2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

読書感想:灰原くんの強くて青春ニューゲーム 5

前巻感想はこちら↓ 読書感想:灰原くんの強くて青春ニューゲーム4 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻まで読まれている読者様であれば夏希と陽花里が無事に恋人同士になったと言うのはご存じであろう。そこで終わっていれば、この作品は光の中に完結して…

読書感想:不死探偵・冷堂紅葉 01.君とのキスは密室で

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は「不老不死」という概念についてどう思われるであろうか。不老不死、言葉の響きだけ聞けば素晴らしい言葉なのかもしれない。しかし、実際はロクでもない事なのかもしれない。終わらせたいと思っても終わらせる事…

読書感想:ドラゴンズロアの魔法使い ~竜に育てられた女の子~

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は「バケモノの子」、という映画をご存じであろうか。かの作品、個人的には正に名作と言っても過言ではないと思うのだが。という話題はともかく、人間が人間以外の存在に育てられた、というのは実は現実世界でも例…

読書感想:あした、裸足でこい。3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:あした、裸足でこい。2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で千華の親友である萌寧との離別を防ぐことに成功し、確かに一つ未来を変えることに成功した巡であるが。千華との未来を迎える為には何が必要であろうか。それは彼…

読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。GA文庫編。

こんばんは。最近暑さが凄すぎて体力の消耗が早い気がする真白優樹です。さて本日は密林では明日発売予定となっているので、GA文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要…

読書感想:かつてゲームクリエイターを目指してた俺、会社を辞めてギャルJKの社畜になる。

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様、特に社会人の皆様にお聞きしたい。皆様は、かつて、特に子供時代に抱いていた夢、を叶えられているだろうか。子供の頃に憧れたものになる事は出来ているだろうか。出来ていると言う人もいるかもしれない、しかし…

読書感想:レプリカだって、恋をする。2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:レプリカだって、恋をする。 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、早速ではあるがここからはネタバレに配慮せず、前巻を読まれた読者様がこの巻の感想を開いているものとして話を進めさせていただく。前巻、レプリカ同士であるナオ…

読書感想:デモンズ・クレスト2 異界∽顕現

前巻感想はこちら↓ 読書感想:デモンズ・クレスト1 現実∽浸食 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でこの作品は小学生でしか背負えない、惨劇が始まった訳であるが。やはりよく考えてみると、この作品、小学生に背負わせるにはいささか重すぎる地獄が展開…

読書感想:青春2周目の俺がやり直す、ぼっちな彼女との陽キャな夏

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は「花言葉」、というのはどれだけご存じであろうか。花に添えられている花言葉、それは同じ花であっても、本数によって意味が違っていたりして。例えばドラマで見るような、薔薇の花束にも本数によって、意味があ…

読書感想:ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました 9

前巻感想はこちら↓ 読書感想:ブラックな騎士団の奴隷がホワイトな冒険者ギルドに引き抜かれてSランクになりました 8 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻まで読まれている読者様であれば、この巻がいよいよ最終巻である、というのはご理解頂けているであ…

読書感想:教え子とキスをする。バレたら終わる。

さて、「教師と生徒」の恋愛ものというのは背徳的ラブコメの草分け的存在であるのかもしれない。教師と生徒、という立場で恋愛する作品、と連想すると私の世代がバレてしまいそうな古の作品ばかりが出てくるので、明言を避けさせていただくとして。最近、一…

読書感想:やがてラブコメに至る暗殺者

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様にとって、「暗殺者」と聞いて思い浮かぶのは誰であろうか。某有名マンガの、母親役となった暗殺者、某ラノベの触れるだけで相手を殺してしまう暗殺者、若しくはとある漫画の幾度となく神業な狙撃を成功させてきた…

読書感想:男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと2 百合の間に挟まる男として転生してしまいました

前巻感想はこちら↓ 読書感想:男子禁制ゲーム世界で俺がやるべき唯一のこと1 百合の間に挟まる男として転生してしまいました - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、基本的には異性愛者、性的嗜好はノーマルだけれど本人の思考はまごう事なき百合厨、百合を絶対…

読書雑記:発売日前、新刊紹介のお話。電撃文庫編。

こんばんは。最近、やっぱり版元ドットコムが使いにくい気がする、人を見る目がないのかと思う真白優樹です。さて本日は明日発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:七月初旬から中旬にかけ…

読書感想:じょっぱれアオモリの星2 ズンダーにおいでよ

前巻感想はこちら↓ 読書感想:じょっぱれアオモリの星 おらこんな都会いやだ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、異世界でアオモリをやったらどうなるのか、という荒唐無稽を真正面からやった事で、方言が溢れすぎる独自性がこれでもかと出ている今作品である…

読書感想:俺にだけ冷たい友利さんに裏アカ知ってると言ったら?2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:俺にだけ冷たい友利さんに裏アカ知ってると言ったら? - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で君孝と梓の関係は少しだけ変わり、相棒同士という唯一無二の関係になった訳であるが。口ではツンツンなれど、頼れる存在が近くにい…

読書感想:詐欺シスター

さて、この世界において一番重要なもの、と聞いて画面の前の読者の皆様は何を連想されるであろうか。命、愛といったものを連想される方もおられるかもしれない。しかし、金という身も蓋もない答えを連想される方もおられるかもしれない。しかし、この連想の…

読書感想:千歳くんはラムネ瓶のなか8

前巻感想はこちら↓ 読書感想:千歳くんはラムネ瓶のなか7 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、先に申しておきたい。この巻は作者である裕夢先生が満足感という観点から、この頁数でここで区切られた上巻であるが、正直満足度は物凄く高いので、上下ではなく上…

読書感想:追加戦士になりたくない黒騎士くん

さて、「追加戦士」という単語は基本的にスーパー戦隊に特有の単語である。最近の追加戦士と言えば、語り部を名乗る毒蜘蛛であったり、私の思い出の追加戦士と言えば、ナンセンスが口癖のバイク型ロボを駆る戦士であるが、画面の前の読者の皆様にとって、自…

読書雑記:六月読了作品の中から、お勧め作品ピックアップのお話。

こんばんは。何やらtwitterで騒動が起きているらしいですが、よく考えればそこまで廃人でもないのであまり影響のなかった真白優樹です。さて本日は、先月読了した作品の中から、個人的お勧め作品を紹介したいと思います。 読書感想:なぜかS級美女達の話題…

読書感想:【新装版】自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う

さて、自動販売機というものは、画面の前の読者の皆様も皆様ご存じであろう。街を歩いていればあらゆるところに見かけ、レパートリーを見れば様々なバリエーションが有。面白い所では昆虫食に弁当、更には出汁まで。様々な種類が存在するそれを、皆様も利用…

読書感想:第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記Ⅲ

前巻感想はこちら↓ 読書感想:第七魔王子ジルバギアスの魔王傾国記 II - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻まで読まれている読者様であれば既にお察しであるだろう。この作品の物語を動かす神がいるとしたら、割と悪戯好きというか、愛が歪んでいるという…

読書感想:ランジェリーガールをお気に召すまま5

前巻感想はこちら↓ 読書感想:ランジェリーガールをお気に召すまま4 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、ランジェリーと言う、男性にとってはあまり馴染みのない物かもしれない物から絆が始まり結ばれたこの作品も、いよいよ最終巻なわけであるが。今巻では一…