こんばんは。三月も始まり早くも半分くらい過ぎましたが、どんどん積読を減らしていきたいと思う真白優樹です。さて本日は。三月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊について紹介していきたいと思います。
前回記事はこちら↓
読書雑記:三月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)
・お兄様は、怪物を愛せる探偵ですか?
・著:ツカサ先生 絵:千種みのり先生
それではまず最初の作品はこちら。こちらはアニメ化もされた「銃皇無尽のファフニール」シリーズを手掛けられたツカサ先生の新作です。今作品では怪異の絡む怪事件を訳ありの兄妹が解決していくミステリーものとなるとの事。怪異という存在が絡むと謎は一気に自由度を増すものですが、どんな謎を見せてくれるのか。楽しみですね。
・あのね、じつは、はじめてなんだ。 ゆるそうでうぶな彼女との初体験まで、あと87日
・著:日日綴郎先生 絵:みすみ先生
続きましては富士見ファンタジア文庫からの紹介です。まずはこちら。こちらは「青のアウトライン」、「君と一緒にごはんが食べたい」という作品を手掛けられていた日日綴郎先生の新作となります。前述した二作品で、青春の瑞々しい衝動と等身大の思いを描かれた先生の新作は、周囲から誤解される二人のはじめてまでを描かれるとの事。青春とは、卒業するまで、という事らしいですがラノベで描かれる事はそんなにない体験を、その美しい文章でどう表現されるのか。期待したいですね。
・居残りすずめの縁結び あやかしたちの想い遺し、すずめの少女とお片付け
・著:福山陽士先生 絵:にゅむ先生
二作品目はこちら。こちらはかつて、「神獣たちと一緒なら世界最強イケちゃいますよ?」シリーズや「1LDK、そして2JK。」シリーズを手掛けられた福山陽士先生の新作となります。前述した二作品とは毛色を変え、今作品は幽霊の少女と田舎でひと夏の出会いと別れを経験する、青春奇譚との事。あらすじ的に幽霊の少女とも別れるのは確定な気がしますが、その辺りをどう描いていくのか。是非に感動させてほしいですね。
・囚人諸君、反撃の時間だ
・著:蒼塚蒼時先生 絵:ミユキルリア先生
三作品目はこちら。こちらは第35回ファンタジア大賞で金賞を受賞された作品です。魔術犯罪者を幽閉し才能ある者を矯正する監獄学園で、冤罪により幽閉された英雄と魔族の姫が下克上を起こすというこの作品。選考委員の方々も絶賛されたファンタジアの系譜を受け継ぐ良き王道作品との事ですが、金賞を受賞されたその力はどんなものなのか。王道好きとして楽しみにしていきたいですね。
・もしもし?わたしスマホですがなにか?1
・著:早月やたか先生 絵:PiPi先生
四作品目はこちら。こちらは第35回ファンタジア大賞で羊太郎特別賞を受賞された作品です。美少女型スマートフォンという中々にぶっ飛んだ設定から始まる、新・王道のボーイミーツガールでラブコメらしい今作品。人間とスマホという、中々見慣れぬ二人ですが種族違いという面もあるラブコメをどう見せてくれるのか。楽しみです。
・「一緒に寝たいんですよね、せんぱい?」と甘くささやかれて今夜も眠れない
・著:ヰ森奇恋先生 絵:むにんしき先生
五作品目はこちら。こちらも第35回ファンタジア大賞で金賞を受賞された作品です。不眠症、という具体的な症例が題材になると言うのも中々見かけませんが、其処から始まる甘い夜更かしラブコメディらしい今作品。寝る、という行為にラブコメはどうつながっていくのか。期待したいと思います。
・記憶喪失の俺には、三人カノジョがいるらしい
・著:御宮ゆう先生 絵:たん旦先生
ここからはMF文庫Jからの紹介です。こちらは「この恋は元カノの提供でお送りします」シリーズや「カノジョの浮気されていた俺が、小悪魔な後輩に懐かれています」シリーズを手掛けられている御宮ゆう先生の新作となります。前述した二作品では、ちょっとビターで切ない、大人な部分もあるラブコメを描かれていましたが今作品は、記憶喪失から始まる三人のカノジョとのラブコメ、との事。こういう場合、誰かが嘘をついている事が多いですがこの作品にあるのは嘘か、それとも実か。楽しみですね。
・僕らの春は稲妻のように
二作品目はこちら。こちらは「僕のカノジョ先生」シリーズや「妹はカノジョにできないのに」シリーズを手掛けられている鏡遊先生が、皆様も一度はそのイラストを見た事があるであろう藤真拓哉先生とタッグを組んで作られた作品です。・・・藤真拓哉先生、本当に仕事が多岐にわたっておりますがいつ休まれているんですかね? それはともかく、あらすじから見ると初対面からいきなり婚約、から始まる猛スピードなラブコメとの事。いきなりの婚約、そこに何か事情があるのか? 色々な意味で楽しみです。
・魔女の怪談は手をつないで 星見星子が語るゴーストシステム
・著:サイトウケンジ先生 絵:ぷらこ先生
三作品目はこちら。こちらはMF文庫Jでは「101番目の百物語」シリーズや「椎名町先輩の安全日」シリーズを手掛けられたサイトウケンジ先生の新作です。都市伝説や異能バトルといった方向性が十八番な先生の新作は、自称魔女の語る怪談に巻き込まれ始まる物語との事。あらすじからして不穏ですし、そもそも「手をつないで」、とはどういう事か? そこにどんなホラーがあるのか。楽しみです。
以上、期待の九作品でした。では発売日を待ちましょう。