電撃文庫

読書感想:妹はカノジョにできないのに 4

前巻感想はこちら↓ 読書感想:妹はカノジョにできないのに3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻まで読まれている読者様が今巻の感想を開かれているものと仮定して今巻の感想を書いていく訳であるが、前巻まで読まれた読者様は晶穂の母親である秋葉の急逝…

読書感想:楽園ノイズ6

前巻感想はこちら↓ 読書感想:楽園ノイズ5 - 読樹庵 (hatenablog.com) 己すら火にくべて、何処までも自分勝手に身勝手に。前巻で立ち上がる事で垣間見えた真琴という人間の怪物性。その圧倒的なまでの音楽性は、いつか彼を孤独にしてしまうのだろうか。もし…

読書感想:終末世界のプレアデス 星屑少女と星斬少年

さて、ボーイミーツガール、というのはいつの時代も何かの物語が始まる切っ掛けとなるものである。その出会いもそれこそ星の数ほどパターンがある。古来よりのパターンであると曲がり角でぶつかったりもするし、空から女の子が降ってきたりもする。そんな前…

読書感想:魔導人形に二度目の眠りを

さて、例えば核の力は使われた後で抑止力として、新たな動力源として存在している訳であるが。戦争の続く時代に生み出された技術、というのは世の中が平和になったのならば不要となる事もある。そんな時、人はどうするのか。取り得る方策の一つとして、封印…

読書感想:命短し恋せよ男女

さて、難病系ヒロインと聞いて画面の前の読者の皆様は誰を連想されるだろうか。某実写化もされた有名な電撃文庫のラノベのヒロインを連想された読者様もおられるかもしれない。若しくは先日MF文庫Jより刊行された某有名絵師様がイラストを手掛けるラノベ…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。電撃文庫編。

こんばんは。いよいよGWも終わりという事で憂鬱な気分の真白優樹です。さて本日は今週水曜日発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話…

読書雑記:五月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。ゴールデンウィークが近づいているという事で、積読を減らす算段を立てたい真白優樹です。さて本日は、五月初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目している作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月中旬から下旬…

読書感想:姫騎士様のヒモ4

前巻感想はこちら↓ 読書感想:姫騎士様のヒモ3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、そも人が油断する時はいつであるか、という問いかけに対し画面の前の読者の皆様はどう思われるだろうか。その答えは数多くあれど、やはりその一つとして全てが決着した、と思…

読書感想:三角の距離は限りないゼロ9 After Story

前巻感想はこちら↓ 読書感想:三角の距離は限りないゼロ8 - 読樹庵 (hatenablog.com) 色々あった、色々傷ついた。そして選んだ。春珂と秋玻という二人の間で思い悩み、最後は二人ともを選ぶと言う答えを出した四季。ようやっとその関係は前巻を以て、導かれ…

読書感想:天才少女、桜小路シエルは異世界が描けない

さて、一説によると作家の方々は経験した事しか書けない、らしいが実際の所はどうなのであろうか。それが事実であるとしたら、割と多くの作家様の人生経験がとんでもない事になりそうではあるが。それはともかく、人と違うと言う事は実際、生きづらいものか…

読書感想:悪役御曹司の勘違い聖者生活 ~二度目の人生はやりたい放題したいだけなのに~

さて、ラノベにおける主人公が悪役、という場合は周りから真逆の評価を得、寧ろ慕われるし崇拝されるというのが多いのは何故であろう。現在放送中のスーパー戦隊の、レッドのようなものだろうか。というのはともかく、実際の所は多分転生者、という要素が付…

読書感想:30ページでループする。そして君を死の運命から救う。

さて、この作品における舞台である名古屋の街、特に大須の街は突然ではあるが中々にいい所である。地元の街であり私も時折散策しているが、節操のない混沌がとても良い。そこにあった店が一カ月後にはなくなっているかもしれない、というのも良い。入れ替わ…

読書感想:未練タラタラの元カノが集まったら

さて、突然ではあるがこの世の中に永遠の愛、なんてものは多分存在しないと私は想う次第であるが画面の前の読者の皆様はどう思われるであろうか。永遠の愛が存在するのなら不倫も離婚も、それこそ破局という事象も存在しない筈である。と、いう事で破局であ…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。電撃文庫編。

こんばんは。春という季節が来ましたが、特に何も変わる事もない真白優樹です。さて本日は今週発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話…

読書雑記:四月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。そろそろ四月、お花見をしたいですが桜の名所の公園がお酒を飲めないようになっていて悲しい真白優樹です。おのれコロナ。さて本日は四月初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目している作品についてお話したいと思います…

読書感想:友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) 恋は盲目、恋は毒。その毒に浸されきり、どこまでもその深みに堕ちていく純也と夜瑠の二人。子供であるからこそ、多くを望み強欲に全…

読書感想:恋は双子で割り切れない5

前巻感想はこちら↓ 読書感想:恋は双子で割り切れない4 - 読樹庵 (hatenablog.com) まるで熾火のように、炎と燃え盛る、琉実の、那織の愛、純にだけは、分かって欲しいと向けられるその思い。何方も愛する、というのは出来はしない。お互いがお互いの事を一…

読書感想:怪物中毒2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:怪物中毒 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻を読まれた読者様であればこの作品の世界情勢と、官製スラムとも言える「仮面舞踏街」という街の歪さはご理解頂けていると思うが、そんな街で生きている零士や月といったルールか…

読書感想:魔女のふろーらいふ

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は何かしらの旅行等で温泉に行かれた事はあるであろうか。温泉とは何も纏わず入るものであり、心も体も解れるリラックスできる場所である。そんな場所でそれこそ飽きるほどに、蕩けるまで湯につかる、というのはQ…

読書感想:魔王城、空き部屋あります!

さて、人間は自活の意味も込めて必ず一人暮らしを経験した方が良いという論理を何処かで聞いた気がするが、そも一人暮らしの基準を、画面の前の読者の皆様は何で求められた事があるであろうか。一人暮らしするに当り、求めるのはどんな要件であろうか。

読書感想:わたしの百合も、営業だと思った?

さて、声優というのはアニメに声を吹き込む方々であり、キャラクターに命を入れる人達であるが、そんな人達が生き戦う世界、声優界を題材としたラノベを画面の前の読者の皆様は読まれた事はあるであろうか。華々しく見えて、実際の所声優の世界とは椅子の取…

読書感想:ミリは猫の瞳のなかに住んでいる

瞳のなか、そこに宇宙が広がっていると言ったのは誰であったであろうか。それはともかく、何かの瞳の中を覗き込んでみた時、画面の前の読者の皆様は吸い込まれるような感覚を覚えられた事はあるであろうか。瞳の中に映っているのは、果たして本当に自分だけ…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。電撃文庫編。及びGA文庫編。

こんばんは。三月も始まり早くも一週間、そろそろ温かくなる気配に嬉しい真白優樹です。あとはまぁ・・・げふんげふん。さて本日は今週金曜日発売予定の電撃文庫の新刊と、購入予定が一作品しかないので来週火曜日発売予定のGA文庫の作品の中からこのブロ…

読書感想:男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!) Flag 6. じゃあ、今のままのアタシじゃダメなの?

前巻感想はこちら↓ 読書感想:男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!) Flag 5. じゃあ、まだ30になってないけどアタシにしとこ? - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、私は前巻の感想で次巻こそが正念場かもしれぬと書いた訳であるが、実際はどうなのか。…

読書雑記:三月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。三月になろうとしていますが読書計画を見ていたところ、前半が割と余白が多いと気付いた真白優樹です。まぁ何とかなるとは思いますが。さて本日は三月初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊のお話をしたいと思いま…

読書感想:エンド・オブ・アルカディア3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:エンド・オブ・アルカディア2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で蔓延していた「エラー517」を克服する事に成功した秋人達であるが。画面の前の読者の皆様も彼等を取り巻く現状が如何に厳しいものかはご存じであろう。一…

読書感想:アオハルデビル2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:アオハルデビル - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、悪魔と願いに彩られ振り回される鮮烈な青春、というこの作品の趣旨は前巻を読まれた読者様であればご存じであると思うが、悪魔はまだまだ存在しており、悪魔に憑りつかれる心の…

読書感想:勇者症候群

さて、様々な作品で「勇者」というものが描かれている訳であるがそも勇者とは一体何なのであろうか。誰かの希望となる者か、輝かしき活躍をする者か。様々な描かれ方をするわけであるが、勇者を悪として描いている作品もあり。一概には答えは出ないし、正解…

読書感想:クセつよ異種族で行列ができる結婚相談所 ~看板ネコ娘はカワイイだけじゃ務まらない~

さて、結婚相談所を舞台としたラブコメ、というのはかの有名なガガガ文庫の「結婚が前提のラブコメ」、という作品が存在している訳であるが。そも、結婚とは何なのであろうか。違う価値観を許容し受け入れる事、と答えられる読者様もおられるかもしれない。…

読書感想:レプリカだって、恋をする。

さて、画面の前の読者の皆様は恐らくドラえもんをご存じの筈という前提の元に問うてみるが、皆様は「コピーロボット」というひみつ道具をご存じであろうか。詳細に関しては各自検索していただくとして、皆様の中でも社会人の皆様は、あの道具が欲しくなった…