読書感想:クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。4

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前巻感想はこちら↓

読書感想:クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。3 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、今シリーズを履修されている読者様がこの感想を開いているという前提の元、ここからの感想を書いていきたい次第であるが、画面の前の読者の皆様もそろそろ、才人と朱音のもどかしさにつく溜息が、段々と呆れの色が強くなってきてはいないだろうか。

 

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読書感想:D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる3

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前巻感想はこちら↓

読書感想:D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる 2 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、ぐーたらしていたいのに、勇者であるレティノアや王女であるラフィネに溺愛され、何処までも、それこそ地の果てまでもと言わんばかりに追いかけられる我等が主人公であるジレイ。画面の前の読者の皆様はもうお分かりであろう、ぐーたらしたいなら関わらなければいいのに結局助けてしまう彼の優しさと人間性が、こんな事態を巻き起こしている事は。いつもいつも逃げてばかりだけど、結局は向き合わなくてはいけぬ時が来る。それこそが今巻なのである。

 

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読書感想:お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について3

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前巻感想はこちら↓

読書感想:お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について2 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻まで読まれているであろう読者様はもうご理解いただけている頃であろう。主人公である由弦とヒロインである愛理沙の、両片思いで残るはあと一歩と半分を詰めるだけのじれったくてもどかしい関係は。政略結婚などと言う無粋な大人達の思惑は一切関係なく、二人で向き合う事で醸成された関係は。だからこそ、一種の安定性を得ていると言っても過言ではないかもしれぬ二人の関係。しかし、その関係が更に動いていくのが今巻なのである。

 

 

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読書感想:放課後の図書室でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ3

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前巻感想はこちら↓

読書感想:放課後の図書室でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ2 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻で主人公である静流とメインヒロインである泪華は、実質的に両片思いのような立ち位置になった、というのは画面の前の読者の皆様もご記憶ではないだろうか。だがしかし、両片思いと言っても、中々に心はままならぬ。それもまた、仕方のない事であるのかもしれない。心はある程度固まっていたとしても、お互いがいれば大丈夫だと安心していたとしても。明確な言葉になっている訳ではない以上、未だ形を持たぬ関係に不安を覚えてしまうのは、どうしようもない事なのである。

 

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読書感想:社畜ですが、種族進化して最強へと至ります3

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前巻感想はこちら↓

読書感想:社畜ですが、種族進化して最強へと至ります2 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻で一難去ってまた一難、とでも言わんばかりに何者かの陰謀によって逮捕され、世間一般的には凶悪犯となってしまった主人公である社畜、秋人。囚われているからにはどうしようもなく、動きようもなく。しかし、彼を救おうとする者達が行動を開始するのが今巻であり。そして同時に、戦いが一定の終着点へと辿り着くのが今巻なのである。

 

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読書感想:会話もしない連れ子の妹が、長年一緒にバカやってきたネトゲのフレだった2

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前巻感想はこちら↓

読書感想:会話もしない連れ子の妹が、長年一緒にバカやってきたネトゲのフレだった - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻を読まれた読者様であれば、この作品の主人公である昴と、ヒロインでもあり義妹でもある平折の、始まったばかりの微妙な関係はもうご理解いただけているであろう。ではこの作品は、このまま一対一で進んでいくのか。そう問いかけられたのならば、答えは少し違う、と言わざるを得ない。何故ならば、二人のすぐ近くにはもう一人、見逃せぬヒロイン候補が存在しているからである。

 

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読書雑記:十二月読了作品の中から、お勧め作品ピックアップのお話。

こんばんは。新年になりあっという間に三が日も過ぎ、今日が新年最初の仕事の日と言う読者様もおられたのではないでしょうか。そんな今日この頃、明後日から始まる仕事に向け、果たしてきちんと起きられるのかと戦々恐々としている真白優樹です。さて本日は、恒例企画である、先月に読了した作品の中から胸を張ってお勧めしたい作品についてお話したいと思います。

 

先月分はこちら↓

読書雑記:十一月読了作品の中から、お勧め作品ピックアップのお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

角川スニーカー文庫

 

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読書感想:彼女が先輩にNTRれたので、先輩の彼女をNTRます - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

それではまず最初の作品はこちら。NTRと聞いて回れ右して帰りたくなった読者の皆様、どうか今少しお待ちくださいませ。こちらの作品は、何方かと言えばざまぁ寄りの作品であり、策を練ってきっちりとその策を炸裂させるが故の爽快感に満ちている作品です。スカッとしたい読者の皆様にはお勧めしたいと思います。

 

HJ文庫編

 

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続きましてはHJ文庫からの紹介に参ります。まずはこちら。青春をやり直したい、後悔しきれぬ後悔があると言う読者様も、画面の前におられるのではないでしょうか。そんな読者様には、是非こちらの作品をお勧めしたいと思います。二周目の青春を、時にやり直し故の強みで、時に自然さで乗りこなしていくこの作品。真っ直ぐな青春を楽しんでみたい読者様にはお勧めしたいと思います。

 

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読書感想:陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです1 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

HJ文庫より二作品目はこちら。ギャルと言う人種に苦手意識を抱かれている読者様、どうか回れ右をせずこの作品を手に取ってみていただきたいと思います。格好だけギャルな純粋ヒロインとの、もう結婚してしまえよと言ってしまいたくなるラブコメを楽しめると思います。

 

電撃文庫

 

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読書感想:恋は夜空をわたって - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

続きましてレーベルを変え、電撃文庫からの紹介に移ります。皆様、youtube上で公開されている「聴くanime」の最初の作品であるこちらの作品をもうお聴きになられたでしょうか。まだという読者の皆様は、こちらの書籍版も含め、視聴しながら読んでみていただきたいと思います。一粒で二度おいしいどころか、二倍以上に楽しめると思いますので。

 

GA文庫

 

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読書感想:カワイイけど慎重すぎるお嬢様の笑わせ方 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

では今度は、GA文庫からの紹介に移ります。つんつんしているヒロインが、自分だけに見せてくれる顔が好き。そんな趣味を持っておられる読者様はどれだけおられるでしょうか。そんな趣味を持っておられる読者様は、是非こちらの作品を読んでみていただきたいです。きっと貴方もによによできると思います。

 

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読書感想:いたずらな君にマスク越しでも恋を撃ち抜かれた - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

二作品目はこちら。今、世の中で流行し長年にわたってニュースの一角を占めている新型コロナウイルス。そんなウイルスに酷似したウイルスを題材に、今の世情を逆に生かして創り出されたのがこちらの作品です。今の世の中だからこそのラブコメを読んでみたい読者様には、是非読んでいただきたいと思います。

 

富士見ファンタジア文庫

 

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読書感想:機械音痴な幼馴染が我が家でリモート授業を受けているのは、ここだけの秘密。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

ここからは、富士見ファンタジア文庫からの紹介です。リモートワーク、リモート授業。今の世の中だからこその電子の形態。そんな形態を生かし、幼馴染同士の仲直りラブコメを描いているのがこの作品です。青春の鮮やかな瑞々しい感情、等身大の面倒くさい感情を見てみたい読者様にはお勧めしたいと思います。

 

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読書感想:美少女とぶらり旅 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

それでは二作品目はこちら。今の世の中においてはなかなか出来ぬ、旅と言うもの。そんな風情ある好意を題材に、実際の観光地を巡る中で訳ありな級友と心の距離を詰めていくこの作品。緩く流れる独特の温かさに心癒されること請け合いなので、心が疲れた読者様には是非読んでみていただきたいですね。

 

以上、お勧めの八作品でした。では今月も、読んでいきたいと思います。