読書感想:異世界で最強の装備は、全裸でした どうか私に全裸を教えてくださいっ! 全裸でなく《世界》だ!

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さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様の中に寝る時は全裸派、若しくは露出趣味のあられる読者の方はおられるだろうか。無論私はその趣味を止めるようなことはしないが、果たして貴方は全裸である事が力になるとしたらどうするだろうか。

 

とあるファンタジー的な異世界が存在した。かの異世界は、「装備」の強さにより全てが決まる世界であり、北の果てから襲来する全ての「魔」を集めた軍勢により人類が攻撃を受け、戦いが巻き起こっている世界。

 

そんな世界の未開の地、魔の軍勢すら避ける人類不可侵の危険領域、「神々の死境」。そこへ強力な装備を求め入り窮地に陥っていた少女、レナリア(表紙)は不思議な少年、ナクトに出会う。

 

彼はどこか不思議であったのか。その答えは至極簡単であり、ビジュアルにするとヤバいであろう答え。

 

なぜならば、彼は装備を何一つ纏っておらず、全裸にマントを引っかけただけの一種変態とも言える姿だったからだ。しかし、彼はレナリアが倒せなかった魔物を軽々と倒し、「神々の死境」で一人サバイバルを営んできたと言う。

 

彼は言う。自分は何も装備していないのではない。自分が装備しているのは「世界」だと。

 

その言葉が確かであると証明するかのように、彼は一人一つしか使えない筈の全ての属性を安々と使いこなし、どんな決まりも自分を縛れないと言わんばかりにけろっと言う。

 

「≪世界≫はキミが思うより、素直で、自由なんだ」

 

その一言を聞いた時、何かがレナリアの中で弾けた。弾けてしまった。彼女は装備を脱ぎ捨てナクトへと希う。自分を弟子にしてほしいと。

 

今まで人間と関わってこなかったが故に女性への免疫もなく押し切られ、彼女に手を引かれ外の世界へと飛び出したナクトは次々と戦いの中へと飛び込んでいく。

 

ある時は水の都を襲う死霊の王を叩き潰し、女教皇と慕われるリーンを全裸の道へと目覚めさせ。

 

またある時は、城塞都市を守る重鎧の騎士を颯爽と助け、その中身であった可憐な少女、エクリシアを目覚めさせ。

 

何を言っているのか分からないと思うがそういう事である。世界の危機などどこ吹く風と圧倒的に無双を繰り広げ。その中で確かに多数の人達を助け偉業を為していく。そんな野生児の英雄譚であるのがこの作品であり、合法的に薄着にされる少女達の様を楽しみ、目の保養にされるのが正しい楽しみ方であるのが正解な筈の作品である。

 

何処までも作者である初美先生の好きが詰め込まれたこの作品。その迸るフェティッシュに触れてみてほしい。そこで画面の前の読者の皆様に何が見えるか。出来れば面白さが見えてほしいと願う次第である。

 

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