読書感想:三角の距離は限りないゼロ7

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:三角の距離は限りないゼロ6 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、ここにきて何であるが、画面の前の読者の皆様、是非この作品のタイトルを見返してみてほしい。「三角の距離は限りないゼロ」、である。限りないゼロ、それはどういう意味なのか。春珂と秋玻の時間がどんどんと短くなっていく中、最期の十日間が始まる中。その意味が明かされるのが今巻なのである。

 

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読書感想:新米錬金術師の店舗経営01 お店を手に入れた!

 

 錬金術、それは現実的な科学の法則に当てはめてみれば決して成立しない学問であるが、その追及の中で数々の実験技術の発展に寄与した学問である。という歴史のお勉強的な話題はさておき、画面の前の読者の皆様は「錬金術」と聞いてどんな作品を想起されるであろうか。鋼の錬金術師シリーズであろうか、それともライザのアトリエを始めとするアトリエシリーズだろうか。その答えは各自それぞれとして、錬金術をファンタジー世界でお仕事にするとどういう事になるのか。その答えをほのぼのとした日々の中で、お仕事系ファンタジーとして描いていくのが今作品なのである。

 

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読書感想:三角の距離は限りないゼロ6

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:三角の距離は限りないゼロ5 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、遂にこのシリーズも最終巻に突入である。春珂と秋玻、二人の間で揺れ惑う四季に願われた、選ぶと言う事。その答えを言わなければいけない時は、もうカウントダウンは始まっている。もう止まれない、選べない、は無理な選択。いわば最後の選択までの猶予期間、そこに向けて歩き出していくのが今巻なのである。

 

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読書感想:創成魔法の再現者3 魔法学園の聖女様 〈上〉

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:創成魔法の再現者2 無才の少年と空の魔女 〈下〉 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻で歪みの一つを正す事には成功すれど、まだエルメス達の戦いは始まったばかりに過ぎず。この国に蔓延している歪んだ価値観を正していくには、まずは何処を正していけばいいか。それ即ち「教育」。まずは歪んだ価値観を育てる場所を是正し、未来の歪んでいない芽を育てる事こそが重要。と言う訳でカティアの従者としてエルメスがカティア達貴族の子息たちが通う王立魔法学園へ入学するのが今巻なのである。

 

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読書雑記:七月読了作品の中からお勧め作品ピックアップのお話。

こんばんは。八月が始まり早一週間、甲子園も始まり暑い季節になりましたね。真白優樹です。さて本日は若者たちの熱さにも負けず、先月読了した作品の中から胸を張ってお勧めしたい作品をお話したいと思います。

 

前回記事はこちら↓

読書雑記:六月読了作品の中から、お勧め作品ピックアップのお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 

読書感想:刻をかける怪獣 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

それではまず最初の作品はこちら。大怪獣バトルには心が踊り、大切な人を救うために何度もタイムリープする、という展開もまた燃えるものです。そんな暑い展開が好きと言う読者様はこの作品を読んでいただきたいです。きっと満足できると思います。

 

 

読書感想:ミミクリー・ガールズ - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

続きましての作品はこちら。銃火器が吼え、爆発が戦場を支配する。そういった洋画が好きな読者様はどれだけおられますでしょうか。鉄火場が好き、トンチキではちゃめちゃな登場人物が好きと言う読者様には是非こちらの作品をお勧めしたいですね。きっと満足いただけると思います。

 

 

読書感想:あおとさくら - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

では三作品目はこちら。ラブコメとは特別な切っ掛けから始まるべき、という読者様もおられるでしょう。しかし何気なく、何も特別な事もなく始まるラブコメと言うのもまた乙なものです。そんな等身大のラブコメが繰り広げられるのが今作品であり、何気ないラブコメが好きと言う読者様にはお勧めしたいと思います。

 

 

読書感想:双翼無双の飛竜騎士 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

四作品目はこちら。かけがえのない相棒と空を駆ける、力を掛け合わせて心を合わせて勝利を掴む。そんな熱さと爽快感溢れるファンタジーがこちらの作品です。心燃えるファンタジーが好きであられる読者様にはお勧めしたいと思いますね。

 

 

読書感想:わたしはあなたの涙になりたい - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

五作品目はこちら。先月発売された作品の中でトップクラスに話題を集め様々な感想を湧き起こした作品、と言えばやはりこちらの作品でしょうか。この作品は今回の記事の中でも一番を争う程にお勧めしたいと思います。果たしてこの作品を読まれて皆様はどんな味を心の中に残されるのでしょうか。是非皆様も体験していただきたいと思います。

 

 

読書感想:サマータイム・アイスバーグ - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

六作品目はこちら。近未来の三浦半島、真夏の海に謎の氷山が現れた事から始まるこの作品。ガガガ文庫らしい夏の青春、と言えば皆様はどんなシチュエーションを思い浮かべられるでしょうか。その想像したものがきっと全部入っているのがこちらの作品です。爽やかな夏らしい面白さを味わいたい読者様にはお勧めしたいと思います。

 

 

読書感想:衛くんと愛が重たい少女たち - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

七作品目はこちら。ふわふわとした甘酸っぱいラブコメが今の主流であるのなら、この作品は愛が重くて情緒と頭の中をぐちゃぐちゃに掻き回してくるような作品です。今までのラブコメに飽きた読者様、愛が重いヒロイン達に振り回されたい読者様には是非お勧めしたいと思います。

 

 

読書感想:ネームレス・レコード Hey ウル、世界の救い方を教えて - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

それでは最後、八作品目はこちら。硬派にど真ん中なSFファンタジーであり、英雄を守る英雄として強大な敵へ挑んでいく今作品。骨太な面白さがありますので、心に届くSFファンタジーを読みたいと言う読者様は是非。

 

以上、八作品の紹介でした。では今月も読んでいきます。

読書感想:夢見る男子は現実主義者7

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:夢見る男子は現実主義者6 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻でようやく愛華の心にも恋の色が芽生え、何かが確かに動き出していくわけであるが。果たして、そう簡単にいくであろうか、と画面の前の読者の皆様は思われたことは無いであろうか。一度自覚したのなら止まる事無く駆け出せる、のならば簡単である。だがそう簡単にいくわけではない。それもまた当然の事であろう。何故なら彼女の恋は未だ芽生えたばかりであり。その道はまだ艱難辛苦、前途多難に満ちていると言う他ないのだから。

 

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読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。電撃文庫編。

こんばんは。八月も始まりはや一週間、最近読書の計画が乱れがちな気がする真白優樹です。お盆休みには修正したいのですが。さて本日は来週発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。

 

読書雑記:八月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますのでよろしければご覧ください。

 

 

・魔法史に載らない偉人 ~無益な研究だと魔法省に解雇されたため、新魔法の権利は独占だった~

 

・著:秋先生 絵:にもし先生

 

それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀しました作品となります。果たして、追放から始まる新たな魔法での成り上がりとはどんなものなのか。期待していきたいと思います。

 

 

・チルドレン・オブ・リヴァイアサン 怪物が生まれた日

 

・著:新八角先生 絵:白井鋭利先生

 

二作品目はこちら。こちらも上記の記事で少しだけ深堀しました作品です。果たして怪物と、怪物の遺骸を用いた兵器を操る子供達の戦いとはどんな方向へ向かうのか。怖いけれど楽しみですね。

 

 

・男女の友情は成立する? (いや、しないっ!!) Flag5.  じゃあ、まだ30になってないけどアタシにしとこ?

 

・著:七菜なな先生 絵:Parum先生

 

三作品目はこちら。夏休みが終わり悠宇が自らの罪と嘘と向き合う中、新たな試練が訪れる今巻。果たして今巻ではどんな波乱が待っているのか。期待していきたいですね。

 

 

・この△ラブコメには幸せになる義務がある。2

 

・著:榛名 千紘先生 絵:てつぶた先生

 

四作品目はこちら。麗良が生徒会長選挙に出る事になる中、天馬が麗良のとある秘密を知る今巻。果たしてここから始まる波乱とはどんなものか。どう幸せになるのか、期待したいですね。

 

 

・エンド・オブ・アルカディア

 

・著:蒼井 祐人先生 絵:GreeN先生

 

五作品目はこちら。 原因不明の病と敵の大攻勢に、外の世界へ踏み出すことを決める今巻。果たしてここから本格的に戦いが始まるであろう中、どんな戦いが待っているのか。期待してきたいと思います。

 

 

・楽園ノイズ5

 

・著:杉井 光先生 絵:春夏冬 ゆう先生

 

六作品目はこちら。伽耶の卒業の時も迫る中、ラブコメ増量で一年生編の締めくくりが描かれる今巻。果たして、今度はどんな音楽が聴けるのか。期待していきたいと思います。

 

 

・隣のクーデレラを甘やかしたら、ウチの合鍵を渡すことになった4

 

・著:雪仁先生 絵:かがちさく先生

 

七作品目はこちら。 夏臣とユイが正式にお付き合いを始め、進路に悩む中でソフィアが再び来日する今巻。果たしてどこまで二人の思いが深まっていくのか。期待していきたいですね。

 

 

・僕らは英雄になれるのだろうか2

 

・著:鏡銀鉢先生 絵:motto先生

 

八作品目はこちら。 親善試合に代表として出場する中、それぞれの思いを賭けて戦いに挑む今巻。果たして主人公だらけの彼等の次の戦いはどんな方向へ行くのでしょうか。期待していきたいと思います。

 

 

・三角の距離は限りないゼロ8

 

・著:岬鷺宮先生 絵:Hiten先生

 

それでは最後、九作品目はこちら。こちらのシリーズ、発売日までに既刊全ての感想を投稿したいと思います。果たして最後に四季が選ぶのはどんな結末なのか。終わりを期待したいと思います。

 

以上、期待の九作品でした。では発売日を待ちましょう。