読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。七月第三週の予想最高温度はほぼ四十度、世界は丸ごとインフルエンザにでも罹患したのか。とりあえず一回は熱中症で倒れる気がする真白優樹です。さてそんな暑さにも負けず、今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目の新刊についてお話したいと思います。

 

読書雑記:七月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

前回記事は上記となります。

 

ガガガ文庫

 

 

・いつか憧れたキャラクターは現在使われておりません。

 

・著:詠井晴佳先生 絵:萩森じあ先生

 

それではまず最初の作品はこちら。こちらは第17回小学館ライトノベル大賞で優秀賞を受賞された作品です。自分が作った只のVRキャラクターが四年振りに自分の前に現れる、という一度聞いただけだとどういう事かと首を傾げてしまいそう。そこから始まる、「自分」という存在に迷う人達に送る青春ファンタジーであるらしい今作品。青春×ファンタジー、というのも珍しい気がしますがどんな面白さを見せてくれるのか。期待していきたいですね。

 

 

・かくて謀反の冬は去り

 

・著:古河絶水先生 絵:ごもさわ先生

 

二作品目はこちら。こちらは審査員特別賞を受賞された作品となります。あの武内崇氏も絶賛されたと言う今作品、スペクタクル宮廷陰謀劇というのも中々見ませんが、twitterで為されている宣伝を見ると世界観が中々に摩訶不思議な事になっております。世界観からして一筋縄ではいかなさそうな今作品は何を見せてくれるのか。注目していきたいですね。

 

 

・氷結令嬢さまをフォローしたら、メチャメチャ溺愛されてしまった件

 

・著:愛坂タカト先生 絵:Bcoca先生

 

三作品目はこちら。こちらはかつて、「ドラどら王子」シリーズや「こちら異世界転生取締局」シリーズを手掛けられていた愛坂タカト先生の新作です。あらすじからすると、身分差ラブコメですが、とあるVの方が仰られていたのですが、主役的にはヒロインの方であり中々ガガガ文庫では珍しいタイプの作品、と言えるかもしれません。身分差ラブコメは中々障害が付き物ですが、この作品はどう着陸させていくのか。期待したいですね。

 

富士見ファンタジア文庫

 

 

・冴えない社会人、家出ギャルにモテる。 ちょっと距離近すぎませんか?

 

・著:浅岡旭先生 絵:Shakkiy先生

 

続きましては富士見ファンタジア文庫からの紹介です。こちらは「人気声優とイチャイチャして結婚するラブコメ」シリーズや、「ちょっぴりえっちな三姉妹でも、お嫁さんにしてくれますか?」シリーズを手掛けられていた浅岡旭先生の新作です。浅岡旭先生と言えば、イチャイチャもの、という印象がありますがこの作品も社会人にとっての癒しであるアットホームいちゃラブコメとの事。 秘密の同棲生活、というと予想される障害はいくつかありますがその辺りはどう描いていくのか。その辺りも楽しみですね。

 

 

・迷子の女の子を家まで届けたら、玄関から出てきたのは学年一の美少女でした

 

・著:楠木のある先生 絵:古弥月先生

 

二作品目はこちら。こちらは第7回カクヨムweb小説コンテストラブコメ部門で大賞を受賞された作品です。人助けをしたら、学年一の美少女と繋がる事になり始まるらしい今作品。いずれ付き合う、とありますが焦れ甘という事もありそこまで長そうな気がしますが、そこまでどんな甘さを見せてくれるのか。あと公式サイトに主人公の紹介が無いのはどういう事なのか。その辺りも注目していきたいと思います。

 

 

ラノベも俺も好きなギャル

 

・著:川田戯曲先生 絵:鬼猫先生

 

 

三作品目はこちら。こちらは「嘘嘘嘘、でも愛してる」シリーズや「推しが俺を好きかもしれない」シリーズを手掛けられた川田戯曲先生の新作となります。ヒロインが個性的な事で有名な川田戯曲先生の今度のヒロインは、ラノベ好きなギャルと言うこれまた珍しいもの。ラノベ読者、という二人のラブコメはどんなものとなるのか。楽しみですね。

 

MF文庫J

 

 

・魍魎探偵今宵も騙らず

 

・著:綾里けいし先生 絵:モンブラン先生

 

続きましてはMF文庫Jからの紹介です。こちらは「異世界拷問姫」シリーズや「終焉の花嫁」シリーズであられます綾里けいし先生の新作となります。今作品では常世と繋がり、百鬼夜行が溢れた現世で魍魎が絡む事件を解決する探偵のお話、との事。果たして、妖が絡む事件とはどんなものになるのか。期待していきたいと思います。

 

オーバーラップ文庫

 

 

 

・異端審問官シャーロット・ホームズは推理しない ~人狼って推理するより、全員吊るした方が早くない?~

 

・著:中島リュウ先生 絵:キッカイキ先生

 

それでは最後、オーバーラップ文庫からはこちら。こちらはかつて「Re:RE」シリーズを手掛けられていた中島リュウ先生の新作となります。前作では血塗れの戦いを魅力的に描かれていましたが、今作品では独自の機械化を辿ったイギリスを舞台に、シャーロックホームズをモチーフにしたキャラたちが躍動するとの事。さて、助手が推理すると言う風変わりな探偵はどんな感じになるのか。楽しみですね。

 

以上、期待の八作品でした。では発売日を待ちましょう。