こんばんは。段々と八月も近づき暑い日々が増えてきましたが何とか生きております。真白優樹です。さて本日は八月初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目している作品についてお話したいと思います。
前回記事は下記となります↓
読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)
・リセット彼女がラブコメを思い出すまで
・著:斎藤ニコ先生 絵:U35先生
それではまず最初の作品はこちら。こちらはかつて角川スニーカー文庫で「世界最強の魔王、勇者の教師になる」という作品を手掛けられていた斎藤ニコ先生の新作となります。付き合って早々の不慮の事故により記憶が消失と復活を繰り返すようになった恋人を守ろうとする少年と、隠してきた恋心が溢れ出す少女による三角関係らしいこの作品。記憶が絡む作品は往々にしてシリアス、切ない傾向になる気がいたしますが、この作品は何処まで切なさがあるのか。期待していきたいと思います。
HJ文庫編
・朝比奈さんの弁当食べたい1
・著:羊思尚生先生 絵:U35先生
続きましてはHJ文庫からの紹介です。まずはこちら。こちらはこの作品がデビュー作となられる、HJ小説大賞2020前期、羊思尚生先生の新作となります。クラス一の美少女が作ってきたマズそうな弁当に一目ぼれ、という中々類を見ないかもしれぬ状況から始まるラブコメは、切なくて苦くて、まさしく愛、との事。果たしてどういう意味なのか。どんな理由があるのか。注目していきたいと思います。
・クールな女神様と一緒に住んだら、甘やかしすぎてポンコツにしてしまった件について1
・著:軽井広先生 絵:黒兎ゆう先生
二作品目はこちら。こちらもHJ小説大賞を受賞された作品です。クールな女神さまとの秘密の関係、頼れる人を得た時に堕ちるのは様式美ですがこの作品ではどんなラブコメが見られるのか。期待していきたいですね。
・S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。
では続きまして講談社ラノベ文庫からの紹介です。こちらは改めて説明する必要もないかもしれませんが「俺修羅」こと「俺の彼女と幼馴染が修羅場すぎる」シリーズや「29とJK」シリーズで有名な裕時悠示先生が「小説家になろう」で別名義で連載されている作品の書籍化作品となります。この作品の注目ポイントをさらに上げるのならやはり大人気イラストレーター様である藤真拓哉先生のイラスト、という事でしょうか。この間発表された「HIGHSPEED Etoile」というプロジェクトや多数のカードゲーム、漫画等様々な媒体で活躍されている藤真拓哉先生。かの先生がかの名義でラノベのイラストを手掛けられると言うのは私の覚えている限り数年ぶりな気がいたしますが、この作品はどんな作品なのか。わくわくが止まりませんね。
・いつも馬鹿にしてくる美少女たちと絶縁したら、実は俺のことが大好きだったようだ。
・著:歩く魚先生 絵:いがやん先生
二作品目はこちら。こちらは小説家になろうで人気の作品の書籍化作品となります。邪険にされ虐げられ、その全てと絶縁したら美少女達の反応が意外なもの、という所から始まるらしい今作品。果たして彼女達の恋はもう手遅れなのでしょうか。それとも何とか巻き返せるのか。マイナスの状況から始まるからこそ、期待したいですね。
電撃文庫編
・魔法史に載らない偉人 ~無益な研究だと魔法省を解雇されたため、新魔法の権利は独占だった~
・著:秋先生 絵:にもし先生
続きましては電撃文庫からの紹介です。こちらはかのアニメ化もされている「魔王学院の不適合者」シリーズを手がけられている秋先生の新作となります。かの先生と言えば緻密な描写ときちんとした勧善懲悪の爽快感が見所であると思いますが、この作品ではどんな面白さを魅せてくれるのか。期待していきたいですね。
・チルドレン・オブ・リヴァイアサン 怪物が生まれた日
・著:新八角先生 絵:白井鋭利先生
二作品目はこちら。こちらは「血翼王亡命譚」シリーズや「ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか?」シリーズを手掛けられていた新八角先生の新作となります。突如現れ世界の海を支配した怪物と、怪物の死骸を用いた兵器で戦う子供達の物語であるこの作品。古来より敵の力を利用したり、敵の身体を利用する兵器はロクなことになりませんが果たして大丈夫なのか。ちょっと怖いけれど楽しみです。
・冷たい孤高の転校生は放課後、合鍵回して甘デレる。
・著:千羽十訊先生 絵:ミュシャ先生
それでは最後、GA文庫よりはこちら。こちらは「神楽剣舞のアエリアル」シリーズ、「邪神官に、ちょろい天使が堕とされる日々」シリーズで有名な千羽十訊先生の新作です。人間嫌いな少年と無愛想で人間嫌いな少女による不器用なラブコメである今作品。人間嫌いは転じると甘々になることが多いですが果たしてこの作品ではどこまで甘くなるのか。期待していきたいですね。
以上、期待の八作品でした。では発売日を待ちましょう。