読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。

こんばんは。この間福島の方で地震がありましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。私は本日寒さの中でのお仕事で死にかけました、真白優樹です。では本日は寒さにも負けずに発売日前恒例の新刊紹介、本日はガガガ文庫編をお送りいたします。

 

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・双神のエルヴィナ

・著:水沢夢先生 絵:春日歩先生

 

ではまずは新刊からの紹介です。こちらは俺ツイこと、俺、ツインテールになりますシリーズで有名な水沢夢先生の新作となります。果たして、ヒーローもののお約束を悉く網羅されている水沢夢先生は今度はどんなバトルを魅せてくれるのか。期待しかないですね。

 

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・転生で得たスキルがFランクだったが、前世で助けた動物たちが神獣になって恩返しにきてくれた ~もふもふハーレムで成り上がり~

 

・著:虹元喜多朗先生 絵:ねめ猫(6)先生

 

二作品目の新作はこちら。こちらはweb上で人気を博されている作品の書籍化作品となります。表紙から既にもふもふ感あふれておりますが、どんなハーレムとなるのか。そこを楽しみにしたいと思います。

 

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・ホラー女優が天才子役に転生しました2 ~今度こそハリウッドを目指します!~

 

・著:鉄箱先生 絵:きのこ姫先生

 

ではここからはシリーズものの続刊の紹介です。まずはこちら。前巻では主人公のとんでもない素質をこれでもかと見せつけられましたが、果たしてその才能は今度はどんなムーヴメントを巻き起こすのか。楽しみです。

 

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・呪剣の姫のオーバーキル ~とっくにライフは零なのに~2

 

・著:川岸先生 絵:so品先生

 

続きましてはこちら。前巻でこれでもかとエグイ方向の面白さを見せてくれたこの作品ですが、今度はどんなオーバーキルが巻き起こるのか。そこを楽しみにしたいと思います。

 

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・塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い4

 

・著:猿渡かざみ先生 絵:Aちき先生

 

それでは最後はこちら。今回は学園祭を舞台に、佐藤さんが頑張るとの事で、どんな展開が待っているのか。彼女の頑張りを楽しみにしたいと思います。

 

以上、期待の五作品でした。ではまた明日から読んでいきましょう。

 

読書感想:統京作戦〈トウキョウフィクション〉 Mission://Rip_Van_Winkle

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さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方は洋画と呼ばれる映画はお好きであろうか。好きな貴方は、スパイ映画と言えばどのシリーズを真っ先に連想されるであろうか。そして、どんなところが魅力で見所であると思われるだろうか。

 

恐らく多くの読者様がこう考えられるのではないだろうか。ド派手なアクションが舞い踊る、派手な戦闘シーン。そして敵味方の思惑が入り乱れる騙し合いと探り合いが見所であると。

 

そんな要素が好きな読者の皆様はご安心してほしい。この作品にはその要素が全て、これでもかと盛り込まれている。しかしそれ故に、激しく思惑が入り乱れ敵味方それぞれが騙し合う。故にこそ、作者様も推奨されているが是非この作品は二回読んでみてほしい。此処が伏線だった、この時すでに「彼」も読者の皆様も騙されていた。その全てを分かっている状態で読むと、この作品のカタルシスは最高に面白いのだ。

 

かつて「東京」と呼ばれた都市があった。しかしかの都市は今、東西大国主導の新冷戦の影響で大きな壁で二つに別たれた後、国連の領地として分割支配され、名を「統京」と改めていた。

 

謎の石、「神雷石」により未曾有の大災害が起き一度崩壊し立て直されたかの都市では、全ての戦闘行動が申請さえすれば「映画の撮影」として許容される。そんな全てが嘘偽りに満ちた街で、過去と未来からやってきた二人は出会う。

 

片方の少女の名は澪(表紙右)。五百年の前からきたくノ一。

 

片方の青年の名は零(表紙左)。五百年の後から来た、世界が滅びる未来を変える為に戦う「改変者」。

 

 二人の共通の目的、それは神秘の宝具、「コスモギア」の一つである時を遡る腕時計、「永劫」の観測者となる少女を止め、「永劫」を狙う東西大国のスパイ達から守り抜く事。

 

彼女を中心として、敵味方は激しく入り乱れ激しく「映画の撮影」という名を借りた戦争が繰り広げられる。

 

 だがしかし、この作品は「嘘」に満ちている。舞台にこれでもかと巧妙に張り巡らされた嘘と伏線。それは登場人物というキャスト達も、読者の私達も纏めて騙しにかかる嘘という罠。

 

「―――それじゃあ始めるわよ。雨宮澪。コールは貴方がやりなさい」

 

「―――統京作戦、上映開始!」

 

だがしかし、その嘘を乗り越え潜り抜け、駆け抜けたその先。

 

全ての伏線と嘘が集約されるその時始まる、気付かぬ間に仕掛けられ始まっていた一世一代の御伽噺。

 

その熱さが駆け抜ける時、心が何処までも熱くなるのだ。考えるのではなく感じられるのだ、この作品の面白さが。

 

作り込まれた舞台が好きな読者様、熱く激しい戦いが好きな読者様にはお勧めしたい。

 

きっと貴方も満足できるはずである。

 

統京作戦〈トウキョウフィクション〉 Mission://Rip_Van_Winkle (電撃文庫) | 渋谷 瑞也, PAN:D |本 | 通販 | Amazon

 

読書感想:ねえ、もっかい寝よ?2

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前巻感想はこちら↓

読書感想:ねえ、もっかい寝よ? - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

さて、「添い寝フレンド」なんていう、絶対にここ以外では見た事無い関係であろう主人公の忍とヒロインの静乃。見た事無いであろう、画面の前の読者の皆様も。しかし年頃の男女が添い寝、それだけで果たして終わるだろうか、そう邪推してしまうのではないだろうか、画面の前の読者の皆様も。無論そのお気持ちはよく分かる。私もその言葉だけ聞いたら、絶対深い関係の恋人同士であると思ってしまうかもしれない。

 

 しかし、この二人は未だ付き合っていない。単に二人で一緒に寝ていると、よく寝れるから一緒に寝ている、そんな微妙な関係の幼馴染同士なのである。

 

 そんな二人は未だに記憶違いの問題は解決せぬまま、けれどすれ違いとぶつかり合いを経て少しだけ近づいた距離で新たな添い寝に励む。

 

唐突な雨で静乃の服が全て濡れてしまった時は、忍のワイシャツを貸して彼シャツ状態になってしまったり。

 

一緒にいる事を前提としない、リモート添い寝を試してみたらやっぱり顔を合わせたほうが良いと分かってしまったり。

 

 だが、そんな微妙な関係の二人に再び関係をかき乱す危機が二つも訪れる。一つは、クラスの生真面目堅物委員長、頼子による二人の関係への邪推。そして宿泊研修という名の校外学習である。

 

宿泊研修、もうお分かりであろう。強制的に引き離される二人、無論添い寝なんて出来る訳もなく。けれど添い寝しなければ、眠れない。

 

 静乃が男装してこっそり忍び込んだり、テントへの宿泊でこっそり忍のテントへ潜り込んだり。けれどやはりこの状況で隠し通す事は出来ぬのか、やはり頼子に判明してしまう、二人の関係。

 

「だって―――俺は、静乃と約束したんだ! これからは、ちゃんと一緒にいるって。せっかくもう一度出会えたんだ。今回は、俺の意思で、静乃のそばにいようって!」

 

 そんな状況を覆すのは、忍の隠せない偽らざる本心。邪念だって当然ある、それでも彼女を大切にしたい。だからこそ側にいたいと言う心の叫び。

 

そう、大切な事は恐れるだけではなくぶつかる事。真っ直ぐ隠さず、己の心をきちんとぶつける事である。

 

未だ全ては解決したわけではないけれど、それでも少しずつ二人の関係は深まっていく。すれ違いを超えたからこそ、真っ直ぐお互いを見ているからこそ少しずつ進んでいける。

 

そんなもどかしい甘さが更に深まり、濃さを増していく今巻。

 

前巻を楽しまれた読者様、もどかしいラブコメがやはり好きという読者様は是非。

 

きっと貴方も満足できるはずである。

 

ねえ、もっかい寝よ?2 (電撃文庫) | 田中 環状線, けんたうろす |本 | 通販 | Amazon

 

 

 

読書感想:バレットコード:ファイアウォール

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さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。昨今、様々な仮想現実、いわゆるVRな世界が生まれ始め、仮想現実という新たな世界が徐々に世界に浸透しつつあることはもう皆さまご存じであろう。では、いつの日か某SAOのようなフルダイブ型の世界が出来たとして、貴方はそんな世界へ潜ってみたいだろうか。

 

「プロジェクト・ファイアウォール」。それは近未来、VRが現実に浸透した世界で青少年に課された、「VRによる戦争体験学習」。戦争の悲劇を防ぐため、予め戦争を体験することでその悲惨さを身に刻んでもらおうとするプロジェクト、の筈だった。

 

 だがしかし、かつてお台場で一人のハッカーにより引き起こされたテロにより両親を失った少年、優馬(表紙右)達が経験するはずだった、かの有名なノルマンディー上陸作戦は何故かお台場で幕を開ける。

 

そして、彼等に取って安全だったはずの体験学習は、途端にデスゲームへと様変わりする。何故ならば、「ファウント」と名付けられた謎の怪物達の出現により、彼等はゲーム内での死を現実世界での死に様変わりさせられてしまったからである。

 

幼馴染達と戦いに巻き込まれ、飛び込んだ鉄火場。優馬は世界四位の成績を持つ兵士、千歳(表紙左)の舞台に拾われ、共に戦いの中へと飛び込んでいく。

 

だが、彼女と共に戦えど、死は誰にでも平等で、唐突に訪れて。そんな中、千歳と優馬は心通わせ、惹かれ合っていく。

 

「私、あなたとお会い出来る時を、ずっと、心待ちにしていました」

 

必死で求められる「隊長」の顔を演じ、「隊」を優先する千歳にとって、例えどんな時だって「仲間」を優先する優馬は憧れで。

 

「千歳のこと、置いて行くわけない。絶対、何があっても助けに行く」

 

自分の命を最も軽く扱い戦場に飛び込む優馬を守りたいと願う千歳。だけど、それは優馬も同じ。失い続ける中で只一つ残った彼女を守りたいと願って。

 

 そして優馬は戦いの中、このプロジェクトの真実に触れる。大人達が遥か昔から繰り広げていた敵生体との戦い、その中に知らぬ間に巻き込まれていたという事を。

 

だが、絶望的な戦場の中にも残っていた、大切なものが。失うばかりで全て無くなっていくばかりだと思っていた彼の手の中にも、まだ守るべきものが残っていた。

 

「くたばる前に、覚えてけ。それがお前を倒す・・・・・・俺の仲間の数だっ!」

 

 そして、この人の為に生きて死にたいと言う者がいる。だからこそ彼は戦いに挑む、醜悪にして鮮烈なる英雄の力を纏って。

 

 

現実的が過ぎるまでに血みどろの戦場で、熱く切ない思いが駆け巡るこの作品。

 

重い読み応えを楽しみたい読者様、戦場の空気が好きな読者様は是非。

 

きっと貴方も満足できるはずである。

 

バレットコード:ファイアウォール (電撃文庫) | 斉藤 すず, 緜 |本 | 通販 | Amazon

 

読書感想:信じてくれ! 俺は転生賢者なんだ ~復活した魔王様、なぜか記憶が混濁してるんですけど! ?~

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さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方はお笑い芸人のアンジャッシュはお好きであろうか。あのコンビの芸風、勘違いとすれ違いが絡まり合うコントで笑われた読者の皆様はおられるであろうか。

 

さて、この作品の作者で在られるサトウとシオ先生と言えば、たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」、通称「ラスダン」シリーズで有名である。当たり前である、かの先生は新人賞でデビューされた作家の先生であり、今アニメ化まで上り詰めた先生で在られるので。

 

 では、かの「ラスダン」シリーズの面白さの根幹とは一体何であろうか。その答えは、「ラスダン」シリーズを読まれたことのある画面の前の読者の皆様であればもうお分かりであろう。勘違いとすれ違い、シリアスすらもぶち壊す怒涛の勢いの如きコントがその魅力である。

 

その魅力がこれでもかと突き詰められたのが今作品であり、その面白さを楽しめるのが今作品なのだ。

 

舞台となるのは、十五年前に勇者により魔王が討ち滅ぼされ、魔王軍の残党が魔王復活を目指し動き回る異世界。かの異世界で、魔王に育てられた少女であり魔王軍残党の一人、サシャ(表紙右)は運命の出会いを果たしていた。

 

 その相手の名はアルト(表紙中央)。凄腕の運び屋の少年であり、かつて魔王が使いこなした魔法を使いこなす、正しく魔王の転生体の少年である。

 

「転生した賢者なんだろ?」

 

が、しかし。復活した魔王であるアルトは記憶の混濁により、何故か自分の事を「賢者」だと誤認していた。そんな人間は勇者パーティには存在しなかったのに。しかも彼は世間に流布されている魔王の悪行を信じ、自身が魔王だったら死ぬとまで言いきっていた。

 

思い違いと自己暗示にも等しき勘違いに一々ツッコミながら頭を抱えるサシャを尻目に、アルトは正義に目覚めたと言い張り、サシャを伝手として騎士団へと入団する。

 

 人間に敵対するはずの魔王が、人間の騎士団に入団すると言うどう考えてもツッコミ必死なこの状況。しかし、ここから始まるのだ。かつての魔王の心は変わらぬアルトの無自覚な世直し快進撃が。

 

追われし者達の居場所を作りたいと魔王になり、人と魔族が手を取り合える世の中を願っていたかつての魔王。その志はアルトの心の中、変わらぬ芯として確かに根付いていたから。

 

 

絡んできた不良に説教し舎弟としたかと思えば、騎士団の面々に時に喝を入れたり、引きこもっていた勇者を引っ張り出したり。

 

「賢者たるもの、困っている人のピンチには身を挺してでも飛び込むべし!」

(だから貴方は賢者じゃないっつーの!)

 

他の団のメンバーであるセピア(表紙左)達をも巻き込み、「賢者」として心のままにまっすぐに。何処までも快活、真っ直ぐ。だからこそまるで竹を割ったような爽快感があるのは自明の理である。

 

コメディ八割、シリアスの皮を被ったコメディ二割。だからこそ何も考えず心から笑える、元気になれるのがこの作品なのだ。

 

サトウとシオ先生のファンの読者の皆様、ラスダンシリーズに乗り遅れた読者の皆様、ただ笑いたい読者の皆様にはお勧めしたい。

 

きっと貴方も満足できるはずである。

 

信じてくれ! 俺は転生賢者なんだ ~復活した魔王様、なぜか記憶が混濁してるんですけど! ?~ (GA文庫) | サトウとシオ, ななせめるち |本 | 通販 | Amazon

 

読書感想:ウザ絡みギャルの居候が俺の部屋から出ていかない。

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さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方はギャルなヒロインというと、どんな作品のどのヒロインを思い浮かべられるだろうか。そしてギャルというヒロインに、どんな印象を抱かれているであろうか。

 

基本的に言うと、ギャルという人種はフレンドリー、故に何処かスキンシップ過剰で距離感近め。そんな印象を抱かれている読者様もきっと多い、かもしれない。

 

 そして、それはこの作品のヒロインにおいても当てはまる。この作品のヒロインの名は真波(表紙)。主人公であるごく普通のオタク系高校生、春太の家に居候している従妹である。

 

 

従妹、それは妹ではないけれどまるで妹のような距離感。そんな印象を抱かれている読者の方々もおられるかもしれないが、そこにギャルという人種を組み合わせるとどうなるのか。その答えは簡単、いっそウザい程にべたべたと馴れ馴れしく絡んでくるのである。

 

「天空ペケ字拳と言ってほしいっす」

 

時に勉強の為に参考書を探す春太にいきなりクロスチョップで絡んで来たり。

 

「ねーねー、格ゲーやろうぜ。格ゲー」

 

時に勉強中の春太の部屋に薄着でやってきて、馴れ馴れしくゲームに誘って来たり。

 

周りの人間とは薄く浅く、関りを続けていた。そんな春太の内心をこれでもかとかき乱し、彼のペースを悉く乱し、自分のペースにどんどんと巻き込んでいく真波。

 

だが、だからこそどうしても放っておけない。何だかんだで彼女と過ごす時間は楽しいから。

 

だからこそ気になる、彼女の変化が。それこそ小さなことでも、気付いてしまう程に。

 

「当たり前だろ! お前がそんな目にあってるのに、怒らないわけがあるか!」

 

 だからこそ春太は駆ける。彼女を不登校の檻に追い込んだ奴がいると知った時に全力で。だって彼女には笑っていて欲しいから。彼女に涙は似合わないから。

 

「ハルちゃん。私のためにいろいろしてくれて、本当にありがとう!」

 

ではこの作品は春太と真波のラブコメなのか。そう聞かれると答えは否、そういうしかない。何故なら彼の近くには、ラブコメの芽が確かに芽吹いてるから。

 

「少しずつやっていけば、わかるようになるよ。努力は必ず実を結ぶから」

 

幼き日の春太にそんな言葉を贈られ、それを胸に秀才にまで上り詰めた、素直になれない「彼女」がいる。本心を明かしきれずに、彼の心の壁を乗り越えれず悩む「彼女」がいる。

 

 そんな彼女も交えて過ごす何でもない日々。だからこその何気ない甘さが心に沁みるこの作品。

 

ウザいヒロインも好きな読者の皆様、何でもない日常が好きな読者の皆様は是非。

 

きっと貴方も満足できるはずである。

 

ウザ絡みギャルの居候が俺の部屋から出ていかない。 (電撃文庫) | 真代屋 秀晃, 咲良ゆき |本 | 通販 | Amazon

 

読書雑記:#今こそライトノベル という事で、今読みたいラノベ、ラブコメ編。

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こんばんは。何だかゆらゆらするなと思ったら、どうやら地震が起きていたようですね、真白優樹です。福島、宮城の方の読者の皆様、どうかご無事でいてください。さて今回の雑記に関してですが、画面の前の読者の皆様は

 

「#今こそライトノベル

 

という、Twitterで流行を見せているハッシュタグをご存じでしょうか。この機会に私も様々な作品を紹介したいと思いましたので、ラブコメ編、ファンタジー編と分けて紹介したいと思います。では本日は、ラブコメ編という事で、今までこのブログで感想を投稿してきた作品の中から、読み易さやどれだけお勧めできるかという点を基準に、私なりのお勧め作品を紹介したいと思います。

 

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ではまずは、画面の前の読者の皆様方の中で、大人である読者の皆様にはこちらの作品なんていかがでしょうか。結婚が前提という事もあり、普通のラブコメでは読めぬ、大人な香りのするラブコメとなっております。既刊三巻、比較的ページ数も凝縮されているため読み易さ的にもお勧めいたしたいですね。

 

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大人ではないまだ未成年という読者の皆様、未成年、成年済み関わらず幼馴染が好きという読者の皆様にはこちらの作品をお勧めいたします。既刊三巻、幼馴染とままならぬ、こそばゆい甘さ溢れるラブコメに貴方も悶えられるかもしれません。

 

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昨今のラブコメであれば、やはり去年のこのラノで一位を取ったこちらの作品は外せないでしょう。個人的にはいつか絶対、アニメ化すると信じております。既刊四巻、巻ごとに違う面白さとラブコメが楽しめるので、太鼓判と共にお勧めいたします。

 

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最近のラブコメはハーレムばかり、そんな食傷気味な読者の皆様にはこちらの作品をお勧めいたします。昨今では少し珍しくなった、ヒロイン同士のぶつかり合いがこれでもかと書かれているので、弾けるような読み応えが楽しめます。既刊二巻、四月に三巻が発売予定です。

 

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ヒロインとの一対一の心のふれあいが好きという読者の皆様、こちらの作品はいかがでしょうか。もどかしくてこそばゆい、そんな甘いラブコメが楽しめると思います。既刊一巻、来月二日に二巻が発売予定です。

 

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ヒロインとすれ違いたくないという画面の前の読者の皆様、こちらのラブコメなんていかがでしょうか。すれ違いなんて一切ない、ヒロインも主人公も可愛い、甘々に過ぎるラブコメが楽しめます。既刊二巻です。

 

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少し気分を変えて、一風変わったラブコメを読んでみたいと言う読者の皆様はこちらの作品はいかがでしょうか。ラブコメを一から創り出していくという、何を言っているんだと思われるかもしれませんが、未体験の面白さがここにあると私は胸を張って言いたいです。既刊二巻です。

 

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すれ違っていた幼馴染との初恋やり直し、そんなもう一度始める甘さが好きな読者の皆様にはこちらの作品をお勧めいたします。既刊二巻、三月に三巻発売予定という事もあり読み易く、確かな甘さが楽しめます。

 

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恋人同士となってから始まる、そんなエピローグから始まる甘さが好きな画面の前の読者の皆様はおられますでしょうか。もしお好きであれば、こちらの作品をお勧めいたしましょう。既刊二巻。ツンデレ彼女とのいちゃいちゃを楽しみたい読者の皆様は是非。

 

 

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甘いだけではない、ビターなお話が好きという画面の前の読者の皆様にはこちらの作品をご紹介いたします。既刊一巻。喪失から始まる再生があるからこそ甘い、ビターが際立たせる甘さを見てみたい読者の皆様は是非。

 

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幼馴染との一対一のいちゃいちゃが好きという読者の皆様にはこちらの作品をお勧めいたします。創作を切っ掛けとしまた向き合い触れ合う、そんな幼馴染同士の甘々には太鼓判を押したいです。既刊一巻。

 

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こまけぇこたぁいいんだよ、ただ甘々いちゃいちゃしたいんだよ、そんな心の叫びが迸っている画面の前の読者の皆様はこちらの作品をお勧めいたします。 唐突な同棲と甘々な攻勢から一気に夫婦になっていく、そんな一種の究極形の甘さがここにありますので。既刊一巻。

 

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犬猿の仲からの一つずつ始めるラブコメが好きという読者の皆様にはこちらの作品をお勧め致します。既刊一巻。丁寧に作り上げられるからこそこの作品は面白いです。

 

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特にSF的な要素もない、現実感を求める画面の前の読者の皆様にはこちらの作品をお勧めいたします。既刊一巻。何処かドライな偽物な関係だからこそ、築ける甘さに悶えてしまうかもしれません。

 

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男女の友情、しかも恋愛とも取れかねぬ友情が好きという画面の前の読者の皆様、こちらの作品はいかがでしょうか。既刊一巻。この作品の甘さは癖になります、きっと。

 

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それでは最後はこちらの作品の紹介です。既刊一巻。ラブコメに定評のある作者様の作品なので、甘さと面白さは私が太鼓判を押させていただきます。

 

 

 

いかがでしたでしょうか? まだまだ緊急事態宣言は続きますが、こんな時だからこそラノベを読みたいですね。画面の前の読者の皆様も是非、読んでみていただきたいです。