こんばんは。感想を書くスキルを何かに生かせないかと思えど、仕事にすると今まで通りに書けなくなる気もしている真白優樹です。さて、明日はガガガ文庫の発売日ですが、本日は昨今のラノベ業界の流行について個人的に思っている事を語ろうかと思います。
・最近の流行、それはラブコメ?
さて、Twitter等の一部界隈では作家の先生方によるラブコメ軍対ファンタジー・戦記軍の仁義なき争いが繰り広げられておりますが、皆様このライトノベルが凄い2020は手元にありますでしょうか。ある方は今更ながら開いてみてください。無い方は検索してください。そこのランキングを見ますと、文庫版のベスト40は一位こそななつまこと七つの魔剣が支配するが取っておりますが、全体的にみるとファンタジーとラブコメが入り乱れる群雄割拠となっている事が分かっていただけるかと思います。
そして昨今、各レーベルの新作をラノベの情報まとめサイト等で見てみますと、各レーベルラブコメの刊行数が増えてきていると私は感じます。
特にガガガ文庫においては編集者である岩浅様の元で上記のラブコメ四作でラブコメ四天王という枠が作られ、人気を博しております。上二作はこのライトノベルが凄いにもランクインし、下二作は刊行後順調に重版を果たす等確実に売れてきているので、これから益々ラブコメが人気を博していく事が予想されます。
・ラブコメの中の1ジャンル、「年上」。
さて、上記のように隆盛を続けるラブコメというジャンルではありますが、その中でも最近少しずつ増えてきているのが年上ヒロインではないかと思います。
年上ヒロインものの先駆けは読者様各々によって諸説別れるかと思いますが、私としては上記の作品になるのではないかと思います。作者であられる望公太先生は語るも悍ましい某事件からこの作品で復活を果たされました。
また、上記の作品を例に示すように、最近は高校を舞台にした教師とのラブコメも時々見かけられると思います。やはり、禁断の愛に読者の皆様は憧れる時があったのでしょうか。
・隆盛を極めているからこその今、必要かもしれぬ事。
では今まで最近の流行について個人的な見解を語ってきましたが、人気であり多く書かれるからこそ只のラブコメでは生き残れなくなってきているのではないでしょうか。
凡百のラブコメでは生き残れぬ、だからこそ大切なのは作品だけの特色を出す事ではないかと思います。
折角今、流行の波に乗っているので一読者の身としては沢山の面白い作品に生まれて来てほしいと思います。
追記
私はラブコメ軍ではありません。面白ければジャンル問わずの中立派です。