読書感想:ランジェリーガールをお気に召すまま4

 

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読書感想:ランジェリーガールをお気に召すまま3 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻で雪菜の告白を引き出した事により恵太達「リュグ」の面々に波乱が起きる、というのは画面の前の読者の皆様も何となく予想されたのではないだろうか。正にその通り、と言えるかもしれぬ。ぽろっと漏れ出るのは基本的にはもれなく本心。言葉で飾らぬ本心だからこそその思いは真っ直ぐに。故にその思いは波乱を起こすのである。

 

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読書感想:クールな女神様と一緒に住んだら、甘やかしすぎてポンコツにしてしまった件について3

 

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読書感想:クールな女神様と一緒に住んだら、甘やかしすぎてポンコツにしてしまった件について2 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻で親の世界のとばっちりを受け子供達の関係が振り回される、というラブコメの中でも中々に特殊な状況へと進んでいったこの作品であるが、玲衣の思いは純粋である、晴人に向ける思いに混じり気はない、というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。夏帆の思いもまた、純粋であると言える。しかし琴音の思いは少し違う。打算と計算込みであり、親世代からのとばっちりを最大限に利用しようともしている。だがそれでも、そこにある恋は確かなのである。

 

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読書感想:本能寺から始める信長との天下統一9

 

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読書感想:本能寺から始める信長との天下統一8 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻でこの時代の世界においては最大の宗教勢力であるキリスト教と激突する事となり、本格的に世界大戦へと飛び込んでいった我らが真琴と信長様達であるが、画面の前の読者の皆様は真琴に何かが足りないのではないか、と思われないであろうか。では何が足りないのであろうか。それは「覚悟」と「挫折」と言えるのではないだろうか。

 

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読書感想:クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。7

 

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読書感想:クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。6 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻で朱音が不器用ながらも才人に向かい踏み出せた、という中々もどかしいにも程があるこの作品としては大きな一歩を踏み出したというのは前巻までを読まれている読者様はご存じであろう。少しずつ朱音の角も取れ始め、デレも少しずつ増えてくる。やっとこさ夫婦として、形を求めだしたこの二人。夫婦、即ち「家族」。そこへ辿り着くためにやっと歩き出したのだ。

 

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読書感想:黒鳶の聖者5 ~追放された回復術士は、有り余る魔力で闇魔法を極める~

 

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読書感想:黒鳶の聖者 4 ~追放された回復術士は、有り余る魔力で闇魔法を極める~ - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻まで読まれている読者様であれば、ラセルが追放された原因であり勇者であるヴィンスを操るケイティこと「愛の女神」、キャスリーンの事についてはご存じであろう。何故か魔王に協力される様子を見せていた彼女。そも、何故女神の一人であるのに魔王と手を組んでいる様子を見せるのか。敵としての一端は見えたものの、まだ本質については見えはしない。だが何かは見え始めた。それが更に見えてくるのが今巻なのだ。

 

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読書雑記:二月読了作品の中から、お勧め作品ピックアップのお話。

こんばんは。三月も始まりましてそろそろ寒さが緩んでくる気配が嬉しい真白優樹です。さて本日は、先月読了した作品の中からお勧めしたい作品を紹介したいと思います。

 

 

読書感想:くたびれサラリーマンな俺、7年ぶりに再会した美少女JKと同棲を始める1 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

それではまずはHJ文庫よりこちらの作品の紹介です。年の差ラブコメ、そこに初恋の幼なじみという要素と社会においての癒しを掛け合わせているこの作品。真っ直ぐに想いを向けてくれる年下ヒロインに萌えたい読者様にはお勧めしたいですね。

 

 

読書感想:絶対に俺をひとり占めしたい6人のメインヒロイン season1. さて、誰から振ろうか? - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

続きましての作品はこちら。恋愛番組を題材にしているからこそ、必ず負けるヒロインが存在するのがこちらの作品です。どのヒロインも推したい魅力にあふれていると思いますので、推しのヒロインが勝ち抜けるか、という新しい楽しみ方をしてみたい読者様にはお勧めしたいと思います。

 

 

読書感想:レプリカだって、恋をする。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

三作品目はこちら。第29回電撃小説大賞で栄えある金賞を受賞されたこの作品。人間ではない、誰かのレプリカである彼女。だが人間と変わらぬ恋心が廻るこの作品。ラブコメとして確かな面白さに満ちていると思いますので、ラブコメ好きな読者様には是非お勧めしたいですね。

 

 

読書感想:勇者症候群 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

四作品目はこちら。女神という寄生生物に憑りつかれ、勇者として被害を齎す子供達。そんな子供達と戦う子供達を描いていくこの作品。決して優しくはない世界の中、そこで結ばれていく絆が熱さを持っていますので、心を熱くしたい読者様にはお勧めしたいですね。

 

 

読書感想:孤高の暗殺者だけど、標的の姉妹と暮らしています - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

五作品目はこちら。ホームコメディのドタバタと不器用な温かみを描きながら、不俱戴天の敵同士な凸凹コンビが異能犯罪と戦うバトルも盛り込んでいるこの作品。コメディだけではない複層的な面白さがあると思うので、そういった楽しみ方をしてみたい読者様には是非。

 

 

読書感想:俺と妹の血、つながってませんでした - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

六作品目はこちらの紹介です。血のつながりのない兄妹のラブコメ、その中で血の繋がり、家族の絆というものにも触れていくこの作品。実際の生活に根付いた面白さがあると思いますので、しっとりとした身近なラブコメを読んでみたい読者様にはお勧めしたいですね。

 

 

読書感想:世界で一番『可愛い』雨宮さん、二番目は俺。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

七作品目はこちら。女装男子陰キャラ女子、かわいい二人のラブコメを描いていくこの作品。主人公もヒロインも可愛い、だからこそのまるで一種の弾けるような面白さがあると思います。格好いいだけではないラブコメを読んでみたい読者様、是非読んでみてください。

 

 

読書感想:ウォーゲーム・ハイスクール - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

それでは最後、八作品目はこちら。かつて世界最強の座に立ちながらも記憶を失った少年が、また最強の頂を目指すこの作品。ゲーマーだからこその面白さ、引き込まれ伝播していく熱に溢れておりますので、燃えるようなゲームで脳を焼かれたい読者様には是非、読んでいただきたいです。

 

以上、八作品の紹介でした。では今月も読んでいきましょう。

 

 

読書感想:南国カノジョとひとつ屋根のした

 

 さて、DIVE‼という小説があるがあれは高飛び込みを題材にした小説であり、グランブルーと言えば幽霊やアンデットが中核をなす海賊軍団である。ぐらんぶる、と言えばあれはダイビング漫画に分類していいのだろうか。と前書きしてきたわけであるが、画面の前の読者の皆様はダイビングというスポーツについて何処までご存じであろうか。意外と知らない、縁がないという読者様も多いのではないだろうか。

 

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