「特別企画」 同級生ヒロインの魅力、同級生がヒロインだからこその良さについて私見のお話。

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こんばんは、真白優樹です。さて本日ですが、とりあえずtwitterの当該ツイートを参照していただきたいのですが、私がこのブログでも記事にいたしました作品、氷の令嬢の溶かし方シリーズと、美少女と距離を置く方法シリーズが現在打ち切りの危機にあるそうなのです。それに対し、自分なりに力になりたいとの思いを込め、今回は上記二作品も参考文献に、同級生のヒロインの魅力、及び同級生がヒロインの作品についての良さの私見を話したいと思います。それは違う、否定すると言う読者の皆様はどうか心置きなく否定なさってください。でももし、そんな事無いと思われる方はどうか、上記二作品を読んでみていただきたいです。

 

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読書感想:美少女と距離を置く方法 2.ぼっちとクールと恋敵、キスとヤキモチと修学旅行 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

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読書感想:氷の令嬢の溶かし方2 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

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読書感想:お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件4 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、この作品においては上記の三作品を参考文献として使用させていただくため、画面の前の読者の皆様は出来るならば上記三作品を出来れば紙媒体で読了してから読んでいただきたい。この記事を読み終えてからでも可とする。

 

・同級生ヒロインの私見的魅力① 現在進行形で作っていく甘さ。

 

ではここから語り始めていくとする。さて、昨今のラブコメ界においては幼馴染とのラブコメが主流であるのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。今のこのラブコメ界においては、同級生ヒロインは異端であるのかもしれない。

 

 だが、ここで一度考えてみてほしい。幼馴染ヒロインと同級生ヒロインの違いは確かにある。

 

それは何か。それは「関係性が既に完成しているか、否か」なのではないだろうか。

 

 幼馴染がヒロインである作品を、まず一作品思い起こしてみてほしい。その作品においては、一巻の最初から幼馴染との関係は一つの完成形であったではないだろうか。皆に認められていたかもしれない。既に両片思いであったかもしれない。そう、既に完成しているのである。言うなれば、既に完成しているケーキのようなものと言えるであろう。では同級生のヒロインはどうか。大抵の場合において、まずは同級生同士、何でもない関係から始まるのではないだろうか。まずは顔見知りから始まり、徐々に惹かれ合い、少しずつ恋人同士となっていく。それは言うなれば、一つ一つの材料からケーキという完成形を作っていくようなものではないだろうか。 確かに完成形は甘く美味しい。けれど、作っていく過程を一から見ていくなら? 少しずつ完成形へと近づくうちに甘くなっていくのなら? それもまた、甘さである。そして手間暇がかかっているからこその甘さもあり、面白さもあると私は思う。 なればこそ、同級生ヒロインは時間と手間がかかる分の、幼馴染ヒロインにはない面白さと甘さがあるのではないか?

 

・同級生ヒロインの私見的魅力② 「夢」か、「現実」か。

 

 さて、続けての魅力に映りたい。まずは画面の前の読者の皆様、その中で幼馴染がいると言う読者の皆様にお聞きしたい。今も、その幼馴染とは仲が良い関係であろうか。

 

仲が良いと言う読者の皆様、羨ましい限りである。どうかその絆をこれからも大事にしていただきたい。疎遠となってしまった読者の皆様、私も同じである。

 

お分かりだろうか。幼馴染という存在はいる場合もあるがいない場合もある。寧ろいない場合の方が多いかもしれない。そして、年を経ることにつれ、人生は何かしらイベントが待っているもの。人生の様々なイベントによって、離ればなれになってしまう事もある。

 

そう、年を経るにつれ幼馴染との仲は薄れていくものであるのも確かな事実。いつまでも仲の良い幼馴染、というのはごくまれにしか存在しない。

 

言わば、「夢」。幻想のようなものだと私は思う。仲の良い幼馴染とのラブコメは、滅多に存在しない。正に夢のようなもの、だからこそそこに憧れは抱かれ、希望は注がれる。

 

 だが、同級生はどうだろうか。お分かりであろう。美人であるかはさておき、同級生は恐らくどんな場合においても存在する。幼馴染と違い、誰にだっている。

 

言うなれば、「現実」。確かにそこに存在する。誰にだっている。だからこそ、同級生とのラブコメは現実的にあり得る。誰にだって訪れ得る可能性のあるお話だ。

 

 だからこそ、距離の近い幼馴染とは別の意味で読者との距離が近い、それこそが同級生ヒロインの良さではないだろうか。だからこそ、そこに幼馴染ヒロインとはまた違った良さがある。そう私は考えている。

 

ここまで読んでいただけた読者の皆様、ありがとうございました。もし興味が湧かれましたら、ぜひ同級生ヒロインの作品を読んでみてください。出来れば上記の作品を。