
さて、魔術に銃器で立ち向かうと言うのは、ファンタジア文庫で類似の作品があった訳で古くはfatezero辺りもある訳であるが。前者の作品は転生した主人公が異世界で銃器を作るお話であり、fatezeroの方は割とメジャーではない銃器を使う主人公であったのだが。先に言ってしまうとこの作品は異世界に召喚された主人公が、現実世界から召喚した銃器でエルフの女の子達を従え戦うお話である。銃器の名前やメーカー等は作中では語られぬので、その辺はあまり追求せずふんわりと見ていただけるといいかもしれない。
魔王の脅威に悩まされる異世界の王国、ラフォーン王国。かの国の王女、アイラにより召喚された日本のとある高校の一クラス。その中にいた少年、シドー。しかし彼が持っていたスキルは、魔王軍を押し返したという伝説を持つ「召喚士」であったものの、何故か日本の食べ物を召喚する事しか出来ず。アイラ王女にゴミを見るような目で見られ、あげく追放されてしまう。
「・・・・・・やっぱり、召喚魔法が関係しているよな」
しかし、それはシドーにとってはある意味望む所であった。暇を持て余した中で調査してみれば、どうもラフォーン王国は魔王国に逆に攻め込む為に民に圧政を敷いている、というかなりきな臭い国で。 魔王討伐はクラスメイト達に任せつつ、自分は一先ず生き延びあわよくば帰る為の方法を見つける為に。ラフォーン王国とは不仲の隣国、クロームド王国で生きていくために冒険者となる。
さて、ここでシドーの「召喚魔法」の本質を語っておこう。その魔法の本質は、地球の物を何でも、それこそ銃器に至るまで呼び出せ、武器ならば使い方もインプットできる、というとんでもないもの。 召喚するものによって魔力消費が変わり、あくまで召喚できるものはイメージに基づく為、誰もその真価に気付かなかったのだ。
「衣食住を提供するから、一緒に戦ってくれないか?」
さて、では戦う為にはどうすればいいのか。その方法は信頼できる仲間を作る事。この世界特有の奴隷、という制度に光を見出し、スラムで生きていた三人のエルフ、リア(表紙右)、ナーフィ(表紙下)、アンナ(表紙左)に声をかけ。一先ずお試し、という形で契約を結び共に活動する事に。
三人のリーダーであるリアには警戒されたりするもナーフィやアンナには餌付けを通して懐かれて。どこか偽善、とは自分では言いつつも面倒見の良い兄の様に接し。突っ込みがちなナーフィにはショットガン、更にはアンナにはスナイパーライフルといった具合に丁度いい銃器を当てがって。主として彼女達を使役する、のではなく仲間として褒めて激励して共に戦い。
「・・・・・・契約の延長をしたいのよ」
冒険者として、銃器を武器に割とさくさくと生き抜いていく中で。三人と本当の契約を結び、また生き抜くために日々を過ごしていくのである。
銃器を振り回すメイドさんはお好きですか? お好きと言う方は是非。きっと貴方も満足できるはずである。
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