2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

読書感想:サマータイム・アイスバーグ

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。皆様は「氷山」と聞いて何を連想されるであろうか。ペンギンを連想された読者様、もしくはどこぞのコードギアスの海を進む氷山を連想された読者様、等々回答は様々であろう。しかし日本において自然の氷山、なん…

読書感想:わたしはあなたの涙になりたい

さて、今作品の前知識として今作品の中には「塩化病」と呼ばれる全身が塩に変わり最後には崩れると言う奇病がある。これを聞いて「月の掟」という単語を思い浮かべられた読者様は多分古のオタクである。というのはともかく、もし避けられぬ死を突き付けられ…

読書感想:三角の距離は限りないゼロ5

前巻感想はこちら↓ 読書感想:三角の距離は限りないゼロ4 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で春珂と秋玻から取引を持ち掛けられた事により、四季との関係は一度リセットされ、今度は四季が支えられる側に回った訳であるが、前巻の最後、私はこの作品の…

読書感想:三角の距離は限りないゼロ4

前巻感想はこちら↓ 読書感想:三角の距離は限りないゼロ3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、先に後書きネタから語ってしまうが、作者様曰く前巻までが前半戦、次巻からが後半戦であり今巻は繋ぎの巻であるらしい。だからこそ先に言ってしまうと、今巻は今ま…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。富士見ファンタジア文庫編。

こんばんは。明日はいよいよ新刊発売日、仕事を休みたいけど休めない真白優樹です。さて本日は明日発売日の富士見ファンタジア文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要…

読書感想:三角の距離は限りないゼロ3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:三角の距離は限りないゼロ2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で遅ればせながら春珂もまた四季へと告白し、秋玻と四季と春珂、三人のトライアングルが始まったばかりであるが、画面の前の読者の皆様は果たしてここから春珂…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。及びGCN文庫編。

こんばんは。祝日だって容赦なくお仕事がある真白優樹です。さて本日は明後日発売予定のガガガ文庫とGCN文庫の作品の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。…

読書感想:三角の距離は限りないゼロ2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:三角の距離は限りないゼロ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想から間を置かず今巻の感想を書いているのであまり振り返りも必要もない気がするが、前巻で主人公である四季とヒロインの片割れである秋玻の関係が一歩、前…

読書感想:三角の距離は限りないゼロ

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様に一つ問うてみよう。画面の前の読者の皆様は「自分」というものは一体どういう存在であると思われているであろうか。自分とは果たして一体何なのであろうか。自分と言う個の存在から見た己が自分なのか。それとも…

読書感想:ブービージョッキー!!2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:ブービージョッキー!! - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻が刊行されてから今巻のこの感想を書くまでに競馬界ではレジェンドである武豊騎手がドウデュースと共に六度目のダービーの栄冠を勝ち取ったり、ikzeこと池添騎手とメ…

読書感想:リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、言うまでもない事であるが物事には始まりがあれば終わりがある。というのは今更語るまでもないだろう。その事実を示すかのよう…

読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。戻り梅雨という言葉に何故梅雨の季節に来なかったのかとぼやきたくなる真白優樹です。さて本日は、今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的要注目な作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個…

読書感想:双翼無双の飛竜騎士

空を駆けた キミが笑った それだけ だから高く 遠くへ飛べる。 これはとある有名ゲームの主題歌の一節である。何故こんな前書きになっているのかと言うと、かのゲームにおいては主人公とヒロインが一種、相棒関係(主観)になっているからこそただ恋人同士で…

読書感想:みんなのアイドルが俺にガチ恋するわけがない2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:みんなのアイドルが俺にガチ恋するわけがない - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様は夜に虹がかかる島、夜虹島ともう一人の自分ともいえる「レプリカ」という現象についてはもう事前知識はおありであろう。前…

読書感想:あおとさくら

さて、画面の前の読者の皆様にまずは一つお伺いしてみよう。皆様は「青春」と聞いて何を思い浮かべられるであろうか。「青春」とはどういう事をすれば最適解となるのか。そう聞かれたのならば皆様はどう答えられるであろうか。部活に熱中してもいいし、恋に…

読書感想:運命の人は、嫁の妹でした。

さて、「前世」という単語を聞いて画面の前の読者の皆様は何を思われるであろうか。恐らく画面の前の読者の皆様の中には、この単語を聞いてファンタジー系の内容を思い浮かべられる方も多いであろう。前世という単語が無理なく出てくるのは恐らくそう言う系…

読書感想:娘のままじゃ、お嫁さんになれない!2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:娘のままじゃ、お嫁さんになれない! - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、「冒険」とは大人になるにつれて行わなくなってくるものである、というのは前巻の感想で私が語った事である。では大人になるにつれて失われるものが他にも…

読書感想:シャインポスト (3) ねえ知ってた?私を絶対アイドルにするための、ごく普通で当たり前な、とびっきりの魔法

前巻感想はこちら↓ 読書感想:シャインポスト (2) ねえ知ってた?私を絶対アイドルにするための、ごく普通で当たり前な、とびっきりの魔法 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、私がこの巻の感想を書いている頃にはアニメ版の方もそろそろ放映される頃であろう…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。GA文庫編。

こんばんは。戻り梅雨の気配に面倒くささを感じている真白優樹です。さて本日は、今週木曜日発売予定のGA文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。…

読書感想:春夏秋冬代行者 夏の舞 下

上巻感想はこちら↓ 読書感想:春夏秋冬代行者 夏の舞 上 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、命が芽吹く中に恋も芽生え、燃え上がる夏という季節。前巻、双子の代行者となってしまった葉桜姉妹もまた己の恋に揺れ、彼女達の首を挿げ替えんとする汚い大人達によ…

読書感想:嘘と詐欺と異能学園3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:嘘と詐欺と異能学園2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、今までジンとニーナは所謂格下、自分とは同格以上都の敵とは騙し合いを繰り広げていない訳であるが、いつから錯覚していたのだろうか。ジンよりも権謀術数に長け更には…

読書感想:春夏秋冬代行者 夏の舞 上

前巻感想はこちら↓ 読書感想:春夏秋冬代行者 春の舞 上&春夏秋冬代行者 春の舞 下 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、現人神であっても普通の人間、あくまでも代行者。少しだけ特別な力を持つだけの普通の人間であるし、恋だってする。というのは前巻を読ま…

読書感想:ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います5

前巻感想はこちら↓ 読書感想:ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います4 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻までを読まれている読者様であれば、「魔神」という存在については様々な事をご存じであろう。アリナのすぐ近くに…

読書感想:恋は双子で割り切れない4

前巻感想はこちら↓ 読書感想:恋は双子で割り切れない3 - 読樹庵 (hatenablog.com) 覚えていますか、目と目があった時。手と手が触れあった時。純と琉実、そして那織にとっては何度も何度も数え切れぬ程に積み重ねたほどに経験したもの。その度に恋をする、…

読書感想:アマルガム・ハウンド 捜査局刑事部特捜班

さて、「兵器」とは如何なる性能を持っていれば最強なのであろうか。安全性だろうか、信頼性だろうか、それとも破壊力だろうか。その答えは軍事評論家な方にお任せするとして、もし「人間」にそっくりな兵器があったとしたら。自分の意思を持ち、主人の命令…

読書感想:はぐれもの最強空間魔法使いは嫁と静かにスローライフしたい

さて、「空間移動」と聞いて「白銀」という単語を連想された読者様は恐らく、オタクの中でも古の部類である。しかし空間移動、つまりは空間魔法に類するものをもし使えたのならば、皆様はどうされるであろうか。一体どんな事に使われるであろうか。

読書感想:ミミクリー・ガールズ

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。皆様は「擬態」という言葉をご存じであろうか。昆虫の中には様々なものに擬態する種類もあるが、人間の中にも狂人の内面を善人の皮を被って、善人に擬態している者だっているかもしれぬ。私、「真白優樹」とて「…

読書感想:英雄と魔女の転生ラブコメ2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:英雄と魔女の転生ラブコメ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この作品の主人公とヒロインであり、前世では宿敵であった護道と麻衣は前巻でようやく友達同士として一歩を踏み出した。しかし一度変化したものは、果たして本当にす…

読書感想:転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます5

前巻感想はこちら↓ 読書感想:転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます4 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて前巻で自らの分身とも言えるホムンクルスの少年、イドへの鬼畜な所業が判明したロイド君であるが、画面の前の読者の皆様はこう思われで…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。電撃文庫編。

こんばんは。暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。私は何とか日々生きております。あと七夕の願い事は特に毎年変わりません、真白優樹です。さて本日は今週金曜日発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話し…