読書雑記:八月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。コミケの委託同人誌を買いに行ったり、筋トレをしていたりしたら気が付けば夏季休暇が半分終わっていました、真白優樹です。さて本日は八月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に注目している作品についてお話したいと思います。

 

読書雑記:八月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

前回記事は上記となります。

 

ガガガ文庫

 

 

・獄門撫子此処ニ在リ

 

・著:伏見七尾先生 絵:おしおしお先生

 

それではまず最初の作品はこちら。こちらは第17回小学館ライトノベル大賞で栄えある大賞を受賞された作品となります。細音啓先生や三河ごーすと先生が大絶賛され、更にPVも既に公開されていると言う力の入れようであるこの作品は、怪異溢れる現代で怪異を食らう少女が紡ぐ、少女鬼譚との事。 表紙からして真っ赤ですが、果たしてどんな血しぶきが迸るのか。大賞の力を見せてほしいと思います。

 

 

・ドスケベ催眠術師の子

 

・著:桂嶋エイダ先生 絵:浜弓場双先生

 

二作品目はこちら。こちらは優秀賞を受賞された作品となります。あの「ハナヤマタ」、「おちこぼれフルーツタルト」を手掛けられている浜弓場双先生がイラストを手掛けられるとの事で気になっていましたが、赤城大空先生やさがら総先生も絶賛された人を選ぶものではない、催眠と人情のウォーミングストーリーであるとの事。果たしてどんな作品なのか。怖いけれど楽しみです。

 

 

・さようなら、私たちに優しくなかった、すべての人々

 

・著:中西鼎先生 絵:しおん先生

 

三作品目はこちら。こちらは「たかが従姉妹との恋」シリーズを手掛けられている中西鼎先生の新作となります。あの犬村小六先生が特にえげつないと評し、校閲の方から倫理を疑われたらしい今作品ですが、あらすじから見ていじめに復讐と言う鬱なワードが見えていて、ちょっと怖くなりますね。さて、何処まで心を抉られるのか。期待していきたいと思います。

 

富士見ファンタジア文庫

 

 

・堕天使設定のV系ヴォーカリスト、召喚された異世界で救世主となる 1st 黒き翼の序曲

 

・著:赤石赫々先生 絵:マシマサキ先生

 

ではここからは富士見ファンタジア文庫からの紹介です。こちらは「空手バカ異世界」、「サベージファングお嬢様」といった作品を手掛けられている赤石赫々先生の新作となります。赤石先生の主人公と言えば、空手だったり傭兵だったり、と中々珍しいタイプの主人公が泥臭くも戦っていく事が多いですが、今作品では堕天使と言う設定のV系ヴォーカリストが戦いに飛び込んでいくとの事。さて、歌声と言うあまり見ない武器でどう敵と戦うのか。期待していきたいと思います。

 

 

・都合のいい地雷系彼女とカラダだけの関係を

 

・著:すかいふぁーむ先生 絵:みれあ先生

 

二作品目はこちら。こちらは「竜に育てられた最強」シリーズや「脱法テイマーの成り上がり英雄譚」シリーズを手掛けられているすかいふぁーむ先生の新作となります。最近、次の流行を狙うかのように地雷系、というヒロインが少しずつ増えてきているような気がしますが、この作品はヒロインが全員地雷系であり、全員都合のいい関係を求めてくるラブコメとの事。都合のいい、というものを求める思いは変わるのか、それとも変わらないのか。期待していきたいですね。

 

 

・スパイ≒アカデミー 真実を惑わす琥珀

 

・著:武葉コウ先生 絵:色塩先生

 

三作品目はこちら。こちらは「再生のパラダイム・シフト」シリーズを手掛けられていた武葉コウ先生の新作となります。富士見ファンタジア文庫でスパイ、と言えばかの有名なスパイ教室がありますが、この作品はかの作品の作者である竹町先生も、主人公の無双感がスパイ教室よりも気持ち良いと推薦されているとの事。 果たして元部下との激突、という材料をスパイらしくどう料理していくのか。期待していきたいですね。

 

 

・生徒会長との待ち合わせは、いつもホテル。

 

・著:長友一馬先生 絵:葛坊煽先生

 

 

四作品目はこちら。こちらは「青春失格男と、ビタースイートキャット。」という作品を手掛けられていた長友一馬先生の新作となります。あの「キミゼロ」の長岡マキ子先生が推薦した、歪な女の子達のリアルな青春の息吹がある作品との事ですが、真面目な生徒会長がパパ活をしている、という既にパンチの効いた設定があります。果たして、どんな青春が見られるのでしょうか。期待していきたいですね。

 

MF文庫J

 

 

・ブラックガンズ・マフィアガール

 

・著:扇友太先生 絵:tatsuki先生

 

それでは最後、MF文庫Jからはこちらの作品の紹介です。こちらは「MONSTER DAYS」という作品を手掛けられていた扇友太先生の新作となります。前作でも、魔物と人間の共存、という独特の世界観を見せてくれた今作品ですが、この作品はマフィアが跋扈するようになった電脳世界での新世界ボーイミーツガールとの事。果たして、どんな世界観で違う世界の二人のボーイミーツガールを見せてくれるのか。楽しみにしていきたいですね。

 

以上、期待の八作品でした。では発売日を待ちましょう。