読書感想:ぽけっと・えーす! (2)

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沖縄、そこは南国。そして海。つまりは水着イベント、証明終了。

 

はい、決してふざけている訳ではありません、何故なら今巻の舞台は南国である沖縄でポーカー合宿をするからです。

 

さて、前巻は主人公である和羅の指揮の元、四人の少女達がチームとなるまでを描いた訳であるが、それを経ての今巻は大会に向けてスキルアップの為に沖縄でポーカー合宿を繰り広げるという、水着に花火と非日常的イベントが満載の、闘い前の特訓と溜めの巻である、言ってしまえば。

 

しかしその分、女の子達の可愛さが詰め込まれているのが今巻であり、特に朱梨へと焦点が当てられている、実質彼女が今巻のメインヒロインといっても差し支えない巻である。

 

そもそも前巻で明記された通り、朱梨は和羅の許嫁である。では彼女は口ではそこまで拘っていないものの、内心ではどう思っているのか。

 

そうしてこの巻を読んでみると、彼女が和羅に拘っているのがよく分かるのである。

 

そもそも、口では心配しているのは部長として、と言ってはいたりするがマーヤや巴が和羅に近寄っていたりすると、平静を隠せなくなっているのが彼女である。

 

「そういう亭主関白は時代にそぐわないと思います」

 

睨みつけて出てきたのは、どこか意識していると言わんばかりのそんな言葉だったり。

 

つまりは可愛いのである。王道的なツンデレと言っても過言ではないのである。

 

そんな彼女に負けじと、巴がぐいぐい距離を詰めてみたり。負けじと留子もアクションをかけたり。

 

そうして、婚約騒ぎをきっかけに更に和羅と少女達との距離が近づいたと言っても過言ではない、更にチームとして纏まっていく中で新たなライバル候補、自らの愛するものから離され真っ赤な怒りをポーカーへ抱く少女が現れる今巻。

 

果たして、次巻では始まるであろうトーナメントでどんな熱い戦いが繰り広げられるのか、期待したい。

 

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