読書雑記:十一月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。十一月もそろそろ中盤、そろそろ忙しい季節がやってくる気がする真白優樹です。さて本日は、今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目の新刊についてお話したいなと思います。

 

富士見ファンタジア文庫

 

 

・これが魔法使いの切り札1 黎明の剣士

 

・著:羊太郎先生 絵:三嶋くろね先生

 

それではまず最初の作品はこちら。こちらは皆様ご存じ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」シリーズや「古き掟の魔法騎士」で有名な羊太郎先生の新作です。先生と言えばファンタジー、そんな印象がありますが主人公が教える側、導く側だった今までとは違い、今作品では主人公が生徒、導かれる側との事。自信作との事なので、どんなお話となるのか。期待したいですね。

 

 

・彼女でもない女の子が深夜二時に炒飯作りにくる話

 

・著:道造先生 絵:びねつ先生

 

二作品目はこちら。こちらは「貞操逆転世界の童貞辺境領主騎士」シリーズを手掛けられている道造先生の新作です。主人公が所謂勝ち組、ヒロインが首席の特待生、という状況で告白を断った筈のヒロインが、深夜二時に炒飯を作りに来るらしい今作品。なぜ深夜二時なのか、そもそもヒロインの思惑とは。モラトリアムラブコメ、との事で期待していきたいですね。

 

 

・双子まとめて『カノジョ』にしない?

 

・著:白井ムク先生 絵:千種みのり先生

 

三作品目はこちら。こちらは「じついも」こと、「じつは義妹でした。」シリーズで有名な白井ムク先生の新作となります。双子の間で揺れるラブコメ、というのは色々ありますが、この作品では前向きに三角関係を選び、ハートフルなラブコメを繰り広げるとの事。果たして揺れる事ない三角関係は、どんなものとなるのか。期待したいですね。

 

ガガガ文庫

 

 

・死神と聖女 ~最強の魔術師は生贄の聖女の騎士となる~

 

・著:子子子子子子子先生 絵:南方純先生

 

ではここからはガガガ文庫からの紹介です。こちらは「魔術破りのリベンジ・マギア」シリーズを手掛けられていた子子子子子子子先生の新作です。久しぶりの新作となる今作品では、聖女と言う存在を巡り争う大国の狭間、聖女と暗殺者の少女が惹かれ合っていくファンタジーになるとの事。残酷な世界、というあらすじの単語と聖女の能力。何やら嫌な予感がする気がしますがどうなるのか。期待していきたいですね。

 

 

・少女事案 炎上して敏感になる京野月子と死の未来を猫として回避する雪見文香

 

・著:西条陽先生 絵:ゆんみ先生

 

二作品目はこちら。こちらはこのブログでもおなじみ「わたし、二番目の彼女でいいから。」シリーズを手掛けられている西条陽先生の新作となります。あらすじからして訳の分からない事になっていますが、何でもこの作品はハイテンション、まるでジェットコースターのようなサスペンスとの事。しかし、かの代表作品をハートフルと言い切る作者様の事を思うと、何か嫌な予感もするような。果たしてこの作品では、どんな不純が見られるのか。期待していきたいですね。

 

 

 

・スクール=パラベラム 最強の傭兵クハラは如何にして学園一の劣等生を謳歌するようになったか

 

・著:水田陽先生 絵:黒井ススム先生

 

三作品目はこちら。こちらは「ロストマンの弾丸」シリーズを手掛けられていた水田陽先生の新作となります。前作ではマフィアやら銃弾、鉄火場が溢れていましたが今作品では、最強の傭兵による銃弾と爆薬もある青春を描いていくとの事。今時そのような作品も珍しくなってしまったので、どんな面白さがあるのか。期待したいですね。

 

MF文庫J

 

 

・マスカレード・コンフィデンス 詐欺師は少女と仮面仕掛けの旅をする

 

・著:滝浪酒利先生 絵:Roitz先生

 

続きましてはMF文庫Jからの紹介です。こちらは第19回MF文庫Jライトノベル新人賞にて最優秀賞を受賞された作品です。革命から十二年後、新時代の風潮と自由の蔓延する共和国、というとかの時代のアメリカ辺りを連想しますが、そこに異能も絡んで二人で旅をする、との事。さて、最優秀賞の面白さとはどんなものか。楽しみですね。

 

 

・俺の背徳メシをおねだりせずにいられない、お隣のトップアイドルさま

 

・著:及川輝新先生 絵:緋月ひぐれ先生

 

二作品目はこちら。こちらは優秀賞を受賞された作品です。カロリー、という面において背徳、そんなメシでアイドルの胃袋を掴むべく繰り広げられるらしいこの作品。背徳メシ、というのは料理ものの中でもあまり見ませんが、果たしてどこまで美味しそうなのか。楽しみですね。

 



・多元宇宙的青春の破れ、唯一の君がいる扉

 

・著:眞田天佑先生 絵:東西先生

 

三作品目はこちら。こちらは佳作を受賞された作品です。並行世界、というのはSFにおいてよくある設定ですが、その設定を存分に生かし、更には世界の統合にまで踏み込んでいくというらしいこの作品。主人公は全員同じ、そのカオスな青春をどう描いていくのか。期待したいですね。

 

オーバーラップ文庫

 

 

・クラスで一番かわいい女子はウチの完璧メイドさん

 

・著:出井愛先生 絵:なぎは先生

 

それでは最後はオーバーラップ文庫よりこちらの作品の紹介です。こちらは「何故か学校一の美少女が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくるんだが?」シリーズや「どうしようもない先輩が今日も寝かせてくれない。」シリーズを手掛けられた出井愛先生の新作です。同級生、先輩、ときて今度は同級生のメイドさん。より秘密の度合いが高まる今作品は、どんな甘さがあるのでしょうか。楽しみです。

 

以上、期待の十作品でした。では発売日を待ちましょう。