想:楽園ノイズ5 - 読樹庵 (hatenablog.com) 己すら火にくべて、何処までも自分勝手に身勝手に。前巻で立ち上がる事で垣間見えた真琴という人間の怪物性。その圧倒的なまでの音楽性は、いつか彼を孤独にしてしまうのだろうか。もし…

読書感想:終末世界のプレアデス 星屑少女と星斬少年

さて、ボーイミーツガール、というのはいつの時代も何かの物語が始まる切っ掛けとなるものである。その出会いもそれこそ星の数ほどパターンがある。古来よりのパターンであると曲がり角でぶつかったりもするし、空から女の子が降ってきたりもする。そんな前…

読書感想:魔導人形に二度目の眠りを

さて、例えば核の力は使われた後で抑止力として、新たな動力源として存在している訳であるが。戦争の続く時代に生み出された技術、というのは世の中が平和になったのならば不要となる事もある。そんな時、人はどうするのか。取り得る方策の一つとして、封印…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。GA文庫編。

こんばんは。色々ありまして明日はお通夜に参加しなければならない真白優樹です。という訳で明日購入できるかは怪しいですが、明日発売予定のGA文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・ハズレ属性【音属性】で追放…

読書感想:命短し恋せよ男女

さて、難病系ヒロインと聞いて画面の前の読者の皆様は誰を連想されるだろうか。某実写化もされた有名な電撃文庫のラノベのヒロインを連想された読者様もおられるかもしれない。若しくは先日MF文庫Jより刊行された某有名絵師様がイラストを手掛けるラノベ…

読書感想:悪役令嬢の矜持(1)~私の破滅を対価に、最愛の人に祝福を。~

さて、矜持、というものは誰にだってあるだろう。矜持だけではご飯は食べられないし、お金にだってならないかもしれない。しかし、それは生きる上では大切なものなのである。誰しもの心の中に、あって然るべきの心柱、と言えるのかもしれない。ではこの作品…

読書感想:ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました 8

前巻感想はこちら↓ 読書感想:ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました7 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でアステアの徒を壊滅させたジードであるが。過去からの来訪者が告げた、女神アステアの実在。今ま…

読書感想:絶対魔剣の双戦舞曲3 ~暗殺貴族が奴隷令嬢を育成したら、魔術殺しの究極魔剣士に育ってしまったんだが~

前巻感想はこちら↓ 読書感想:絶対魔剣の双戦舞曲2 ~暗殺貴族が奴隷令嬢を育成したら、魔術殺しの究極魔剣士に育ってしまったんだが~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻までを読まれた読者様であればこの作品における敵役である国、スカラザルンが起…

読書感想:かつて人だった貴方へ 2.次に出会う世界でも

前巻感想はこちら↓ 読書感想:かつて人だった貴方へ 1.最果ての魔女と葬送士 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で全ての魔物がこのダンジョン内で死した人間、という負の無限ループがあるという事が明かされたこの作品であるが、先に言ってしまうと今…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。電撃文庫編。

こんばんは。いよいよGWも終わりという事で憂鬱な気分の真白優樹です。さて本日は今週水曜日発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話…

読書感想:地下鉄で美少女を守った俺、名乗らず去ったら全国で英雄扱いされました。2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:地下鉄で美少女を守った俺、名乗らず去ったら全国で英雄扱いされました。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でこの作品の主人公である涼は目立ちたくないから、という理由で言い出す事を拒み、正体を知らぬけれど彼に惹かれ…

読書感想:全力回避フラグちゃん!4

前巻感想はこちら↓ 読書感想:全力回避フラグちゃん!3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、一応いいところはあるけれど大概の部分は下種であるモブ男とそんな彼に恋をしながらも、死神として少しずつ成長を続ける我らがフラグちゃん、であるが。前巻で暗躍を…

読書感想:義妹生活8

前巻感想はこちら↓ 読書感想:義妹生活7 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で恋人同士としてのステップアップとなる受け入れてくれるコミュニティを作る、という方向性を知った悠太と沙季の二人であるが、画面の前の読者の皆様はお察しであろう。この作…

読書感想:メンヘラが愛妻エプロンに着替えたら2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:メンヘラが愛妻エプロンに着替えたら - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で晋助と静音は改めて「通い妻契約」を交わし共存と言う道へ向けて一歩踏み出したわけであるが、画面の前の読者の皆様、この先は甘いラブコメになって…

読書雑記:四月読了作品の中から、お勧め作品ピックアップのお話。

こんばんは。ゴールデンウィークのお休みもあと二日、嘘でしょ? 真白優樹です。さて本日は先月読了作品の中から胸を張ってお勧めしたい作品をいくつかピックアップしていきたいと思います。 読書感想:隣の席のヤンキー清水さんが髪を黒く染めてきた - 読樹…

読書感想:ステラ・ステップ2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:ステラ・ステップ - 読樹庵 (hatenablog.com) ・・・・・・嗚呼、何とまぁ世界が残酷な事であろうか。こんなにも世界は、苦しみと救いの無さに満ちているのか。前巻、相棒であり大切な者であるハナに纏わる衝撃的な事実を知った…

読書感想:推しに熱愛疑惑出たから会社休んだ2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:推しに熱愛疑惑出たから会社休んだ - 読樹庵 (hatenablog.com) 擦り切れた心を重ね合わせるかのように、お互いの心をお互いで埋め合うように。前巻でアイドルとファンという線引きを超え恋人同士となった吾郎と愛未であるが、し…

読書感想:魔王と魔女の英雄神話

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。皆様はもしも何か一つだけ願いが叶うとしたら、何を望まれるであろうか。莫大な富か、はたまた圧倒的な力か。その答えは様々であろう。私はもし叶えてくれるのならば、向こう十年分くらいの幸運が欲しい。出来れ…

読書感想:破壊神様の再征服 ~世界征服をしたら救世主として崇められるんだけど~

さて、もっとも力を持たせてはいけないタイプの人間とは、どんな類の人間であろうか。無知で無邪気なタイプにこそ、力は持たせてはいけないのかもしれない。大人よりも寧ろ子供に、世界を滅ぼせるような力を預けてはいけない筈、かもしれない。さてそういっ…

読書感想:凶乱令嬢ニア・リストン 2 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録

前巻感想はこちら↓ 読書感想:凶乱令嬢ニア・リストン1 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で転生し「気」の力によって病魔を追い出して見せた我らが凶乱令嬢、ニアであるが。彼女自身は戦いを望む戦闘…

読書感想:異世界で生き抜くためのブラッドスキル

さて、サバイバルと言うのは様々な環境で成立するものである。例えば熱砂の砂漠でも成立するし、極寒の北極圏でも成立する。何なら孤島でも成立する。けれどそんな環境にいきなり放り込まれたとして、果たして生き延びれる人間と言うのはどれだけいるのだろ…

読書感想:荷物持ちの脳筋無双

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。皆様は自分が携帯できる荷物の最大荷重はどれほどであろうか。私はMAX20キロくらいなら何とかできるが、これは多分例外なので参考にはならない。では皆様はどれくらいの荷重であれば、持ち運ぶことは出来るで…

読書感想:見習い聖女の先導者

さて、先導者というのは文字通り誰かの道の先まで導く者である。その導き方、というのは多岐に渡ると言えよう。例えば教え、時に叱りながらも導いたり。例えば教えながらも、こっそりとその道を阻む障害を排除したり。様々な方法があるのである。

読書感想:死亡遊戯で飯を食う。3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:死亡遊戯で飯を食う。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) 運営の思惑は見えず、その正体も見えず。しかし今日も幽鬼は死亡遊戯で飯を食う。今巻もそれは変わらない訳であるが、前巻で「三十の壁」を超えた事で、不運続きを乗り越えた…

読書感想:箱入りお嬢様と庶民な俺のやりたい100のこと その1.恋人になりたい

さて、身分違いの恋、というのは古典まで遡れば歴史の教科書で習うような作品が出てくるのかもしれないが、ラノベ読みとして思い浮かぶ作品をあげるのなら、「乃木坂春香の秘密」シリーズ辺りをあげられる読者様はどれだけおられるのだろうか。身分違いの恋…

読書感想:決して色褪せることのない夏の日々にボクは諦めきれない恋をした

さて、突然ではあるが人は死んだら何処へ行くのだろうか。幽霊となって大切な人を見守っている、という事は本当にあり得るのだろうか。という話はともかく。幽霊とラブコメする話もラブコメ界には時折存在、はしている。しかし基本的に人は死んだらそれまで…