読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。ガガガ文庫、富士見ファンタジア文庫編。

こんばんは。家の近辺の本屋、さらには電車で十分くらいの本屋も新刊の品ぞろえが微妙という事を知り、絶望している真白優樹です。まぁ都会の本屋に行くことを心掛けるしかないですね。さて本日は、今週金曜日発売予定のガガガ文庫及び富士見ファンタジア文庫の作品の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。

 

読書雑記:三月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

一部記事は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。

 

ガガガ文庫

 

 

・お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか?

 

・著:ツカサ先生 絵:千種みのり先生

 

最初の作品はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀した作品です。果たして怪異が絡む事件を、訳ありの兄妹はどう封じていくのか。期待していきたいですね。

 

 

・高嶺の花には逆らえない3

 

・著:冬条一先生 絵:ここあ先生

 

二作品目はこちら。あいりと向き合いたいと願う葉が彼女の家を訪ね、恋の時計が蒔き戻るらしい今巻。この状況からあいりはどう、攻めていくのか。彼女の巻き返しに期待したいですね。

 

 

・負けヒロインが多すぎる!5

 

・著:雨森たきび先生 絵:いみぎむる先生

 

三作品目はこちら。佳樹が誰かに手作りチョコを送るらしいと聞き、その相手を探る為に中学校へ潜入する今巻。ブラコンな妹と負けヒロイン、という要素をどう搦めていくのか。期待したいですね。

 

富士見ファンタジア文庫

 

 

・あのね、じつは、はじめてなんだ。 ゆるそうでうぶな彼女との初体験まで、あと87日

 

・著:日日綴郎先生 絵:みすみ先生

 

続きましては富士見ファンタジア文庫からの紹介です。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀した作品となります。ガチで初体験まで描いていくらしいこの作品、その行為をどう魅せてくるのか。期待したいですね。

 

 

・居残りすずめの縁結び あやかしたちの想い遺し、すずめの少女とお片付け

 

・著:福山陽士先生 絵:にゅむ先生

 

二作品目はこちら。こちらも上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。ひと夏の再会と別れ、はたして幽霊の少女と繰り広げるのはどんな夏か。期待したいと思います。

 

 

・囚人諸君、反撃の時間だ

 

・著:蒼塚蒼時先生 絵:ミユキルリア先生

 

三作品目はこちら。こちらもやはり上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして冤罪から始まる魔族の少女との反撃譚とはどんなものか。楽しみですね。

 

 

・もしもし?わたしスマホですがなにか?1

 

・著:早月やたか先生 絵:PiPi先生

 

四作品目はこちら。例に漏れずこちらも上記の記事で少しだけ深堀しております。美少女型スマホ、という謎の存在とどんなラブコメを繰り広げるのか。楽しみです。

 

 

・「一緒に寝たいんですよね、せんぱい?」と甘くささやかれて今夜も眠れない

 

・著:ヰ森奇恋先生 絵:むにんしき先生

 

五作品目はこちら。やはりこちらも上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。眠れない少年と小悪魔な後輩は、二人で寝ることは出来るのか。期待したいですね。

 

 

・スパイ教室 短編集04 NO TIME TO 退

 

・著:竹町先生 絵:トマリ先生

 

六作品目はこちら。次の任務の前のバカンスの前、ランの新たな就職先を探すらしい今巻。そう言えばスパイの転職とはどうなっているのか。期待したいと思います。

 

 

・経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。その6

 

・著:長岡マキ子先生 絵:magako先生

 

それでは最後、七作品目はこちら。今巻は感涙必死との事ですが、ちょっと大人になるとはどういう事か。期待したいですね。

 

以上、期待の十作品でした。では発売日を待ちましょう。

読書感想:ゲームで不遇職を極めた少年、異世界では魔術師適性MAXだと歓迎されて英雄生活を自由に満喫する/スペルキャスターLv100

 

 さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。ゲーム、というのは色々な場合があるがやり込み要素、という極めていけばキリがない要素が用意されているゲームもあるというのはご存じであろう。そのようなやり込み要素を、皆様は何か極められた事はあるであろうか。このゲームだけは、誰にも負けない程にやりつくしたし、全てを極めたという自負があるゲームはあられるであろうか。

 

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読書感想:友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。3

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。2 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 恋は盲目、恋は毒。その毒に浸されきり、どこまでもその深みに堕ちていく純也と夜瑠の二人。子供であるからこそ、多くを望み強欲に全部を抱え込もうとする。自分なら抱え込めるはずであると、友人達を騙しながら自分達の恋を貫こうとする。それは青さと若さの発露、と言っても過言ではないのかもしれない。多くを望む事を諦める年代ではない、若さだからこその選択肢と言えるのかもしれない。

 

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読書感想:恋は双子で割り切れない5

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:恋は双子で割り切れない4 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 まるで熾火のように、炎と燃え盛る、琉実の、那織の愛、純にだけは、分かって欲しいと向けられるその思い。何方も愛する、というのは出来はしない。お互いがお互いの事を一番知っている、故に分かる。そんなことは出来ないと。だからこそ答えを求め、答えを出す。その答えが示されるのが今巻なのである。

 

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読書感想:怪物中毒2

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:怪物中毒 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻を読まれた読者様であればこの作品の世界情勢と、官製スラムとも言える「仮面舞踏街」という街の歪さはご理解頂けていると思うが、そんな街で生きている零士や月といったルールから外されたはぐれ者達の事もご理解頂けているであろう。化け物である身体を持ちながらも、人間でありたいと、人間であろうとする彼ら。彼等を嘲笑うかのように新たな事件の発生する今巻。それは正に、人間の醜悪さを浮き彫りにしていく内容と言ってもいいのかもしれない。

 

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読書感想:魔女のふろーらいふ

 

 さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は何かしらの旅行等で温泉に行かれた事はあるであろうか。温泉とは何も纏わず入るものであり、心も体も解れるリラックスできる場所である。そんな場所でそれこそ飽きるほどに、蕩けるまで湯につかる、というのはQOLの向上という面においては一年に一度くらいは体験しておくべき体験なのかもしれない。

 

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読書雑記:三月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。三月も始まり早くも半分くらい過ぎましたが、どんどん積読を減らしていきたいと思う真白優樹です。さて本日は。三月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊について紹介していきたいと思います。

 

前回記事はこちら↓

読書雑記:三月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

ガガガ文庫

 

 

・お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか?

 

・著:ツカサ先生 絵:千種みのり先生

 

それではまず最初の作品はこちら。こちらはアニメ化もされた「銃皇無尽のファフニール」シリーズを手掛けられたツカサ先生の新作です。今作品では怪異の絡む怪事件を訳ありの兄妹が解決していくミステリーものとなるとの事。怪異という存在が絡むと謎は一気に自由度を増すものですが、どんな謎を見せてくれるのか。楽しみですね。

 

富士見ファンタジア文庫

 

 

・あのね、じつは、はじめてなんだ。 ゆるそうでうぶな彼女との初体験まで、あと87日

 

・著:日日綴郎先生 絵:みすみ先生

 

続きましては富士見ファンタジア文庫からの紹介です。まずはこちら。こちらは「青のアウトライン」、「君と一緒にごはんが食べたい」という作品を手掛けられていた日日綴郎先生の新作となります。前述した二作品で、青春の瑞々しい衝動と等身大の思いを描かれた先生の新作は、周囲から誤解される二人のはじめてまでを描かれるとの事。青春とは、卒業するまで、という事らしいですがラノベで描かれる事はそんなにない体験を、その美しい文章でどう表現されるのか。期待したいですね。

 

 

・居残りすずめの縁結び あやかしたちの想い遺し、すずめの少女とお片付け

 

・著:福山陽士先生 絵:にゅむ先生

 

二作品目はこちら。こちらはかつて、「神獣たちと一緒なら世界最強イケちゃいますよ?」シリーズや「1LDK、そして2JK。」シリーズを手掛けられた福山陽士先生の新作となります。前述した二作品とは毛色を変え、今作品は幽霊の少女と田舎でひと夏の出会いと別れを経験する、青春奇譚との事。あらすじ的に幽霊の少女とも別れるのは確定な気がしますが、その辺りをどう描いていくのか。是非に感動させてほしいですね。

 

 

・囚人諸君、反撃の時間だ

 

・著:蒼塚蒼時先生 絵:ミユキルリア先生

 

三作品目はこちら。こちらは第35回ファンタジア大賞で金賞を受賞された作品です。魔術犯罪者を幽閉し才能ある者を矯正する監獄学園で、冤罪により幽閉された英雄と魔族の姫が下克上を起こすというこの作品。選考委員の方々も絶賛されたファンタジアの系譜を受け継ぐ良き王道作品との事ですが、金賞を受賞されたその力はどんなものなのか。王道好きとして楽しみにしていきたいですね。

 

 

・もしもし?わたしスマホですがなにか?1

 

・著:早月やたか先生 絵:PiPi先生

 

四作品目はこちら。こちらは第35回ファンタジア大賞で羊太郎特別賞を受賞された作品です。美少女型スマートフォンという中々にぶっ飛んだ設定から始まる、新・王道のボーイミーツガールでラブコメらしい今作品。人間とスマホという、中々見慣れぬ二人ですが種族違いという面もあるラブコメをどう見せてくれるのか。楽しみです。

 

 

・「一緒に寝たいんですよね、せんぱい?」と甘くささやかれて今夜も眠れない

 

・著:ヰ森奇恋先生 絵:むにんしき先生

 

五作品目はこちら。こちらも第35回ファンタジア大賞で金賞を受賞された作品です。不眠症、という具体的な症例が題材になると言うのも中々見かけませんが、其処から始まる甘い夜更かしラブコメディらしい今作品。寝る、という行為にラブコメはどうつながっていくのか。期待したいと思います。

 

MF文庫J

 

 

・記憶喪失の俺には、三人カノジョがいるらしい

 

・著:御宮ゆう先生 絵:たん旦先生

 

ここからはMF文庫Jからの紹介です。こちらは「この恋は元カノの提供でお送りします」シリーズや「カノジョの浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています」シリーズを手掛けられている御宮ゆう先生の新作となります。前述した二作品では、ちょっとビターで切ない、大人な部分もあるラブコメを描かれていましたが今作品は、記憶喪失から始まる三人のカノジョとのラブコメ、との事。こういう場合、誰かが嘘をついている事が多いですがこの作品にあるのは嘘か、それとも実か。楽しみですね。

 

 

・僕らの春は稲妻のように

 

・著:鏡遊先生 絵:藤真拓哉先生

 

二作品目はこちら。こちらは「僕のカノジョ先生」シリーズや「妹はカノジョにできないのに」シリーズを手掛けられている鏡遊先生が、皆様も一度はそのイラストを見た事があるであろう藤真拓哉先生とタッグを組んで作られた作品です。・・・藤真拓哉先生、本当に仕事が多岐にわたっておりますがいつ休まれているんですかね? それはともかく、あらすじから見ると初対面からいきなり婚約、から始まる猛スピードなラブコメとの事。いきなりの婚約、そこに何か事情があるのか? 色々な意味で楽しみです。

 

 

・魔女の怪談は手をつないで 星見星子が語るゴーストシステム

 

・著:サイトウケンジ先生 絵:ぷらこ先生

 

三作品目はこちら。こちらはMF文庫Jでは「101番目の百物語」シリーズや「椎名町先輩の安全日」シリーズを手掛けられたサイトウケンジ先生の新作です。都市伝説や異能バトルといった方向性が十八番な先生の新作は、自称魔女の語る怪談に巻き込まれ始まる物語との事。あらすじからして不穏ですし、そもそも「手をつないで」、とはどういう事か? そこにどんなホラーがあるのか。楽しみです。

 

以上、期待の九作品でした。では発売日を待ちましょう。