
産めよ増やせよ地に満ちよ、というのは果たして何処か初出の言葉であっただろうか。というのは置いておいて、画面の前の皆様は「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の外伝、「砂鼠のショーン」という作品はご存じであろうか。簡単に言えば世界全てを巻き込んで、沢山の人間が死に荒廃した世界、社会的規範も崩壊し、復興させるために多くの妻を持って多くの子供を作るのが推奨されている世界のお話である。
とまぁ上記の作品は覚悟を持って見て欲しい展開が目白押しに最近なってきている訳なのだがまぁ上記の作品は今作品に関係ある訳ではない。そもそもガンダムの世界のお話でもないし。重要なのはハーレム、酒池肉林、男の夢、と言えるかもしれぬ部分である。
「あのね、わたしと結婚してくれる?」
社会人四年目、月に100時間越えの残業を平気でさせるブラック企業で働く青年、一樹。退社し帰宅しようとして早々、トラックに突っ込まれ。その瞬間、彼がいたのは見知らぬ場所。目の前にいた、オルレアン帝国の皇女と名乗るフローラ(表紙右)に求婚される、という未知の事態つきで。
話を聞いてみれば、どうも一樹はフローラにより召喚されたらしい。中性的な男性優位のこの世界の社会、魔法を使う為の魔力の量が身分を決め、そして異世界人は魔力が多いらしく。戦争により荒廃したこの帝国で、彼女が政治を握る為に結婚を求め。彼女を助けられるのは自分だけ、という事で一樹はフローラと結婚する事を決める。
さてではここからどうなるのか、と言うと。この作品がノクターン出身であると言えばお分かりいただけるであろうか。一樹にそもそも政治は出来ぬ、政治をするのはフローラの役目。では一樹の役目は、というとお世継ぎを作る事。正妻をフローラ、側妃多数でえっちな事をしまくれ、という事なのだ。
そして、フローラとは結婚式を挙げるまではえっちな事が出来ぬ。まずはフローラから差し向けられた専属メイド、アイリス(表紙左)と一線を越え。貴族令嬢のリディアを少女から女にし。フローラの母親であるユノにまで迫られ子作りし、更にはフローラの妹であるエリカがちょっかいをかけてきて、返り討ちにし。
しかし側妃ばかりにかまけていると、正妻が嫉妬するのも当然で。やきもちが爆発したフローラを宥める為に、本気で彼女だけを相手にしたらあっという間にダウンさせてしまったり。
「誰から可愛がるの? ご主人さま?」
愛し愛され、子を作る。ただそれだけでいいんだよ、と何処までもエロに全力、なこの作品。性描写が平気な方は是非。きっと貴方も満足できるはずである。
異世界に転移したら、美少女皇女と結婚して皇帝になったので、のんびりハーレム生活を楽しみます1 (一二三書房) | 軽井広, 高苗京鈴 |本 | 通販 | Amazon