2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

読書感想:放課後の図書室でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方は図書室と言う舞台に何か思い入れはあられるであろうか。本の匂いと本の色に囲まれたその舞台は、何かが始まる舞台であると思われないであろうか。 とある高校、その図書室を管理する図書委員を、仲間である…

読書感想:氷の令嬢の溶かし方(1)

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。溶けてはいけない氷は北極の氷である。溶けると悲惨な事になるアイスである。では、溶けても良い氷は何か? それは誰かの氷りついた心、只一つである。 他者を寄せ付けず、常に誰とも距離を取り、群れを作らず。…

読書感想:ジゴサタ~地獄の沙汰もお前しだい (2)

前巻感想はこちら↓ https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/01/30/235555 さて、自殺とは罪か否か。画面の前の読者の皆様はどう思われるであろうか。自らの命を絶つのは犯罪か否か。一先ず言える事は一つ。この作品の裁きのシステムにおいて、自殺は…

読書感想:司書とハサミと短い鉛筆

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方は昔、飛び出す絵本なる本を読んだ事はあられるであろうか。本を開けば飛び出す立体的な仕掛けに、心躍った事はあるであろうか。 ペン回しをする事で時間の体感速度を上げる〈走馬灯〉の力を持つも、それ以外…

読書雑記:そろそろ十月になるので、今月末から来月初めにかけて発売される新刊の中から個人的期待の新作及び続刊についてのお話。

こんにちは。真白優樹です。本日は、そろそろ九月が終わり十月が始まるという事でちょっと早めかもしれませんが、今月末から来月初めにかけて発売される新刊の中から個人的に楽しみな新作及び続刊についてお話したいと思います。 天才美少女な幼馴染のくせに…

読書感想:やがて僕は大軍師と呼ばれるらしい3

前巻感想はこちら↓ https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/02/26/225424 さて、画面の前の読者の皆様に一つ問いかけをする事をお許し願いたい。戦争において、もっとも重要であるのは一体何であろうか。武装か。規模か。早さか。無論、読者の皆様一…

読書感想:死呪の大陸

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方はファンタジーはお好きであろうか。匂い立つようなゴリゴリでガチな異世界はお好きであろうか。 ではこの作品の感想を語る前に、まず初めにこの作品のあらすじを見ていきたいと思うのでお付き合いいただきた…

読書感想:聖剣学院の魔剣使い5

前巻感想はこちら↓ https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/09/24/231326 さて、死して復活した竜王、ヴェイラ。彼女は一体何を為していくのか。そう問いかけたい読者様に一言お伝えすると、今回はエルフィーネ先輩回と言っても過言ではないという事…

読書感想:勇者の棺桶、誰が運ぶの? ポンコツ娘は救われ待ち

問:救助と言えば?(複数回答可) 答:ポケモン不思議のダンジョン(DS版でやり込んだ真白優樹である) 救援能力(ガウリールの使い手だった為) さて救援能力とは何ぞやというツッコミに関しては各自調べていただくとして、救助隊というのは大切な存在で…

読書感想:終焉ノ花嫁2

前巻感想はこちら↓ https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/07/20/182506 生き延びた事を祝う祝祭、それはとても大切なもの。だがしかし忘れてはいけない。この作品の作者である綾里先生の描かれる祝祭が、只の祝祭で終わるわけなどない、と。 さて…

読書感想:我が魔道書は此処に在り 没落貴族と魔道学院

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方はファンタジーはお好きであろうか。それも古き良き、全く以て王道と言えるファンタジーはお好きであろうか。 ではここで一旦話を置いといて、画面の前の読者の皆様は富士見ファンタジア文庫の金字塔の一つで…

読書感想:転生した社畜は異世界でも無休で最強へ至る2

前巻感想はこちら↓ https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/05/23/001206 ひょんな事から助けた相手がプリンセスのような高貴な人物であるのはよくある事。そして旧友との再会は、様々な意味で何かが始まる鍵である。 ベアトリーチェ先生より秘密裡…

読書感想:聖剣学院の魔剣使い4

前巻感想はこちら↓ https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/09/10/225140 さて、学院と言えば何があるのかと聞かれれば画面の前の読者の皆様であれば多くのイベントが思い浮かぶかもしれないが、恐らく多くの読者様が挙げられるイベントとして、「学…

読書感想:ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました 2

前巻感想はこちら↓ https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/05/24/235240 さて、とりあえず前振りのネタが思いつかなかったので(直球)個人的名曲だと思う「GEEDの証」に関するネタをやろうと思ったがあの曲の歌詞はこの作品とは微妙に合わぬ気…

読書感想:経験済みなキミと、 経験ゼロなオレが、 お付き合いする話。

さて、経験済みなヒロインと言うと私はよく知らないのだがかつてどこぞのエロゲでプレーヤーの怒りが怒髪冠を衝く事態があったらしい。それはともかく、経験済みなヒロインというと滅多にいないものである。それは何故か。個人的な考えを言うなれば、未経験…

読書感想:好きで鈍器は持ちません! ~鍛治と建築を極めた少女は、デカいハンマーで成り上がる~

問:ハンマーと言えば? 答:スタン要員(MH脳な真白優樹である) さて、そんな訳でこの作品の主人公、ハンナ(表紙)が抱えているのはデカいハンマーである。ファンタジー世界の主人公の武器としては意外といないタイプかもしれない武器、ハンマー。しか…

読書雑記:このライトノベルがすごい!2021 投票いたしましたよというお話。

このライトノベルがすごい! 2021の投票はこちらから↓ http://blog.konorano.jp/archives/52066788.html こんばんは、真白優樹です。さて画面の前の読者の皆様はもうこのラノの投票は終えられましたでしょうか。終えられてなくて明日用事なり仕事があるとい…

読書感想:姉ぶる初恋相手に絶対敗けない!

問:義姉と言えば? 答:音姉(朝倉音姫)(義姉・・・?)(世代が恐らくバレるであろう答え) さて、私の今や若干おじさんと呼ばれるであろう域に踏み込みつつあるであろう趣味の原点の話はさておき、義理の姉と聞くと皆様は誰を思い浮かべるであろうか。…

読書感想:ただの屍のようだと言われて幾星霜、気づいたら最強のアンデッドになってた

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方はもし最強のアンデッドとなってしまったら、貴方はどうされるであろうか。何のために、どんな行動をされるであろうか。 ごく普通のBランク冒険者、ジオン(表紙中央)。彼は単独で高ランクのダンジョンへ挑…

読書感想:美少女と距離を置く方法 1.クールな美少女に、俺のぼっちライフがおびやかされているんだが

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方は一人でいるほうが楽しい方であろうか。それとも楽しい事は誰かと共有する方が好きであろうか。 過去のとある出来事から誰かと関わる事を面倒と感じ、選択して孤高を貫く少年、蓮(表紙右)。彼はとある日の…

読書雑記:発売日がズレていたりするようなので、今月末日にかけて発売される新作の中から個人的期待の新作及び続刊についてなお話。

こんばんは、真白優樹です。突然ですが、詳しくは私のtwitterを見ていただきたいのですが、本日オーバーラップ文庫の新刊を入手いたしました。どうやら四連休の為に二十五日発売予定の新作の発売日がズレてきているようなので、少し早めに今月二十五日に発売…

読書感想:呪剣の姫のオーバーキル: ~とっくにライフは零なのに~

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方はオーバーキルという殺害方法はお好きであろうか。敵を跡形もなく立ち上がれなくなるほどにぐちゃぐちゃにして殲滅する、そんな圧倒的な勝利とも言える殺し方はお好きであろうか。 辺境に六禍と呼ばれる六体…

読書感想:千歳くんはラムネ瓶のなか (4)

前巻感想はこちら↓ https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/04/20/001258 彼女は知っていた、彼女だけは知っていた。千歳朔という少年は月であり、そしてあの日に燃え尽きた太陽であるという事を。 さて、今巻の表紙を飾る元気なバスケ少女、陽。今…

読書感想:塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い3

前巻感想はこちら↓ https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/04/18/235914 さて、画面の前の読者の皆様。今巻のメインのお話は何だと思われるだろうか、その答えは聞かなくても明白かもしれない。何故なら表紙がその答えをもう示しているから。そう、…

読書雑記:九月もそろそろ終盤に入っていくので、近日発売の新作の中から個人的期待の新作及び続刊についてなお話。

こんばんは。今日も今日とてラノベ読み、最近何かあまりいい事がない気がする真白優樹です。本日は発売日前恒例、新作及び続刊についての紹介をしたいと思います。 千歳くんはラムネ瓶のなか4 著:裕夢先生 絵:raemz先生 ではまずはガガガ文庫から始めます…

読書感想:ジェノサイド・リアリティー 異世界迷宮を最強チートで勝ち抜くシリーズ

極限状態、その瞬間にこそ人の本性が垣間見えるというが、果たして画面の前の読者の皆様はもし唐突に緊急事態に巻き込まれてしまったら、どう動かれるだろうか。 突如、とある高校の一学年の生徒達は異世界へと否応なく、唐突に転移で送り込まれる。 その世…

読書感想:ひきこまり吸血姫の悶々3

前巻感想はこちら↓ https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/05/14/234439 次回、コマリさん海へ行く。さぁーてこの次も(以下自主規制につき省略) さて、下らないというか恐らく滑っているであろう小ネタな前置きは途中省略として、今巻は初めてコ…

読書感想:終焉を招く神竜だけど、パパって呼んでもいいですか?2

前巻感想はこちら↓ https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/05/15/002036 さて、先に残念なお知らせをする事をお許し願いたい。この作品は今、二巻打ち切りの危機に陥っているらしい。なのでどうか画面の前の読者の皆様。この作品を応援してほしい。…

読書感想:反撃のアントワネット! 「パンがないなら、もう店を襲うしかないじゃない……っ!」「やめろ!」

問:マリー・アントワネットと言えば? 答:パワー・アントワネット(それは違うレーベルである)(詳しくはtwitterで検索検索ぅ) さて、ちょっとしたおふざけ的前座は脇に置いといて、彼女及びその親族の悲惨で凄惨な最期は各自調べていただくとし、マリー…

読書感想:ラブコメは異世界を救ったあとで! ~帰ってきたら、逆に魔王の娘がやってきた~

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方はもし異世界から帰ってきたとすればどんな生活をするであろうか。異世界の事を誰かに話すだろうか。それとも、隠して生きていくだろうか。 異世界に召喚され魔王を倒し、現代に帰ってきた元勇者な少年、唯人…