読書雑記:「特別企画」個人的推しな三作品から個人的に思う、ラブコメヒロインのラブという部分の魅力について、なお話。

こんばんは、真白優樹です。最近どんどん寒くなってきましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目という事もあり体調を崩しやすい時期であると思うので、衣替えをしっかりとし体調管理に務めますようお祈りいたします。

 

 

さて、この記事は一体どんな意図で書いているのかを事前に説明いたしますと、詳しくは画面の前の読者の皆様自身で該当ツイートを探していただきたいのですが、まずは下記の画像をご覧ください。

 

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この作品に見覚えがあられるでしょうか。こちらはこのブログでも感想記事(https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/09/23/000536)を書かせていただきました作品、経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いするお話。(以下、経験済みと略します)ですね。この作品の作者である長岡先生が二巻発売までもう少しなのでどうかお力を貸してほしいとの事でした。なので、私なりの応援として他直近に発売された作品の中から推し作品な作品の応援も加えて、自分の思いを書きたいと思います。

 

① 経験済みなヒロインの魅力って何だというお話。

 

さて、語り始める前に経験済みとか萎えるわという読者様は遠慮せずブラウザバックをしてくださいませ。新しい扉を開いてみたい読者様、気にしないという読者様はこの先に目を通してくださいませ。

 

さて、そもそもラブコメのヒロインは割と未経験な背景である事が多い。それは何故だろうか。

 

個人的な思いを誤解も恐れず述べさせていただくなら、それこそが読者が求めるヒロインの姿なのだろう。

 

処女性(失礼いたしました)を保証されているからこそ無垢であり、無垢であるからこそ初めてがより魅力的となっている。それは確かである。実際、初デートやファーストキスのシーンに萌える読者様は多いであろう。

 

だがしかし、こうは思わないだろうか。経験済みでも未経験でも、よく考えるとどちらでも魅力ではないか、と。

 

言うなれば普通のラブコメヒロインが何も描かれていない真っ白なキャンバスだとすれば、経験済みなヒロインは既に絵を描かれたキャンバスであると言えるかもしれない。だがしかし、そこにお付き合いと言う二人だけの絵を描いていくのは同じではないだろうか。言ってしまえば塗り替えるという手順が増えるだけではないだろうか。

 

そして、その塗り替えるという所にこそ魅力があると私は思う。

 

「経験済み」のヒロイン、月愛も確かに経験済みである。だがしかし、そこに未経験な主人公という無垢な存在を敢えてぶつける事がこの作品の肝と言える。今までロクな恋愛をしてこなかった為に、誤った歪んだ絵を描かれた彼女と言うキャンバス。そこに主人公と言う強烈な無垢で上から真っ白にし、改めて正しい絵を描いていく。

 

そして、かの作品は経験済みという部分を抜いてしまえば寧ろ純愛ラブコメである。そして、健全なラブコメが初めてだからこそ余計にその初めてのどきどきが際立っていると言っても過言ではない。故に、経験済みというタイトルの単語に惑わされたりしてほしくないと思う次第である。

 

 

②ラブにも色々あるよね、という話。

 

さて、ここまで長々と「経験済み」について語ってきたが、ここで私の残る推し二作品を提示したい。

 

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上記の二作品、あなよめこと、あなたを諦めきれない元許嫁じゃダメですか?シリーズ(画像は二巻、二巻感想はこちら→https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/10/01/235851)(以下、あなよめ)

 

幼スキこと、天才美少女な幼馴染のくせに、なんで俺の前でだけそんなにスキだらけなんだよ (読書感想はこちら→https://yuukimasiro.hatenablog.com/entry/2020/10/01/225136)(以下、幼スキ)

 

この二つのシリーズの作品のヒロインのラブという感情もまた、目を見張るものがある。

 

「経験済み」のヒロイン、月愛の恋は言うなれば、今まさに始まった恋である。

 

対し「あなよめ」のヒロイン、翼の恋は言うなれば、過去の出会いからずっと今まで続く恋。どんな時も主人公を信じる絶対無敵の折れない恋だ。

 

そして「幼スキ」のヒロイン、毬萌の恋は既に心の中に合ったけれど言語化出来ていなくて、だけど今言葉にしたことで一気に燃え上がった恋と言える。

 

この三人の恋は、三作品とも読まれた読者様であれば分かっていただけると思うが、無論始まりのタイミングは異なる。しかし、共通して言えるのはただ一つ。その恋は打算も何もない、真っ直ぐで純粋な恋の想いという事である。

 

 

そう、言ってしまえばヒロインの数だけ恋の形はあるのだ。だが、そうであるからこそラブコメは面白いと言える。だからこそ、「経験済み」のヒロインが何だというのか。寧ろそうであるからこそ、既存の作品とは違う魅力があると言っても過言ではない。

 

 

ここまで長々と語ってきました。が、私の願いは一つです。

 

皆様、何も聞かずどうか私の推し作品三作品を読んでみてください。面白いと私が微力ながら太鼓判を押しますので。

 

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