読書雑記:八月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。存分に羽を伸ばすお盆休みも気が付けば残り僅か、仕事の気配が迫ってきて気が滅入る真白優樹です。さて本日は週明けから発売されていく新刊の中から個人的に要注目な新刊についてお話したいと思います。

 

読書雑記:八月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

前回記事は上記となります。

 

ガガガ文庫

 

 

・夏に溺れる

 

・著:青葉寄先生 絵:灸場メロ先生

 

それではまず最初の作品はこちら。こちらは第18回小学館ライトノベル大賞で大賞を受賞された作品となります。親との関係に悩み自殺したい優等生と、友人との関係に悩む女子高生。 優等生の母親の殺人の告白から始まる逃避行と殺人ゲーム。 何故に小学館ライトノベル大賞はこういう作品が生まれることが多いのでしょうか。それはともかく。殺しという事で凄惨な事態も予想されますが凶器と化して何をしてしまうのか。怖いけれど楽しみです。

 

 

・天使の胸に、さよならの花束を ~余命マイナスなわたしが死ぬまでにしたい1つのこと~

 

・著:葉月文先生 絵:堀泉インコ先生

 

二作品目はこちら。こちらは最近ですと「さんかくのアステリズム」を手掛けられた葉月文先生の新作です。今度は、余命が尽きた人の元に悪魔とともに現れ、最期に伝えたい思いを伝える手助けをしてくれる天使のお話との事。 あなたの前に、と書かれていますが果たしてどんな視点から描いていくお話になるのか。期待したいですね。

 

富士見ファンタジア文庫

 

 

・クールな同級生の10年後

 

・著:雨音恵先生 絵:球体X先生

 

ではここからは富士見ファンタジア文庫からの紹介です。まずはこちら。こちらは旧twitterで大人気の二コマ漫画原作の作品です。原作では主人公達に名前はなく、一場面を切り取る形式でしたが、この作品ではどんな形式で描いていくのか。期待したいですね。

 

 

・パジャマのきみと、教室で青春を

 

・著:山賀塩太郎先生 絵:成海七海先生

 

二作品目はこちら。こちらは現在カクヨムネクストという所でも掲載されている、「完璧な佐古さんは僕みたいになりたい」という作品を手掛けられていた山賀塩太郎先生の新作です。学校から消失してしまった者達が集まる教室、唯一認識できる主人公が解決のために立ちまわる中で恋をするらしいこの作品。前作とは違って何やら不思議な現象が起きていますが、ヒントもなさそうな中でどう解決していくのか。期待したいですね。

 

MF文庫J

 

 

・ソフィア、君は死んでいないのか? ~魔法研究を引退した俺は、北欧王女の婚約者と学園生活を楽しむ……はずだった~

 

・著:風深模杳先生 絵:Noyu先生

 

ではここからはMF文庫Jからの紹介です。まずはこちら。こちらはこの作品が処女作となるらしい風深模杳先生の新作です。魔法研究を引退し、婚約者と青春を楽しむはずが海難事故で婚約者が亡くなった、という衝撃の始まりから始まるこの作品。 死体を確認したのか覚えていないとありますが、果たして死んでいるのか生きているのか。方向性的な意味でも楽しみですね。

 

 

・ヤクモとキリヱ

 

・著:てにをは先生 絵:りいちゅ先生

 

二作品目はこちら。こちらは「また殺されてしまったのですね、探偵様」シリーズを手掛けられているコンビの新作です。今度は幼い頃から最強の怨霊に取りつかれている青年が全ての怪談をぶん殴り飛ばす爽快バトルものとの事。前作品と何か関係はあるのか、そして怪談を殴り飛ばすとはどういうことか。期待したいですね。

 

以上、期待の六作品でした。では発売日を待ちましょう。