読書感想:ありあまる魔力で異世界最強1 ワケあり美少女たちは俺がいないとダメらしい

 

 さて、時にファンタジー系の作品においては獣人やエルフといった、所謂「亜人」とも呼ばれる種族の者達が登場する事が多いが。例えば猫系の獣人であっても、ほぼ猫が人間になったような感じだったり、ほぼネコミミと尻尾が生えた人間のようだったり、と作品によってさまざまに違いがあるであろう。と、まぁどちらの見た目が好きか、というのは読者の皆様個々の好みにもよるだろうが。ここで何が言いたいのか、というと。亜人と人間は、基本的に共存している事の方が多いのではないか、という事である。

 

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読書感想:君を「ナツキ」と呼ぶまでの物語

 

 さて、時に画面の前の読者の皆様には幼少期、異性の友人はいたであろうか。多分いた、であろう。そして幼い頃は何も物怖じする事はない事が多いであろうので、異性の友人であっても下の名前で呼び捨て、という事をした経験のある読者様もおられるかもしれない。と、そこはまだ重要という訳ではない。大事なのはここから。幼少期、下の名前というのの漢字を理解していた、という読者様は多分少ないであろう。読み仮名だけは知っているけれど、漢字でどう書くかは分からぬ。そんな方もきっと多い、かもしれない。

 

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読書感想:ナメてるお嬢を俺がわからせた

 

 

 さて、この世の中には「わからせ」、というジャンルがある訳だがわからせ、とはそもそも何なのか。生意気だったり気の強い異性の心を折り、自分の方が上位であると知らしめて、負けている異性に対して興奮を覚える事、でいいのだろうか。そんな話はまぁいいとして。この作品では題名にもある通り、わからせ、という言葉が使われてはいる。ではこの作品ではどんなわからせが起きているのだろうか?

 

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読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。MF文庫J、ダッシュエックス文庫、オーバーラップ文庫編。

こんばんは。最近暑い日が多くて体力の減少が早い真白優樹です。やっぱり猛暑の中で外にいると言うのはスリップダメージをずっと受けているようなものですね。さて本日は明日発売予定の三レーベルの新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。

 

読書雑記:七月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。

 

MF文庫J

 

 

・君を「ナツキ」と呼ぶまでの物語

 

・著:涼暮皐先生 絵:ふわり先生

 

それではまずはMF文庫Jからの紹介です。まずこちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして、打算で選んだ高校で結ばれるのはどんな青春か。楽しみですね。

 

 

・ビリオネア・プログラム 汝、解と黄金を求めよ

 

・著:黒鍵繭先生 絵:白蜜柑先生

 

二作品目はこちら。こちらも上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして在学中に合法的に稼げる学園に、まず入学する事は出来るのか。楽しみですね。

 

 

・ゆるふわ先輩は枕で変わる

 

・著:六畳のえる先生 絵:柚沙夏ゆう先生

 

三作品目はこちら。こちらも上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして枕投げ部、という訳の分からぬ部活で過ごす青春とはどんなものか。楽しみですね。

 

 

・黒幕ゲーム2 学園の黒幕ですが最強暗殺者の未来を救ってもいいですか?

 

・著:久追遥希先生 絵:たかやKi先生

 

四作品目はこちら。本当の意味での戦いの始まり、仲間である暗殺者に危機が迫る今巻。果たして仲間の未来を変えることは出来るのか。楽しみですね。

 

 

・義妹生活11

 

・著:三河ごーすと先生 絵:Hiten先生

 

五作品目はこちら。悠太が将来に向けて自分なりの選択をする中、沙季がこれ以上のスキンシップを求めていく今巻。二人の絆はどんな方向へ進むのか。期待していきたいですね。

 

・スワンプマン芦屋沼雄(暫定)の選択

 

・著:小林達也先生 絵:みすみ先生

 

六作品目はこちら。こちらはMF文庫Jライトノベル新人賞から選外でデビューする作品です。果たして人間ではなくなったらしい青年は何を選ぶのか。期待したいですね。

 

ダッシュエックス文庫

 



・高校時代に傲慢だった女王様との同棲生活は意外と居心地が悪くない2

 

・著:ミソネタ・ドザえもん先生 絵:ゆがー先生

 

ではここからはダッシュエックス文庫からの紹介です。まずはこちら。徐々に家族のような絆が生まれ始める中、恵がとある勘違いをしてしまう今巻。果たして二人の関係はどんな感じになるのか。期待したいですね。

 

 

・領民ゼロ領主の勘違いハーレム。 ―エロいことがしたかっただけなのに、世界征服することになってたんですけど―

 

・著:火野あかり先生 絵:カグユヅ先生

 

二作品目はこちら。こちらは「エルフ奴隷と始めるダンジョンハーレム」シリーズを手掛けられていた火野あかり先生の新作です。今回もハーレム、しかしドタバタな勘違いものとの事。果たして今作品ではどんなハーレムになるのか。期待したいですね。

 

 

・原作最強のラスボスが主人公の仲間になったら?

 

・著:反面教師先生 絵:fame先生

 

三作品目はこちら。こちらはカクヨムより書籍化される作品です。果たして、ラスボスが主人公側に寝返りどうなってしまうのか。期待したいですね。

 

オーバーラップ文庫

 

 

・俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです5

 

・著:御堂ユラギ先生 絵:緜先生

 

ではここからはオーバーラップ文庫からの紹介です。まずはこちら。異母妹が訪ねてくる中、雪兎が置いて行かれる気分を覚える今巻。果たして今巻ではどうなるのか、期待したいですね。

 

 

・魔王と勇者の戦いの裏で5 ~ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番(内政と防衛戦)が俺のお仕事です~

 

・著:涼樹悠樹先生 絵:山椒魚先生

 

二作品目はこちら。代官に任命された地方に魔族が襲来する中、マゼルが救援に来る今巻。さて、二人が同じ戦場に立つとどんな戦いを繰り広げるのか。期待したいですね。

 

 

・百合の間に挟まれてしまったわたしが、勢いで二股してしまった話4

 

・著:としぞう先生 絵:椎名くろ先生

 

三作品目はこちら。真希奈が転校してきて文化祭のステージで思惑廻る今巻。果たして混迷深まるこの関係はどうなってしまうのか。楽しみですね。

 

 

・最強守護者と叡智の魔導姫2 死神の力をもつ少年は全てを葬り去る

 

四作品目はこちら。聖女の実家にある禁書の解読に向かう中、ヴィルが魔物退治に向かう今巻。果たして魔物と禁書との関係とは何か。楽しみですね。

 

 

・無能と蔑まれた貴族の九男は最強へ至るも、その自覚がないまま無双する1

 

・著:メグリくくる先生 絵:コダマ先生

 

五作品目はこちら。こちらは「暗殺者は、黄昏に笑う」シリーズを手掛けられていたメグリくくる先生の新作です。果たして最強という自覚がない無双はどんなものか。楽しみですね。

 

 

・自分をSSS級だと思い込んでいるC級魔術学生1

 

・著:nkmr先生 絵:嵐月先生

 

六作品目はこちら。こちらは小説家になろうで人気の作品の書籍化作品です。果たして重度の中二病な主人公の活躍はどんなものか。楽しみですね。

 

 

・ありあまる魔力で世界最強1 ワケあり美少女たちは俺がいないとダメらしい

 

・著:十利ハレ先生 絵:あゆま紗由先生

 

それでは最後、七作品目はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして、エサとしてどう成り上がっていくのか。期待したいですね。

 

以上、期待の十六作品でした。では発売日を待ちましょう。

読書感想:俺がモテるのは解釈違い ~推し美少女たちに挟まれました~

 

 さて、この世には解釈違いという言葉があり、我々ファンという名の受け取り手側を時に傷つけている訳であるが。ふと思うに、解釈違いとは何で起きてしまうのだろう? 何が原因なのか? それは個々人の解釈、そこに混じる願いと現実が異なる、からなのかもしれぬ。こうあってほしい、きっとこう。そういう解釈、その中の願い。しかし公式の解釈という答えは違うからこそ、解釈違いというのは起きてしまうのではないだろうか。

 

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読書感想:負けヒロインが多すぎる!7

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:負けヒロインが多すぎる!6 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、前巻の感想を書いた時は未だアニメは始まっておらず今、この感想を書いている時には始まっている訳だが。アニメになってみると、負けヒロイン達の負けっぷりがより際立って見えるのは私だけだろうか。やはり絵になると、彼女達の心情がより鮮明に見えて、負けっぷりが際立っているように見えて。負けヒロイン達のキャラの曲者度合いもまぁ、とんでもないと改めて分かると思われる。

 

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読書感想:魔女と傭兵4

 

前巻感想はこちら↓

読書感想:魔女と傭兵3 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、異大陸の街をそれぞれ満喫しつつ日常を過ごしているジグとシアーシャであるが、画面の前の読者の皆様はどちらの方が社交的、と思われるだろうか。多分、ジグと答える読者様の方が多いだろう。冒険者である為か基本的には冒険者同士の交流しかないシアーシャに比べ、傭兵であり更にはいい意味で人を差別しない性格により、コミュニケーション自体は普通に取れるジグ。という事はどういうことか、というと。ジグの方が面倒事に巻き込まれる可能性も高い、という事である。

 

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