読書感想:魔王城、空き部屋あります!

 

 さて、人間は自活の意味も込めて必ず一人暮らしを経験した方が良いという論理を何処かで聞いた気がするが、そも一人暮らしの基準を、画面の前の読者の皆様は何で求められた事があるであろうか。一人暮らしするに当り、求めるのはどんな要件であろうか。

 

続きを読む

読書感想:わたしの百合も、営業だと思った?

 

 さて、声優というのはアニメに声を吹き込む方々であり、キャラクターに命を入れる人達であるが、そんな人達が生き戦う世界、声優界を題材としたラノベを画面の前の読者の皆様は読まれた事はあるであろうか。華々しく見えて、実際の所声優の世界とは椅子の取り合い。常にだれかが誰かを蹴落とそうとしている、弱肉強食の世界なのである。

 

続きを読む

読書感想:ミリは猫の瞳のなかに住んでいる

 瞳のなか、そこに宇宙が広がっていると言ったのは誰であったであろうか。それはともかく、何かの瞳の中を覗き込んでみた時、画面の前の読者の皆様は吸い込まれるような感覚を覚えられた事はあるであろうか。瞳の中に映っているのは、果たして本当に自分だけなのであろうか。

 

続きを読む

読書感想:聖剣学院の魔剣使い11

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:聖剣学院の魔剣使い10 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、巻が進むたびに状況がどんどんと変遷していくのがこの作品の特徴であると言うのは、この作品を読まれている読者様であればご存じであろう。少しずつ明かされ始めたこの世界の謎、其処から怒涛の展開が始まっていく訳であるが、前巻の最後で登場した特大の爆弾。ここにいる筈のレオニスこと、「不死者の魔王」が更なる謎を呼び込んでくるのが今巻なのである。

 

続きを読む

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。電撃文庫編。及びGA文庫編。

こんばんは。三月も始まり早くも一週間、そろそろ温かくなる気配に嬉しい真白優樹です。あとはまぁ・・・げふんげふん。さて本日は今週金曜日発売予定の電撃文庫の新刊と、購入予定が一作品しかないので来週火曜日発売予定のGA文庫の作品の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。

 

読書雑記:三月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので、宜しければご覧ください。

 

電撃文庫

 

 

・ミリは猫の瞳のなかに住んでいる

 

・著:四季大雅先生 絵:一色先生

 

それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀した、第29回電撃小説大賞で金賞を受賞された作品となります。果たして過去と今が交錯する中、どこを目指していくのか。楽しみですね。

 

 

・わたしの百合も、営業だと思った?

 

・著:アサクラ ネル先生 絵:千種みのり先生

 

二作品目はこちら。こちらは「異世界の底辺料理人は絶頂調味料で成り上がる!」、「彼なんかより、私のほうがいいでしょ?」と言った作品を手掛けられているアサクラ ネル先生の新作となります。果たして元推しの後輩と繰り広げるのはどんなガルコメとなるのか。楽しみですね。

 

 

・魔王城、空き部屋あります!

 

・著:仁木 克人先生 絵:堀部 健和先生

 

三作品目はこちら。こちらは「竜魔神姫ヴァルアリスの敗北」シリーズや「俺のプロデュースしたエルフアイドルが可愛すぎて異世界が救われるレベル」といった作品を手掛けられている仁木 克人先生の新作となります。日本に来てしまった魔王城、アパートとなって集うのはどんな住民か。楽しみですね。

 

 

・魔女のふろーらいふ

 

・著:天乃聖樹先生 絵:今井翔太先生 原案:岩野弘明先生

 

四作品目はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀した作品です。異世界の魔女と温泉で繰り広げられるのはどんなお話なのか。期待していきたいですね。

 

 

・恋は双子で割り切れない5

 

・著:高村資本先生 絵:あるみっく先生

 

五作品目はこちら。双子姉妹とのデート、告白、そして夏の海。確かに一つの結実を迎える訳ですがここからどう、ラブコメは進むのか。とても楽しみです。

 

 

・怪物中毒2

 

・著:三河ごーすと先生 絵:美和野らぐ先生

 

六作品目はこちら。新たな仲間も加え夜の街を駆け抜ける中、未曽有の惨劇が起きるらしい今巻。果たして彼等の中から死人は出てしまうのか。怖いけれど楽しみです。

 

 

・友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする。3

 

・著:真代屋秀晃先生 絵:みすみ先生

 

七作品目はこちら。秘密の関係がいよいよ決着を迎える今巻。果たして純粋さの果てに待っているのは、破滅か、それとも。最後まで見届けたいと思います。

 

GA文庫

 

 

・ゲームで不遇職を極めた少年、異世界では魔術師適性MAXだと歓迎されて英雄生活を自由に満喫する/スペルキャスターLv100

 

・著:あわむら赤光先生 絵:ミチハス先生

 

それでは最後、八作品目はこちら。こちらは上記の記事でも少しだけ深堀した作品です。果たして、ゲームを題材にしたリアルな異世界で、究極の魔法は出来るのか。期待したいですね。

 

以上、期待の八作品でした。では発売日を待ちましょう。

 

 

読書感想:灰原くんの強くて青春ニューゲーム4

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:灰原くんの強くて青春ニューゲーム3 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、青春とは何か。青春とは恋、音楽、様々な答えがあるかもしれない。だが青春とは、未知と選択の繰り返しでもある。そう、「選択」である。夏希は今、選択を迫られている。陽花里と詩の間で、何方の恋を選ぶのかを。それは彼の一周目では決して得られなかった、二周目だからこその問題だ。だからこそ思い悩む、未知なる状況に。

 

続きを読む

読書感想:Vのガワの裏ガワ2

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:Vのガワの裏ガワ1 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、Vtuberという存在を通じ青春を描いていくこちらの作品。時にぶつかり合うのも青春である。恋が芽生えるのも青春である。青春とは様々な形があれど、明確な正解というものはないのかもしれない。そして、「挫折」というのも青春の一つの要素と言える。今巻はそんな挫折と再起の巻であり、それを担うのが千景や果澪たちの後輩である生徒会の一員、夕莉(表紙)である。

 

続きを読む