
さて、時に画面の前の読者の皆様は生徒×先生のラブコメとしてどんな作品を連想されるであろうか。古い作品でいうとお願いティーチャー、ちょっと古い作品であるとkiss×sis辺りが思い浮かぶが、こういった作品が真っ先に思い浮かぶ辺り、私は割と古のオタク、と言えるのかもしれない。という話はさておいて。この作品ではそんな、生徒×先生のラブコメ、を描くのである。
特に目標もなく日常を過ごし、放課後は校則で禁止のバイトに励む少年、敦人。ある日、彼がバイト先の先輩や後輩とともに訪れたネットカフェのダーツコーナーで見たのは、外国人の女性がナンパされている現場。見てられずその場に介入、ナンパ男二人組と、女性とコンビを組みダーツで対戦することに。想像以上の女性の下手さでいい勝負になるも何とか勝利、その後、女性相手にラッキースケベをしてしまったりするも、その場は平穏な別れになり。
「「シャーロット先生からの好感度がおかしいっ!」」
もう会うことはない、かと思っていたら再会は意外とすぐに。敦人のクラスへ、アメリカからの新任ALTとしてやってきたのはその女性、シャーロット(表紙)。何やら敦人に好感度が高そうな様子を見せたことで、筋肉バカである親友、大勝や小学校からの旧友である紅華に怪しまれることに。何とかごまかすことには成功するも、シャーロットから素敵な教師になるための「遊び」のレッスンをお願いされて。始まっていくのは、夜の秘密の関係。
「純粋にすごいなって」
「・・・・・・だって、私と一緒の時は私だけ見てほしいもん」
ある時は、おすすめのお店に行ったり。またある時は、シャーロットが飲酒してしまったり。さらにある時はひょんなことから、シャーロットの一人暮らしの家を訪問することになったり。にぎやかで楽しい、まさに授業の範囲を外れた日々の中、知っていくのは彼女の素顔。先生として立派になるために、細かいことを頑張っていたり。どこかぽんこつでやきもち焼きなかわいい素顔であったり。
「将来結婚できたら最高だと思ってます!」
そんな日々の中、敦人の心は少しずつ変わっていく。空っぽで何もない、彼の心の中に満ちていくもの。それは恋。シャーロットへの恋。紅華とお出かけしているところをシャーロットに見られてあわや拗れそうになり、何とか誤解を解いたら帰れなくなって、ラブホに泊まることになったり。その後訪ねてきたシャーロットの姉、汐里に引き離されそうになってしまったり。離別の危機、吠えるのは己の思い。未来への覚悟、見つけた将来への夢を声高に叫んで。シャーロットとの心をつなぐのである。
ポンコツでかわいい、アメリカンな先生とのラブコメであるこの作品。先生の可愛さに萌えたい方はぜひ。きっと貴方も満足できるはずである。