さて、古今東西の推理ものの作品の中で、古典として一つ上げるのならば、シャーロックホームズシリーズをあげられる読者様はどれだけおられるだろうか。古典的な探偵もの、推理ものは良いものである。では現代の推理もの、探偵ものに付随するようになった要素と言われて画面の前の読者の皆様は何をあげられるであろうか。
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睡眠、それは体を休めリセットするために必要な事であり、体にとって重要な事であると言うのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。だが、寝るのが怖い、という時もあるかもしれない。私とて、明日何かが故障したらどうしよう、とか気になってしまうと寝れない時だってある。けれど人は、寝ないといけないのである。
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前巻感想はこちら↓
読書感想:史上最強の宮廷テイマー2 ~自分を追い出して崩壊する王国を尻目に、辺境を開拓して使い魔たちの究極の楽園を作る~ - 読樹庵 (hatenablog.com)
さて、作者であるすかいふぁーむ先生が書きたいことは一通り書かれたと仰られている今巻。今巻においては一体、何を書くと言うのだろうか。それは妹であるシャナルの成長。ミリアもエリンも成長し、王であるユキアの周りに立つに相応しくなった。対し彼女はどうか。確かに強くはある、その比較対象は正に天上が如き存在であるが。だからこそ少しでも近づくために。成長を願う彼女が花開くのが今巻なのである。
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