読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。戻り梅雨という言葉に何故梅雨の季節に来なかったのかとぼやきたくなる真白優樹です。さて本日は、今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的要注目な作品についてお話したいと思います。

 

読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

前回記事は上記となります。

 

ガガガ文庫

 

 

サマータイムアイスバーグ

 

・著:新馬場新先生 絵:あすぱら先生

 

ではまずはガガガ文庫の作品からの紹介です。まずはこちら。こちらは第16回小学館ライトノベル大賞で優秀賞を受賞された作品です。突如として氷山が現れた三浦半島を舞台に、心に傷を抱えた子供達が謎の少女との出会いをきっかけに、氷山を目指すことになるらしいこの作品。ガガガ文庫といえば夏と青春、とも言えますがそんなテーマで優秀賞を受賞されたこの作品は果たしてどんな面白さを持っているのか。青春好きとして期待していきたいと思います。

 

 

・わたしはあなたの涙になりたい

 

・著:四季大雅先生 絵:柳すえ先生

 

二作品目はこちら。こちらは栄えある大賞を受賞した作品となります。まるで一般文芸のような表紙から繰り出されるのは、涙で始まり涙で終わる、少女と少年の別れと再会の物語との事。磯光雄氏が審査なんてとんでもないと言わしめた物語とはどんなお話なのか。切なさを感じさせてくるあらすじから繰り出されるのはどんなお話なのか。期待していきたいと思います。

 

富士見ファンタジア文庫

 

 

・ギルド最強VSクールな受付嬢 あなたを攻略できるクエストはありますか?

 

・著:木の芽先生 絵:そらしま先生

 

続きましては富士見ファンタジア文庫からの紹介です。まずはこちらは、カクヨムで投稿されている作品の書籍化作品となります。クールで冷淡な受付嬢と、真っ直ぐ一途な少年のラブコメである今作品。果たしてこの作品ではどんなぐいぐい来る主人公が見られるのでしょうか。期待していきたいですね。

 

 

・私、救世主なんだ。まぁ、一年後には死んでるんだけどね

 

・著:なめこ印先生 絵:珀石碧先生

 

二作品目はこちら。こちらは「いづれ神話の放課後戦争」や「俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?」シリーズ等で有名であろうなめこ印先生の新作となります。「最強の、能力者」 「最高の、ボーイミーツガール」そして「衝撃の、展開」という文句が並ぶ今作品。切なげなラブコメが予感される中、一年の間にどんな物語が展開されるのか。期待していきたいと思います。

 

MF文庫J

 

 

・ネームレス・レコード Hey ウル 世界の救い方を教えて

 

・著:涼暮皐先生 絵:GreeN先生

 

続きましてはMF文庫Jからの紹介です。こちらは「ワキヤくんの主役理論」シリーズや「おさいも」こと、「今はまだ「幼馴染の妹」ですけど。」シリーズで有名な涼暮皐先生の新作となります。今までとは違いSFめいた世界観の中、どんな物語が展開されるのか。先生の十八番と言えば意外と容赦のない世界観であると思いますが、どんな物語となるのか。期待していきたいと思います。

 

 

・見た目に反して(僕だけに)甘えたがりの幼なじみを、僕は毎日論破しなければならない。

 

・著:森林梢先生 絵:Rosuuri先生

 

二作品目はこちら。こちらは「殺したガールと他殺志願者」シリーズを敢行されていた森林梢先生の新作となります。感情なんて無駄、恋愛なんて無駄と唱える論理至上主義者の主人公と幼馴染のラブコメである今作品。論破するラブコメとはどんなものなのか。会話劇の予感を感じるだけに楽しみです。

 

オーバーラップ文庫

 

 

・第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記Ⅰ

 

・著:甘木智彬先生 絵:輝竜司先生

 

それでは最後、オーバーラップ文庫よりはこちらの作品の紹介です。こちらは小説投稿サイトで人気の作品の書籍化作品となります。魔王に敗れ魔王の子供として転生した勇者が非道を為しながらも魔王国を亡ぼす為に立ち向かうこの作品。表紙からしてダークさと血塗れさが垣間見えますが、どこまで容赦ない物語が見られるのか。ダークな面白さを期待していきたいと思います。

 

以上、期待の七作品でした。では発売日を待ちましょう。