読書感想:人気配信者たちのマネージャーになったら、全員元カノだった2

 

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読書感想:人気配信者たちのマネージャーになったら、全員元カノだった - 読樹庵

 

 さて、前巻で始まった恵とメイ、彩奈、燈子のインモラルでどろっどろなラブストーリー。メイと燈子がにらみ合いを始める中、彩奈はまだ気づかず、という状況は前巻を読まれた読者様であればご存じであろう。しかしこうして思うと、恵は厄介な状況にある意味自分から身を置いている、という事になるのかもしれない。恋愛厳禁、誰かに深く肩入れしたらいつか破滅あるのみ。そして、恵は意外と下半身に忠実なせいで、このままではいつかは破滅、するかもしれぬ。

 

 

そんな状況を強引にでもリセット、な方向にもっていくのが今巻であり。作者様曰く最初で最後、かもしれぬラブコメ展開となるのが今巻なのである。

 

「注意喚起? また何かあったんですか?」

 

月曜日、会社での定例会議。そこで注意喚起されたのは、配信者に対するストーカー被害、のお話。そこで運悪くというべきか、燈子から見慣れぬ男性三人組にストーカーされているという相談を受け。合流後、一先ず自分の家で彼女をかくまう事に。

 

「だけど、じゃない。お前はただ、その女を信じたいだけだろ?」

 

「・・・・・・もしかして、燈子ちゃん知ってるんじゃ」

 

「あのときの約束は叶えられなかったけど、今回は叶えたいの」

 

燈子の心当たりは一つ、配信についてあれこれ教えた「琥珀キラリ」というASMR配信者とリアルで会おうとしてドタキャンされた時しか己を晒していないということ。 一先ず黒鉄に調査をお願いするも、クズとして諭され。 彼から話をされたココアは何か思う様子を見せ。 そして燈子は次の配信のネタの為にも、という事で二泊三日の北海道旅行へ恵を連れ出す。

 

「じゃあ私は、一生謝り続けるしかないわね」

 

ストーカーの目もない北の地、あっちへこっちへ、と思い思いに楽しんで。その中で明かされるのは燈子が恵の前から消えた理由。改めて理解し合って、また思いが再燃して。旅館で、当たり前のように一線を飛び越えて。

 

そして帰宅後。恵は知らずにいた。ココアから連絡を受けた燈子が彼女を利用する形で、騒動を終わらせていたという事を。琥珀キラリの意外な正体を暴露させる、という形でトドメをさしていたという事を。

 

そして訪れるは急展開。彩奈を狙いやってきたストーカー、守る為に黒鉄と共に駆けつけるも不意をつかれ、彩奈を庇う形で恵は大怪我を負ってしまい、怪我の後遺症として記憶を失ってしまう。

 

「恵の、彼女だよ」

 

 

「恵がいれば、他にはなんにもいらない」

 

自分のふがいなさ、駆けつけたメイと燈子が瞳の中で見せていた光。恵を奪われるかも、という危惧は彩奈の心を狂わせ嘘を付けさせ。彼女の瞳から光を失わせるのである。

 

好感度リセット、その先に彩奈が動き出す今巻。前巻を楽しまれた読者様は是非。きっと貴方も満足できるはずである。

 

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