雑記:明日発売のGA文庫の新作の中から個人的期待の新作及び続刊について、なお話。

こんばんは。昨日も言った通り、明日緊急事態宣言が解除されても暫くは今まで通り基本的には外出を自粛いたしましょう、真白優樹です。さて、前述した注意を自分でぶっちぎるかの如く、発売日前恒例、今回はGA文庫の新作の中から三本ピックアップしたいと思います。

 

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家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?
著:高木幸一先生
絵:YuzuKi先生

 

ではまずは一冊目。GA文庫の黎明期を支えた一人である(又聞き)高木先生の新作です。家族愛と過去の恋、甘くもどかしいラブコメという事でこのラブコメ戦国時代にどんなラブコメを見せてくれるのか楽しみです。

 

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終焉を招く神竜だけど、パパって呼んでもいいですか?
著:年中麦茶太郎先生
絵:にもし先生

 

続けての作品はこちら。マホテキこと剣士を目指して入学したのに魔法適性9999なんですけど!?シリーズで有名な年中麦茶太郎先生の新作になります。今度は家族の温かさ溢れる最強家族が大暴れ、との事で果たしてどんな大騒動が楽しめるか楽しみにしています。

 

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ひきこまり吸血姫の悶々2
著:小林湖底先生
絵:りいちゅ先生

 

三本目はこちら。このブログが開設された当初にも記事にしたラノベの続刊となります。コマリに似た者同士の将軍登場に要人暗殺、果たしてどんな血塗れギャグが繰り広げられるか楽しみです。

 

以上、個人的期待の新作及び続刊についてでした。今月はやはり微妙に読む本が足りないですが何とかしつつ、今月も読んでいきます。では皆様、明日からもよき読書ライフを。

 

 

雑記:おうち時間、いい加減飽きてきたけどここが肝心ですよね、というお話。

お題「#おうち時間

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こんばんは。明後日、緊急事態宣言が一部で一斉解除されるそうですが我が愛知県はまだのようと聞き、気が滅入っている真白優樹です。さて、本日は別に書く記事が無いのではないですが、この滅入る気持ちを少なくも晴らすべく、雑記記事で心で想う事を徒然と書いていきたいと思いますので、皆様宜しければお付き合いくださいませ。

 

① おうち時間、いい加減飽きたというお話。

 

さて、では画面の前の読者の皆様、お聞きしたいのですが正直に言ってほしいのですが、おうち時間飽きていませんか? 正直に言いまして私はもう飽きています。これ以上ない程に飽きています。所謂自粛疲れというやつなのであるのかもしれません、この感覚は。しかしこの感覚は画面の前の読者の皆様も少なからず感じられている事でしょう。様々な店が営業を自粛して、不要不急の外出を避けろと叫ぶばかりで結局政府は希望も展望も見せてくれず。もう退屈極まる、これに尽きると思います。

 

② だけど非常事態が解除されてもそれで終わりはないよね、というお話。

 

さて、冒頭でも書きましたが明後日、いよいよ一部の地域で緊急事態宣言が解除されるそうです。そして、今様々なお店も少しずつ、営業を再開してきてします。しかし、今敢えて言うのも違うかもしれませんが、今一度気を付けてほしいので書きたいと思います。画面の前の読者の皆様、緊急事態宣言が解除されてもコロナウイルスは無くなった訳ではない、これは自明の理である事は勿論分かっていただけている事でしょう。そして今、緊急事態宣言が解除された途端に三密が発生した韓国や中国では第二次感染の波が発生しているそうです。なので皆様、どうか気を付けていただきたい。また感染者が大量発生して再び緊急事態宣言なんてなったら目も当てられません。今まで自粛していた後急に元の生活に戻ろうとしても、絶食直後にいつも通りご飯を食べようとしてもうまくいかないように箍が外れすぎてしまう事が容易に予想できるので、完全に収まるまではマスクを手放さず、少しずつ元の生活に戻っていきましょうという事です。

 

③ 今は臥薪嘗胆、それしかないのですというお話。

 

さて、ここまで長々と書いてきましたが結局のところ、私達一般人に出来る事は少なく、国の上の頭の固い政治闘争に明け暮れている議員共の考えを動かすのは容易な事ではありません。なので自分に出来る感染対策をしつつ、自分が感染者にならないように気を付けて生活していきましょうね、という事なのです。

 

 

 

 

 

読書感想:僕をこっぴどく嫌うS級美少女はゲーム世界で僕の信者

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さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様、貴方は鬼畜な難易度のゲームに挑んで何か思ったことはあるだろうか。理不尽だろうか、それともワクワクする気持ちだろうか。

 

そんな某恐竜世界サバイバルゲーム(私はよく知らない)を元にしたゲームにのめり込み、不登校になってしまったヒロイン、美加(表紙)。そんな彼女を引っ張り出す為に彼女が潜るゲームに飛び込む事になるのが主人公である真澄である

 

この真澄という主人公、将来の夢は内閣官房長官という珍しい夢を持っている。その為か、ヒロインである美加を引っ張り出そうとする理由も色恋など一切なく、内申点の為と言う打算バリバリの理由である。

 

そしてこの作品は、主人公とヒロインがそれぞれの正論をぶつけ合い、互いに影響を与え合いながら少しずつ変化していくのが根底にある作品である。

 

打算バリバリで接触して、正論で打ちのめされて。従妹のアカウントを利用して再び近づいて、また喧嘩して。

 

「君は僕を利用し、僕は君を利用する。それでいいじゃないか」

 

色恋なんてない、打算と計算、お互いを利用し合うという契約を持ちかけて。

 

ぶつかり合ってもう一度チームとなり、美加のかつての相棒が遺したメッセージを探してダンジョンを突き進んで。

 

そんな奇妙な連帯感で駆け抜ける中、機転と知恵を生かして抜け道的な戦闘スタイルを見出していったりして。

 

そして合理的を飛び越え、非合理的だとしても選ぶように心が変化していく。

 

そう、この作品は酷い理不尽な世界で、それでも絆を信じて遊んでいく、遊びと成長の作品なのである。

 

さっぱりとした読み味が欲しい読者様は是非。きっと楽しめる筈である。

 

 

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読書感想:楽園ノイズ

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突然ではあるが画面の前の読者の皆様、貴方は音楽は好きであろうか。お好きであれば、どんな音楽が好きであろうか。

 

この作品に集ったのはそんな音楽が好きな子供達である。そして、言葉に出来ぬ言葉を抱えながら、それを言葉の代わりに音楽で表現する事を選んだ子供達である。

 

この作品の主人公である真琴(表紙中央)。一見すると、彼は女の子に見えるかもしれない。しかし彼は男の子である。女装である。そして、彼が女装で歌の動画を上げた事からこの作品は始まっていく。

 

教師である美沙緒(表紙右端)にバレてしまい、こき使われる中で出会っていくのは、それぞれ未成熟だけど輝く音を秘めた少女達。

 

ひねた毒舌な天才、凛子(表紙左から二番目)はキーボードで。

 

華道をたしなむお姫様、詩月(表紙右から二番目)はドラムで。

 

不登校座敷童、朱音(表紙左端)はその声で。

 

そう、彼等は間違いなくこの世界で出会ったのである。凸凹でバラバラで、だけど一度噛み合えばピッタリと噛み合う彼等は出会い、共に歌を奏でるのである。

 

貴方はさよならピアノソナタという名作を知っておられるだろうか、かの杉井先生の名作を知っておられるだろうか。あの名作を軽く超えていく、そう言わんばかりにこの作品には噎せ返って溢れかえるほどに歌と音楽が詰め込まれている。

 

そして同時に、火傷しそうなほどに熱くて真っ直ぐに純粋で瑞々しい、青春の疾走が込められている。それこそこれこそが杉井光の真骨頂、集大成だと言わんばかりに。

 

地平線で歌が尽きる。

 

そこへ辿り着く、そこまでに圧倒的な筆致で繰り広げられる歌は、まるで撃ち込まれる弾丸のように。そして私達読者の心へ届けと飛んでくる渡り鳥のように。

 

どうか画面の前の読者の皆様、何も言わず何も聞かず読んでみてほしい。それが私の唯一の願いである。貴方はきっと撃ち抜かれ揺さぶられる。その先に満足がきっと待っているはずだから。

 

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読書感想:日和ちゃんのお願いは絶対

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突然ではあるが画面の前の読者の皆様、貴方はもし願いで世界を自由に作り変える事が出来るのなら、どう世界を作り替えるだろうか。

 

そんな夢物語のような能力を持っているのが、この作品のヒロインである葉群日和(表紙)である。一見すれば彼女は普通の少女である。実際、彼女は大筋においては普通の少女である。

 

しかし、彼女の「お願い」は絶対に叶う。叶ってしまう。世界の流れを裏切ってでも、彼女の願いの通りに。

 

では彼女が願ったのは何か。自分に都合のいい世界か。

 

否。彼女が願ったのは只一つ、平和な世界、それだけである。しかし、そんな願いをかき消すかのように世界は優しくはない。

 

そもそも彼女と主人公、深春の住む世界は行き詰まっている。どう行き詰まっているのか。宇宙人が侵略してきている訳でもないし、戦争が起きている訳でもない。だがしかし、タイムリーな話題である新型ウイルスが流行しているように、今、読者である私達が実際に生きている世界よりも一歩進んで行き詰まっているのである。まるで真綿で首を絞めつけるかのように、徐々に世界は袋小路に追い込まれている。

 

そんな中、世界を何とかすべく暗躍しているのが日和が結果的に作り上げた組織、「天命評議会」である。世の裏で暗躍し、少しずつ世界を変えながら望みを叶える為に。

 

その首魁である日和が願ったのは何か。それは深春に恋人になってほしい、というささやかながらも年頃の女の子らしい願いだったのだ。

 

願いにより想いを誘導され、付き合う事になり非日常に巻き込まれていき。普通では絶対に味わえない、大国による襲撃すらも経験することになり。

 

だけどそんな中、幾度も歪められる世界の中でも育まれ変わらぬものがあった。それはお互いがお互いに向けて育んだ恋心だ。

 

巻き込みたくないと忘れさせられ、それでも心に刻まれていた想いが突き動かして。

 

「君が、好きなんだ」

 

「もうなにも忘れないでください」

 

それは、一蓮托生になる合言葉。二人で共にどこまでも、その先がどこだとしても。共に歩んでいくのだという誓いの言葉。

 

この作品はまごう事無きセカイ系の作品である。使い古され大切なものを見失ったセカイ系という枠組みの中に思い出せと言わんばかりに投げ込まれた噎せ返るほどの作品である。そして同時に、どうしても終われぬクソッタレな世界で、それでもと言わんばかりに手を繋ぐ二人の、純粋で真っ直ぐな恋のお話である。

 

不思議さを味わいたい読者様、ピュアなラブコメを読みたい読者様は是非。きっと満足できるはずである。

 

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読書感想:仲が悪すぎる幼馴染が、俺が5年以上ハマっているFPSゲームのフレンドだった件について。

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突然ではあるが画面の前の読者の皆様、貴方はFPSゲームについてどう思われるだろうか。野蛮か、それとも楽しそうか。どう思われるにしろゲームにおける人気ジャンルであるのは確かであり、そしてこの手のゲームを好まれる人達がいるのは確かである。

 

この作品の主人公である真太郎もまた、両親の死をきっかけにFPSにのめり込んだゲーマーであり、世界ランカーの腕前を持っている最強クラスのゲーマーの少年である。

 

そして表紙を飾る奈月もまた彼に勝るとも劣らないゲーマーであり、世界ランカーである。

 

では何故、彼女はそこまでの腕前を身に着けたのか。それは彼女が、真太郎と疎遠になってしまった幼馴染であり、彼に振り向いてもらいたいと、この世界に飛び込みその一念で強くなった猛者だからだ。

 

スナイパーとなったのは、真太郎にはないエイム力を身に着けた為。

 

疎遠になってしまって、顔を合わせる度に出てくるのは罵倒ばかりで。だけど本心は彼の事が大好きで。

 

彼を取り戻したいと飛び込んだ先で見たのは、世界中の人々と笑い合う彼の姿で。だからこそと更に奮い立って腕前を磨いて。

 

正に古典的で良きツンデレ、ヒロインの鑑と言わんばかりのヒロイン力である。

 

そんな彼女の正体を知り、顔も名も知らぬ仲間ではなく現実の仲間として改めて仲間となり、チームを結成して同じ目標に向かって前進して。

 

ここで重要となるのが、顔と名前を改めて知ったという事である。

 

これまでは同じ方向を見ていたけれど、並び立ってはいなかった。名も知らぬままに背中を預け合う戦友だった。

 

だけど今は、お互いがお互いと知っているから。同じ目標を見ていると分かったからこそ、もう一度本当の意味で歩み寄れるのだ。

 

「・・・・・・もし・・・・・・私がシンタローより、強くなったら・・・・・・ずっと一緒にいてくれる?」

 

「あたりまえだ、俺たちは仲間だからな」

 

本音をさらけ出して、お互いに支えられていた事を告白し合って。もう一度ここから始めよう、そう言うかのようにもう一度かわす約束の何たる甘い事か。

 

そう、この作品はFPSゲームの熱さと面白さが溢れると共に、幼馴染同士の甘さ溢れるラブコメが展開される、一度で二度おいしい作品なのである。だからこそ、全ての読者様に一度読んでみてもらいたい。ラブコメが少しでも好きな読者様ならきっと満足できるはずである。

 

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雑記:明日発売の電撃文庫の中から個人的期待の新作について、なお話。

こんばんは。名古屋のアニメイトが短縮営業なれど営業再開するという事を知り喜んだのも束の間、六月発売の電撃文庫の新作が一月延期が発表され六月の電撃文庫は一冊しか記事に出来るものがない事に気付き軽く凹んでいる真白優樹です。さて、来月の事を考えると鬼が笑うという事で、まずは明日発売の電撃文庫の新作をいくつかピックアップしていきたいと思います。

 

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日和ちゃんのお願いは絶対
著:岬鷺宮先生
絵:堀泉インコ先生

 

まずはこちら、三角の距離は限りないゼロシリーズで人気を博する岬鷺宮先生の新作です。発売前から人気沸騰、何処か行き詰まった世界で願い事が叶ってしまう女の子とのラブコメ、という事でどんな作品となるか楽しみです。

 

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楽園ノイズ
著:杉井光先生
絵:春夏冬ゆう先生

 

続いてはこちら、電撃文庫では久々となるのかもしれない、音楽ものの大家である杉井光先生の新作です。女装男子である主人公が表紙中央を飾るといういきなりのインパクトの強さからどんな面白さが生まれるのか、楽しみです。

 

 

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僕をこっぴどく嫌うS級美少女はゲーム世界で僕の信者
著:相原あきら先生
絵:小林ちさと先生

 

では三冊目、漆黒のエインヘリアルシリーズから六年ぶりの参戦、相原あきら先生の新作です。聞くところによるとVRゲームとすれ違いを絡めたラブコメとの事で、どんな作品となるのか楽しみです。

 

以上、明日発売の期待の新作紹介でした。今月は中々に不作という事ですが、コロナに負けずに皆様、ラノベを読んでいきましょう。