2025-01-01から1年間の記事一覧

読書感想:遥か遠くのスターライト

さて、時に画面の前の読者の皆様は「プロキシマ・ケンタウリ」という星をご存じであろうか。ご存じではないという方が多いであろうこの星は何か、というと。物凄く簡単に言ってしまえば、一番近い恒星系、別の太陽系である。だがそこまでの距離は四光年と少…

読書雑記:十月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。最近ゲーセンのクレーンゲームに若干沼り気味な真白優樹です。さて本日は、ちょっと早めですが十月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的要注目な新刊を紹介していきたいと思います。 読書雑記:十月初旬から中旬にかけての個人的…

読書感想:フロスト・クラック ~連続狙撃犯人の推理~

さて、時に画面の前の読者の皆様は、ゴルゴ13をご存じであろうか。M16を相棒に、依頼に基づき殺すべき人間の眉間を一発でぶち抜いて行く彼。しかし狙撃手、ではあるが狙撃だけではなく、例えば時速三百キロで走るバイクの上で立ち乗りして投げナイフで目標…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。GA文庫編。

こんばんは。職場の鬱陶しい上司の不幸を願っているのは私だけではないと思いたい真白優樹です。さてそんな鬱々とした感情は置いておいて、祝日もあるので早売りされるかもしれないGA文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思…

読書感想:わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)8

前巻感想はこちら↓ 読書感想:わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ(※ムリじゃなかった!?) 短編集 - 読樹庵 さて、SS集に短編集と二度挟んで久しぶりの本編となる今巻であるが。前巻で過去の因縁と決着をつけたれな子が立ち向かうべきは何か。…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。電撃文庫編。

こんばんは。十月になりやっとセミの声も収まりましたが中々秋らしい温度ではない気がする真白優樹です。さて本日は明日発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:十月初旬から中旬にかけての…

読書感想:エロ漫画の悪役に転生した俺が、寝取らなくても幸せになる方法2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:エロ漫画の悪役に転生した俺が、寝取らなくても幸せになる方法 - 読樹庵 さて、前巻で本来の主人公である純平と決着をつけ、本来の晃生にも背中を押されて始まったこの世界での生活であるが。前巻で決意した、寝取りではなく幸…

読書感想:お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件11.5

前巻感想はこちら↓ 読書感想:お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件11 - 読樹庵 さて、四月から第二期開始、物語本編は真昼の弟、らしい人物の登場により波乱の気配。しかしその前に短編集である。あの引きで?と言いたくなるかもしれないが、…

読書感想:主人公を煽り散らかす糸目の悪役貴族に転生したんやけど、どないしたらええと思う? ~かませ犬なんてまっぴらごめんなエセ関西弁は、真っ向勝負で主人公を叩き潰すようです~

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は例えばラノベやアニメにおいて、関西弁を使うキャラはどういった印象をお持ちであろうか。飄々としている、実力を簡単には見せない、といった印象があるかもしれない。更には糸目キャラはどう思われるであろうか…

読書感想:愛とか恋とか、くだらない。3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:愛とか恋とか、くだらない。2 - 読樹庵 別に付き合っている訳ではない、恋人同士であるわけでもない、なのにその距離感は恋人以上。ある意味歪な関係を築いている祐真と涼香の二人。しかし祐真の方は、その善意から奏音や紗雪…

読書感想:神の試練で最強になった凡人当主、災厄前の世界に帰還して無双する2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:神の試練で最強になった凡人当主、災厄前の世界に帰還して無双する1 - 読樹庵 さて、前巻で神の試練を乗り越え災厄の起きる前に戻り、陰陽庁長官、竜翁としての権力も用いて災厄を乗り切った主人公、八幡であるが。著者である…

読書感想:処刑フラグの悪役貴族に転生したが、死にたくないので闇魔法を極めてヒロインたち を救います2 病弱なヒロインをケアしたらなぜか俺が溺愛された件

前巻感想はこちら↓ 読書感想:処刑フラグの悪役貴族に転生したが、死にたくないので闇魔法を極めてヒロインたちを救います1 病弱なヒロインをケアしたらなぜか俺が溺愛された件 - 読樹庵 さて、前巻で「エイレーネの五大聖騎士」の世界に転生してしまった悪…

読書感想:読心探偵・大葉香夏子は頭がわるい2 ~心が読めるから真犯人特定までは余裕ですけど証明方法が全然わかりません~

前巻感想はこちら↓ 読書感想:読心探偵・大葉香夏子は頭がわるい ~心が読めるから真犯人特定までは余裕ですけど証明方法が全然わかりません~ - 読樹庵 さて、前巻で始まった香夏子と暦、同じマッドサイエンティストに改造された探偵と助手の推理コメディで…

読書雑記:十月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。夜になるのが早いのは秋の気配を感じますが、職場の自販機のラインナップがまだ夏のままで、何かおかしいものを感じそうな真白優樹です。さて本日は、少し遅くなってはしまいましたが、今月初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的…

読書感想:荒廃したゾンビ世界を50日間生き残る ~決戦編~ ヘガデルのブラックな会社2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:荒廃したゾンビ世界を50日間生き残る ~迎撃編~ ヘガデルのブラックな会社1 - 読樹庵 さて、前巻を読まれた読者様がこの巻の感想を見ている事を前提に今巻、決戦編、完結巻となる感想を書いていきたいわけであるが。前巻で示…

読書感想:Tier1姉妹3 元カノ■女は僕なしでは進めない

前巻感想はこちら↓ 読書感想:Tier1姉妹2 美少女プロゲーマーは僕なしでは戦えない - 読樹庵 さて、前巻で判明した事実は、菊莉と梅瑠は「桜音」の正体ではない、と言う事。つまり残るのは蘭香か、竹奈々か。織見もまた、思い出さねばならない。それは何故…

読書感想:初級ダンジョンRTA走者 世界最速を達成したので解説動画を公開したら参考にならなすぎで大バズりしてしまう

さてさて、画面の前の読者の皆様は、例えばゲームにおいて「RTA」という遊び方をしたことはあるであろうか。RTA、つまりリアルタイムアタック、要は目標のクリアまでのタイムを一秒でも縮める遊び方である。その道筋と言うのは、例えば戦いを避けたり…

読書感想:エレメントエンゲージ1 精霊王の寵姫たち

さて、時に画面の前の読者の皆様の中だと今の世代であるとご存じでない方の方が多いかもしれないが、皆様は「母を訪ねて三千里」という名作アニメをご存じであろうか。物凄く簡単に解説してしまうと、少年が母親との再会を果たすために、子猿を相棒に国から…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。角川スニーカー文庫、HJ文庫、講談社ラノベ文庫編。

こんばんは。十月にもなって、やっと秋を感じる時が少しずつ増えてきた気のする真白優樹です。さて本日は、明日から順次発売予定の三レーベルの新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 [:角川スニーカー文庫編] ・エロ漫画…

読書感想:未遂同盟

さて、この日本には刑法において○○未遂、という罪が存在するというのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。未遂、言うまでもないがそれは実際には行われなかった、という事。罪にもよるが、裁判などでは情状酌量の余地が認められて、執行猶予に留まるか…

読書感想:無口な俺が深夜に通話しているのは、クラスで1番美人な優等生でした

さて、時に私は二週間に一回ほど、とあるディスコードのサーバーで、同好の士とラノベ談義に耽ったりしている訳であるが。顔の見えぬ、本名も知らぬ相手との通話、というのは多少昔からは考えられない行為、であったのかもしれない。実際、十五年ほど前まで…

読書感想:どもども、部活やめた同盟です!

さて、ラノベの青春ものにおいては部活動をしているというのが一種のデフォルトであり、部活をしていない、というのは灰色の青春、と定義される事もある訳であるが。ここでふと考えてみると、部活をしている事が青春、なのだろうか? 別に青春と言うのは十人…

読書感想:崩壊世界の魔法杖職人1

さて、時に画面の前の読者の皆様は満天の星空、なるものを自分の眼で見上げられた事はあるであろうか。空一杯に広がる満天の星、それは明かりの無い所でしか見えぬ。しかし今の世の中、勿論ではあるが世界のどこにでも電機は溢れており、明かりは沢山あり。…

読書感想:お隣さんのギャルが僕を惚れさせたくて全力すぎる1

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は、「ビッグダディ」というかつて存在していたバラエティ番組をご存じであろうか。一時期はビッグダディに代表される大家族もののバラエティ、というのは多く放映されていたが、今やめっきり見かけなくなってしま…

読書感想:ハウリング・ブレイズ 葬焔の剣士と不死の魔女

さてさて、画面の前の読者の皆様は「九龍城塞」という歴史的な場所をご存じであろうか。詳細は各自調べていただくとして、全体像を見ると最早小さな迷路のようなもの、であるのだが。この作品においても、「九龍城塞」のような場所は登場し、舞台となる。ギ…

読書感想:あそびのかんけい2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:あそびのかんけい - 読樹庵 さてさて、この巻の感想を開いている方は前巻を読破済みという前提のもとにこの後の感想を書いていきたい次第であるのだが。前巻を読まれた読者様であればご存じであろう。孤太郎と月乃とみふる、三…

読書感想:わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ(※ムリじゃなかった!?) 短編集

前巻感想はこちら↓ 読書感想:わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?) SS集 - 読樹庵 さて、先日大好評のうちにアニメも完結を迎え、程なくして劇場版公開、及び残り五話の放送が予告された今作品。いよいよ明日には本編最…

読書感想:放課後の迷宮冒険者6 ~日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます~

前巻感想はこちら↓ 読書感想:放課後の迷宮冒険者5 ~日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます~ - 読樹庵 さて、前巻でスクレとエルドリッドの繋がりも出来て、晶は割と慕われている、という事が判明したわけであるが。画面の…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。MF文庫J、ダッシュエックス文庫、オーバーラップ文庫編。

こんばんは。一時的に涼しくなった、と認識していいのでしょうか最高気温三十度くらいの中で。真白優樹です。さて本日は、地元では既にオーバーラップ文庫の新刊が出ているのでなるべく急ぎ目に、二十五日発売予定の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品…

読書感想:悪役家族 ~偽りの最凶親子は平和を愛す~

さて、時に家族となる条件とは何であると画面の前の読者の皆様は思われるだろうか。血の繋がり、という方もおられるかもしれない。心の繋がり、という方もおられるかもしれない。その答えと言うのはきっと明確な答えはない筈なので、決まった答えと言うのは…