前回感想はこちら↓
読書感想:このライトノベルがすごい! 2021 - 読樹庵 (hatenablog.com)
さて、この本の感想は恐らく25日、午前零時に挙げられていると思うが、画面の前の読者の皆様の中で自分の目でランキングを見て信じたい、という読者様は静かにブラウザバックをお願いしたい。
では、ここからは前述したタイプの読者様はいないと信じ、今年のランキングトップ10をまずは見ていきたいと思う。
第一位:千歳くんはラムネ瓶のなか
第二位:春夏秋冬代行者
第三位:ようこそ実力至上主義の教室へ
第四位:ミモザの告白
第五位:プロペラオペラ
第六位:お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
第七位:義妹生活
第八位:探偵はもう、死んでいる。
第九位:時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
第十位:バレットコード:ファイアウォール
・・・何ぃッ!? と驚かれた読者様はおられるだろうか。千歳くんはラムネ瓶のなか、ことチラムネがなんと二連覇という偉業を成し遂げた。やはりチーム千歳は強かったのである。
さてではここで、私の予想した順位を見ていきたい。(下記記事参照)
読書雑記:【多分外れる】 今年の #このラノ2022 トップ10を予想してみました、というお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)
・・・果たしてこの結果、惜しいと言うべきか全く外れていると言うべきか。一応半分のランクイン作品は当てているのでそれでご勘弁願いたい。
さて、続いては前年度のランキングを振り返りつつ、今年のランキングの傾向を見ていきたいと思う。
前年度ランキング
一位:千歳くんはラムネ瓶のなか
二位:スパイ教室
四位:探偵はもう、死んでいる。
五位:継母の連れ子が元カノだった
六位:楽園ノイズ
七位:弱キャラ友崎くん
八位:カノジョの妹とキスをした。
九位:プロペラオペラ
十位:お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
このランキングと今年のランキングを比較すると、チラムネやよう実、たんもしやお隣の天使様といった人気作品は今年もトップ10を保たれており、地力の高さを見せている中、楽園ノイズは三十八位、友崎くんは三十一位といった感じに大幅に順位を落としている。 その枠に今年は五作品がランクインしている訳であるが、その中でも注目作品は「春夏秋冬代行者」、そして「ミモザの告白」ではないだろうか。
春夏秋冬代行者は今年、上下巻で出たばかりでありながらも二位にランクインし。そしてミモザの告白はいきなり四位と言うランキングを掴み取っている。これはそれだけ多くの読者様が心を掴まれたという事であり、それだけラブコメも多種多様な形の作品が人気を博していると言ってもいいのではないだろうか。
上記の作品以外にも、ただ制服を着てるだけ(十四位)、負けヒロインが多すぎる!(十八位)と言ったように、普通のラブコメとは一線を画す作品がランクインしている事からもその辺りが伺えるのかもしれない。
そう考えるのならば、やはりラブコメは今年も強いと言っても過言ではない。まだまだラブコメ旋風が吹き荒れ、けれど新たな形のラブコメが次々と生まれ出る。このラノベ界、来年のランキングはどんなものとなるのだろうか。
それはまだ分からない。けれど、もっと面白い事になるのかもしれない。そう思う次第である。
それでは最後に、私が投票した作品はランクインしたのであろうか。
一位:恋は双子で割り切れない(二十一位)
二位:ホヅミ先生と茉莉くんと。(十七位)
三位:神は遊戯に飢えている。(十五位)
四位:千歳くんはラムネ瓶のなか(一位)
五位:Vtuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた(三十位)
全作品、ランクインしていて嬉しい限りである。因みに今回、私のコメントも一か所採用されているので、興味があられたら是非探してみていただきたい。