
さて、FANZAの同人のトップページの新発売のリストを見ていたりすると、人気アニメ等のNTRをAIで作った作品が売られていたりするのだが、あれって権利的な所は多分大丈夫じゃない気がするのだが、売っていいものなのか。そも私はNTRが嫌いなので見向きもしないのだが。私のようにNTRが嫌い、という方もおられるだろう。NTR、それは好みの別れるジャンル、かもしれないし別れるとしたらばっさりと好みは別れる、であろう筈。
さて、ではNTRは時に最後は因果応報、ざまぁ要素に繋がる訳であるが。この作品においてはNTR、はあるのかというと。NTRの果て、ざまぁに繋がる未来を防ぐために奔走していたら何故かヒロイン、エリーゼ(表紙)の好感度を高めていってしまう、というコメディが強めのラブコメなのである。
「そんなことしたらノルドの二の舞なんだよ、バカヤロウ!」
現代、お仕事に疲れたとある青年がプレイしていたのは、「成り上がり勇者の学院ハーレム無双」というエロゲ。かのゲーム、主人公であるケインのライバルとなる貴族令息、ノルドがあまりにも外道であり。エリーゼを寝取り散々凌辱、最後はその彼女の手にかかってざまぁされるという結末を見届けて。
ストロング缶を飲みすぎ、恐らく急性アルコール中毒で死亡し。次に目覚めた時、ノルドになっていた。状況を把握、まだ物語は始まっていないと知り。ノルドとして、エリーゼとケインを結び付けた後、スローライフを送るべく動き出す・・・・・・
「ですが、彼を飼っておけばいつかあのお方に再び逢えるような気がするのです」
・・・・・・と思いきや、まずは悪漢に攫われようとしていたエリーゼを助け、ケインにその功績を押し付けるも、ケイン自身の小物ぶりにエリーゼが嫌悪感を抱き、ノルドへと思慕の気持ちを深め。気付かず、歯車は思いもよらぬ方向へ狂いだす。
「その程度のことで私の愛が揺らいでしまうと思われてしまうなんて」
口を開けば、ノルド流の語録に変換されてしまうもその不遜な物言いと裏打ちされた実力が逆に慕われ、国に仕える騎士団に逆に慕われたり。 物語の舞台となる勇者学院に入学を拒否しようとしたら、ノルドを男として愛していた乳母のメイナの身体を張った説得に絆され入学する事に。 そして再会したエリーゼに早々正体はバレてしまい、まるで性女のような彼女の愛を向けられることに。
「さらば我がスローライフ」
更には学園長の弱みを握った、ノルドの妹マリアンヌの策謀により教授代理の地位を押し付けられ、悪役っぽく単にいたぶっていたら何故か厳しい中に優しさが、と勘違いされ。 ケインがどんどん小物ぶりを晒し周囲からの嘲笑をどんどん集めていく中、ノルドは賞賛を集め。 通り家が没落したエリーゼが、ノルドのメイドになり。結果、引き離したいのに何故かエリーゼが隣に。
「頼むから俺に相談もなく、勝手に決めないでくれ」
何をしても逆効果、物語を覆そうと逆の行動をしてみたら逆にそれがいい方向に進んで。気が付けば魔王四天王の一人、獣人のマオを助けて魔王アズライールをぶっ飛ばし。学院の皆の前で功績を認められ、勇者になっていってしまうのである。
最早ドタバタあるのみ、そう言わんばかりにカオスを駆け抜けていくこの作品。ドタバタな面白さを見てみたい読者様は是非。きっと貴方も満足できるはずである。