読書雑記:明日発売の富士見ファンタジア文庫及び今週末発売のダッシュエックス文庫の中から個人的期待の新作、及び続刊についてなお話。

こんばんは。緊急事態宣言が解除され様々な事がようやく再始動してきたのを感じながらも、また感染の波が来るのではないかと少し怖がる真白優樹です。では本日は、明日発売の新作と今週末発売の新作を纏めてピックアップしていきたいと思います。

 

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ジョブホッパーの魔導譚
[カクヨムWeb小説コンテスト<特別賞>]
著:フェアリーP先生
絵:巻羊先生

 

まず初めにこちらの作品、カクヨム原作の作品らしいこの作品。ジョブホッパーという滅多に聞かない単語が果たしてどういう意味を持ってくるのか、期待して読みたいと思います。

 

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転生した社畜異世界でも無休で最強へ至る
[カクヨムWeb小説コンテスト<特別賞>]
著:丁鹿イノ先生
絵:風花風花先生

 

続いての作品はこちら、同じくカクヨム原作の作品です。果たして休まぬたゆまぬ努力はどんな成果を生むのか、楽しみに見たいと思います。

 

 

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転生王女と天才令嬢の魔法革命2
著:鴉ぴえろ先生
絵:きさらぎゆり先生

 

三本目はこちら、このブログでも記事にした作品の続刊となります。今巻は現状の諸悪の根源、または元凶とも言える弟との対決という事で果たしてどんな対決となるのか、楽しみです。

 

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吸血鬼は僕のために姉になる
著:景詠一先生
絵:みきさい先生

 

では最後の作品はダッシュエックス文庫より新作のこちらとなります。果たして吸血鬼という非日常の存在と姉という要素がどう絡み合うのか、楽しみです。

 

以上、四作品の紹介でした。果たしてどんな面白さが待っているのか、コロナの残滓に注意しながら楽しみにしたいと思います。

 

読書感想:ぽけっと・えーす! (2)

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沖縄、そこは南国。そして海。つまりは水着イベント、証明終了。

 

はい、決してふざけている訳ではありません、何故なら今巻の舞台は南国である沖縄でポーカー合宿をするからです。

 

さて、前巻は主人公である和羅の指揮の元、四人の少女達がチームとなるまでを描いた訳であるが、それを経ての今巻は大会に向けてスキルアップの為に沖縄でポーカー合宿を繰り広げるという、水着に花火と非日常的イベントが満載の、闘い前の特訓と溜めの巻である、言ってしまえば。

 

しかしその分、女の子達の可愛さが詰め込まれているのが今巻であり、特に朱梨へと焦点が当てられている、実質彼女が今巻のメインヒロインといっても差し支えない巻である。

 

そもそも前巻で明記された通り、朱梨は和羅の許嫁である。では彼女は口ではそこまで拘っていないものの、内心ではどう思っているのか。

 

そうしてこの巻を読んでみると、彼女が和羅に拘っているのがよく分かるのである。

 

そもそも、口では心配しているのは部長として、と言ってはいたりするがマーヤや巴が和羅に近寄っていたりすると、平静を隠せなくなっているのが彼女である。

 

「そういう亭主関白は時代にそぐわないと思います」

 

睨みつけて出てきたのは、どこか意識していると言わんばかりのそんな言葉だったり。

 

つまりは可愛いのである。王道的なツンデレと言っても過言ではないのである。

 

そんな彼女に負けじと、巴がぐいぐい距離を詰めてみたり。負けじと留子もアクションをかけたり。

 

そうして、婚約騒ぎをきっかけに更に和羅と少女達との距離が近づいたと言っても過言ではない、更にチームとして纏まっていく中で新たなライバル候補、自らの愛するものから離され真っ赤な怒りをポーカーへ抱く少女が現れる今巻。

 

果たして、次巻では始まるであろうトーナメントでどんな熱い戦いが繰り広げられるのか、期待したい。

 

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読書感想:ぽけっと・えーす!

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突然ではあるが画面の前の読者の皆様、貴方はポーカーをされた事はあるであろうか。または何かしらカードゲームを嗜まれたことはあるだろうか。

 

蒼山サグ先生と言えば? そう聞かれたら画面の前の読者の貴方はどの作品を思い浮かべられるだろうか。そう、蒼山先生と言えば小学生である。そしてこの作品は、かの伝説の二作品に間違いなく続く作品である。

 

しかし、この作品にはかの二作品と明確に違う点が確実にある。それは、かの二作品は重要な背景の支柱に重さはなかったが、この作品には確かな重さが存在しているのである。

 

この作品の日本においては、カジノの日本への進出が進んでおり、外資系の手によるカジノでの戦争が始まっている。しかし、日本と言う国はカジノの後進国であり、正にカモといった様相で食い尽くされようとしている。その状況を何とかする為に、初等教育からカジノ教育が取り入れられたのがこの作品の日本である。

 

ここまで聞いた読者様は分かっていただけるだろうか。この作品の日本は正にカジノ戦国時代であり、小学生達を駒として企業が代理戦争を繰り広げるという一皮めくれば正に魔境と化している世界なのである。

 

そんな魔境な世界の中、教員として、ポーカークラブの顧問として雇われ教育に励むのがこの作品の主人公である和羅である。

 

この主人公、蒼山先生の今までの作品と違い若干年齢が高めである。しかし難病の妹を抱え、その治療の為に為さなければならぬ事を為す為に戦いに挑んでいるというこれまでの主人公達と同じ中々に重いバックホーンを抱えているのだ。

 

その彼が率いるポーカークラブに集ったのは小学校五年生の三人の少女。

 

デザート争奪戦常勝、お調子者な留子。

 

カードを握ると修羅と化す、和羅の許嫁のお嬢様、朱梨。

 

そして、カードの絵柄が可愛いからという理由で入部してきた未完の大器な初心者、巴(表紙)。

 

そんな彼女達が挑むのは、ノーリミット・テキサスホールデムというポピュラーからは一歩外れた、場にある手札と二枚の手札で勝負する特殊なルールのポーカー。

 

そう、この作品は大人の思惑を知らず、だけど一人の勝負師として盤面に取り組む少女達が手札と想いを叩きつけ、真正面からぶつかり合う子供特有の熱さ溢れる作品なのである。

 

「よかった、やっぱりストレートなんだね」

 

ただの初心者だった女の子が開花し、一人の勝負師となり誰も予想せぬ方向からの一撃を叩きつけて見せる、この瞬間の熱さの何たることか。

 

どうか画面の前の読者の皆様も是非、この勝負の世界に飛び込んでみてほしい。きっと見たことのない熱さが見える筈である。

 

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読書感想:魔性の男を目指します1

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男女比が逆転したという世界、昨今の流行でいうのならば恐らく某終末のハーレムの世界。ではそんな世界に転生するとしたら、画面の前の読者の皆様はどうされるだろうか。

 

主人公、琥珀(表紙右端)。彼は高校入学を控えた中学三年生の少年である。同時に彼は、現代日本で過労死した社畜だったという前世の記憶を取り戻した少年である。

 

そしてこの世界は、男女比が男と女で1対20と逆転した、男性が支援され優遇される世界である。

 

そんな世界でこの世界の一般的な男子な生き方をしていた琥珀は、前世の記憶を取り戻し、今までの生き方はできないなと反省し、目指すことにしたのは魔性の男。

 

が、しかし。この世界においては琥珀の考え方こそが異端であり、前世の記憶に基づいた行動をとっているだけで既に一般男子の範疇を飛び越え周りを魅了する行いだったのである。

 

そもそもこの世界の男子は自分が男であるという事を鼻にかけ、女性に挨拶もしなければ見下すのが当たり前という現世から考えるとナルシスト極まる、読者の目から見るとヤバい面々ばかりであった。

 

そんな中に突然只一人、ルックスも最上級な上に礼儀正しく優しい少年が現れたらどうなるのか。それはもう、注目されるし魅了してしまう訳である。

 

そんな彼は、高校入学までに柚香(表紙左端)、詩乃(表紙中央)というこの世界における大貴族的な家の跡取り二人と縁を繋ぐことに成功する。

 

では成功した彼はどうしたか? 手に入れたものをそのままにするのではなく、友達として彼女達と触れ合い、彼女達の抱える問題へと踏み込んでいったのである。

 

「これが本当に持っている男というものだ」

 

そう、この作品は様々なものを持ち合わせた上に更に前世の記憶から唯一無二の個性を得てしまった少年が無双していく様子を喜劇として描いた作品であり、ラブよりもコメディの強い、シンプルでわかりやすく、故にストレスの少ない、とても口当たりが軽くて読み易い作品なのである。

 

あっさりと軽めの作品を読みたい読者様は是非。きっと満足できるはずである。

 

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読書感想:家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?

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突然ではあるが画面の前の読者の皆様、貴方は家族のありがたみを知った時ってあるだろうか。孝行のしたい時分に親は無し、世にはこんな諺があるように、気付けば親とはいなくなっているものなのかもしれない。

 

そして、親が無い者達にとってこの世界は生きづらいものかもしれない。ではこの作品の中で描かれるあの子達はどうなのだろうか。

 

主人公である真は唯一の肉親であった祖父を亡くし、天涯孤独となってしまった少年である。そんな彼が料理のできる住み込みのバイトとして雇われ引き取られたのが、遠縁の親戚であった草原四姉妹であった。

 

小説家である何処か不思議な天才、長女の宙子(表紙右から二番目)。

 

クールで常識人な次女、波月(表紙右端)。

 

元気いっぱい、猪突猛進な四女、美星(表紙左端)。

 

そして、かつて真が振ってしまった後輩、三女の姫芽(表紙左から二番目)。

 

では彼女達と真の共通点とは何か。それは家族がいない、親がいないという事である。

 

親がいない、親の愛を知らない。だからこそ何かを求めて惹かれ合うように出会い、そしてお互いがお互いを埋め合うように家族になっていく。

 

宙子から説教されながらも信頼を得て。

 

自分が凡人である事に思い悩む波月の心を知らぬ間に救い、真っ直ぐに受け止められ。

 

共に遊ぶうちに心の琴線に触れ、美星の信頼を勝ち取り懐かれて。

 

 

共に過ごすうちに真の心の中に注ぎ込まれていったのは家族の愛情。ちょっとどこにもないけれど、ここにしかない絆の形。でも、それだけでは足りなかった。まだ人とはなれなかった。ではそんな彼を人にしてくれたのは誰か。

 

それこそが姫芽の役目。どんな曇天も撃ち抜いて真っ直ぐに届けるのが彼女にしか出来ない事。

 

誤解からすれ違い、とっさの嘘でまた拗れて。辿り着いた思い出の場所、そこで問いかけるのは恋心を砕いた真意。

 

そこで晒されるは真の想像を絶する半生、まるで泥人形のように生きてきた真似事の人生。

 

だけど。

 

そうではないと。

 

「・・・・・・あたしのヒーローを、―――・・・・・・あたしだけの王子様を―――! そんなちいさな、勝手な思い込みで・・・・・・! 馬鹿にするなぁ―――――――――――――――っ!!」

 

貴方は人形なんかじゃない、こんな人形は何処にもいない。貴方はただ唯一の王子様。だからこそ侮辱する事は貴方自身にも許さない、そう姫芽は叫んだのだ。

 

この瞬間、本当の意味で真は人となれたのだろう。まるで神に作られた泥人形が愛を知り人となるかのように。

 

この作品は終わらぬ恋を抱えたヒロインが主人公の手を引いて立たせ、同じ舞台に引きずり出す作品である。そして、歪で何処か欠けた子供達が出会い、ここにしかない家族の形を作り出していく作品なのである。

 

だからこそ私は声を大にして言いたい。何も聞かず読んでほしい、この作品は万人に読まれるべき作品であると。

 

全ての読者様、どうかこの作品の頁を開いてほしい。そして撃ち抜かれてほしい。面白さは私が保証するので。

 

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読書感想:終焉を招く神竜だけど、パパって呼んでもいいですか?

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家族っていいですよね。幼馴染っていいですよね。

 

はい、何を言っているんだという画面の前の読者の皆様、ツッコミは甘んじて受け入れますのでブラウザバックはお止めください。今から説明いたしますので。

 

さて、この作品の舞台は異世界である。異世界のとある街、ブルーフォレスト公爵領(名前へのツッコミは厳禁である)、そこは人と魔と神が混在する、危険と比例するかのように熱気あふれる街であった。

 

そんな街のどこかで毎日のように起こる世界の危機。光の柱から現れる異形の者。その危機へと立ち向かうのが、若干十五歳で領主を務める少年、リヤンとその嫁であるレイのバカップル夫婦。そして、倒した異形の中から現れたのが謎の少女、アマデウス(表紙)である。

 

ではこの作品は一体どういう作品なのか。簡単に言うなれば、この作品はバカップル、だけど訳ありな夫婦がいちゃつきながら世界の危機を何とかしていく作品であり、リヤンとレイとアマデウスが家族になっていく過程を描いた作品である。

 

レイの正体、それは死を越えて生き延びてしまった生物兵器。だからこそ、彼女との間に子供はできず、いつか必ず別れは訪れてしまう。

 

だけど、最後までその一瞬を共にと言わんばかりに二人は共に肩を並べて戦ったり、風呂場で二人きりの時間を楽しんだり。いちゃいちゃしているのである、まるで普通の夫婦のように。

 

そんな二人の元に神様の悪戯と言わんばかりにやってきたアマデウス

 

三人でレストランにいって食事したり。

 

リヤンとアマデウスが訓練したり。

 

三人でお風呂に入ってスキンシップを取ったり。

 

初めて触れる子供の無垢さと純粋さ。あっという間に絆され可愛さに心を撃ち抜かれ。まるでそれが自然だった、あるべき形であったかのように家族になっていく。

 

だからこそ、娘を攫おうとする世界の脅威がいるのならパパとして、ママとして。どれだけ相手が強大だとしても戦えるのだ。

 

「さあ、帰るぞ、アマデウス

 

娘の期待のままに颯爽と駆け付け、嫁の前で格好いい所を見せつけ惚れ直させる。それこそがパパの矜持であり、だからこそ彼は格好いいのだ。

 

そう、この作品には異性への愛も家族への愛も全部溢れ出す程になるのである。だからこそこの作品は幾重にも面白さが積み重なっており、どんな楽しみ方も自由自在と言わんばかりに様々な楽しみ方ができる、レベルの高さに舌を巻いてしまう事請け合いの作品である。

 

ブコメが楽しみたい読者様、熱い戦いが楽しみたい読者様にはお勧めしたい。きっと満足できるはずである。

 

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読書感想:ひきこまり吸血姫の悶々2

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前巻感想はこちら↓

yuukimasiro.hatenablog.com

 

さーて、今回のひきこまりは

・コマリ、仲間の将軍に喧嘩を売る

・コマリ、妹が出来る?

・コマリ、テロリストと戦う

 

の三本です!(某サザエさん風に)

 

さて、非常に滑っているかもしれない寸劇はさておき、この巻の骨子を纏めていくとその三本へと集約されるのである。

 

将軍としては新参者なコマリ。そんなコマリの先輩たちはどんな奴等か。大男がいれば仮面の奴がいて女帝がいる。そんなコマリの部下にも負けないぶっ飛んだ奴等であったのである。そんな将軍の一人、女帝タイプの第三部隊隊長、フレーテへと喧嘩を売ってしまいあれよあれよと言う間に、将軍同士の決闘ゲームに参加する事になってしまうコマリ。そんな彼女に接触してくるのが、コマリより少しだけ先に将軍になった第六部隊隊長、サクナである。

 

このサクナ、ひきこもりたいコマリと違い気弱で大人しい文学少女タイプというコマリとは別の意味で将軍には向いていたいタイプである。しかも将軍就任の経緯が偶然の下克上という、棚ぼた的な形式のものである。では何故彼女は将軍となってしまったのか?

 

そこにあったのは、初対面からコマリに執着する皇帝の思惑だったのである。

 

今巻の重大なネタバレとなってしまうので詳しくは言えないが、サクナには隠された秘密があった。その秘密は痛ましくも悍ましく、まるで救いのない。そんな彼女を抱え込む事でとある組織の情報を得つつ、コマリの友達となり得る存在を用意していたのである。

 

そして始まる将軍同士の激闘。そこで明らかとなるサクナの事情ともう一人の裏切り者。

 

「お前のお姉ちゃんになってやる」

 

「さくなにあやまれ」

 

だがそれでも、コマリはサクナの痛みを知っても尚彼女にその手を差し伸べ。

 

彼女の血を吸う事で目覚めた異能の新たな一面で、裏切り者を仲間ごとに討滅してみせる。

 

二巻とは世界観を大きく広げるものだと言うのなら今巻以上に相応しい巻はないのかもしれぬ。その通りと言わんばかりに敵組織の内情も皇帝の思惑も少しだけ見える巻である。

 

故にこそ、一巻を楽しまれた読者様にこそ読んでほしい。ここから更に面白くなる予感が凄くするのでのでさらに続くこの作品を楽しんでもらいたい。

 

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