読書感想:放課後の迷宮冒険者5 ~日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます~

 

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読書感想:放課後の迷宮冒険者4 ~日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます~ - 読樹庵

 

 さて、前巻で幼馴染である尋がヒーローを務めているという事が判明した我らが主人公、晶であるが。そう言えば皆様お分かりであろうか。晶とそれぞれ繋がりがあるスクレとエルドリッド、二人には面識がないと言う事を。それぞれ晶の事を気に入っている二人。この二人が遭遇したら、一体どうなってしまうのだろうか。

 

 

そんな危惧が現実になるのが今巻であり。意外とまぁ何とかなるのも今巻なのである。

 

「なんか変だよね」

 

前巻で知り合った怪着族の傭兵、リンテにお礼と言う事で冒険に連れ出され、海のリゾート的な階層へ。そこでお腹が空いてしまったリンテの腹を満たすべく、特産品である海産物で即席のBBQを開いて。そこで自分が冒険者の中でも変、という事に気付いていない晶に溜息を吐いたりするリンテは、晶の事を傭兵してもいいという人物として認定したり。

 

「無理。これは絶対に負けられない戦い」

 

「そうだ! これは冒険者には退けない戦いがあるんだ!」

 

そんなある日、ド・メルタに来た途端に靴紐が切れるという小さな不幸。それは遭遇警報への前触れか。まずはエルドリッドが声をかけてきて、そこにスクレもやってきて。同じ者の匂いを感じたのか一瞬即発の空気。そこへ晶に持ってこられた、遺跡系ダンジョンでのレア魔物討伐の依頼を巡り。晶とスクレ、エルドリッドの三人による即席チームといけ好かない冒険者達、そして晶とも関わりのあるパーティー、「極光」の面々との三チームによる争奪戦、といくことになる。

 

「起こるのは仕方ないけど起こすのはダメだから!」

 

なかなか見つからない魔物を探してあちこち巡る中、ふと思いついたのは何か出現には条件があるのでは、ということ。考えてみて思いつき実行する前、「極光」の面々がその魔物に苦戦している場面に遭遇、その場を引き受けあっという間に片付け。その後に成果を奪いに来たいけ好かぬパーティー相手に、晶を馬鹿にされてキレたスクレとエルドリッドが一致団結、全員まとめて連携してぶっ飛ばして。

 

そう、晶は自分では気づかないだけで既に注目されている。「小人さん」という渾名で注目され、慕われている。 迂闊な新米冒険者を助けに行く、という依頼に晶が巻き込まれた時に迷わず参加する者達が出るほどに。

 

 

「そりゃライブでこんなの見せられたらこうなるよねー」

 

そんな彼らの心情も露知らず、晶は打ち上げの場でガーリックライスを皆の前で作ってあまりにいい匂いに発狂者多数を出して見せたり。段々繋がりも増えながら、今日も異世界を楽しんでいくのだ。

 

ヒロイン同士も繋がりだし、より人間関係が広がっていく今巻。シリーズファンの皆様は是非。きっと貴方も満足できるはずである。

 

放課後の迷宮冒険者5~日本と異世界を行き来できるようになった僕はレベルアップに勤しみます~ (GCN文庫 ヒ 01-05) | 樋辻臥命, かれい |本 | 通販 | Amazon