雑記:ラブコメ、戦記と語ったので今度はミステリ、推理ものについて語ろうというお話。

こんばんは。推理もののラノベって数が少ないよなと思う真白優樹です。本日は個人的見解を含めた四方山話第三弾、ミステリ、推理もののラノベについて話したいと思いますのでしばしお付き合いお願いいたします。苦手な方はどうぞブラウザバックしてください。

 

前回の記事はこちら↓

yuukimasiro.hatenablog.com

 

・そもそもミステリ、推理もののライトノベルって数が少ないよねと言うお話。

 

さて、では画面の前の読者の皆様に前提条件として問いかけたいのだが、貴方は推理、ミステリもののライトノベルと聞いてどの作品を思い浮かべるだろうか。

 

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その辺りは読者によって千差万別であるだろうし異論は認めるが、個人的に連想するのはこの作品であろうか。

 

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それとも最近刊行されたこの作品だろうか。

 

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こういう作品もあるが皆さまは覚えておいでだろうか。・・・ここまで例示してきたが私個人としてはこの辺りしか思いつかない。さて、それは何故だろうかという考えをここから書いていきたいと思う。

 

・そもそもライトノベルという媒体自体が向いていないのではというお話。

 

これを言ってしまうとある意味終わりかもしれないが、もしやするとそういう一面もあるのでないだろうか。例えば超有名どころである名探偵コナンや、金田一少年の事件簿等の作品は漫画である。つまり事件現場等のビジュアルは絵と言う視覚情報で示される。だが、ライトノベルと言う点においてはどうかと考えてみる。ライトノベルは小説、つまりは文章であり、そこに何点かの挿絵が挿入される形式である。そして挿絵は事件現場等のショッキングなシーンを描写するよりは見せ場等の描写に使われる。すると、我々読者は事件現場や事件の状況、関係者の関係を作品中の語りを脳内で展開する事等でしか知れない。つまりこの時点である種の力が要求されるのではないだろうか。

 

ライトノベルと言う舞台でどこまでやってもいいのかというお話。

 

そしてライトノベルと言う舞台においてはこの問題も問われるのではないだろうか。例えば生徒会探偵キリカにおいては、ふとした事件等を扱いそこに凄惨さ等は見えない。対し、住職探偵においては血の匂いが濃いような殺人事件が描かれる。この部分についてはレーベル毎の特色で別れるのかもしれない。しかし、青少年をターゲットにした作品が多い中、読むのに際しある種の読解力を求められる推理ものの作品は、受け入れられるのが難しい面があるという事があるかもしれない。だからこそ、推理ものやミステリという題材はライトノベルにおいては書き手にも読み手にも力を問われるジャンルとして、中々に日の目を見れないのかもしれない。そう考えてしまう私がいるのだが、画面の前の読者の皆様はどう思われるであろうか。

 

・だけどやっぱり面白いよね、というお話。

 

さて、ここまで長々と若干ネガティブな考え方を語ってきてしまったが、私個人としてはミステリというジャンルは大好きである。魔法みたいなファンタジー要素と絡んだ時など、どう展開するのかとわくわくする。だからこそ、我こそはと思う読者様は是非ミステリ、推理もののライトノベルを読んでみてほしい。頭を使い自分の中で推理しながら読むというのも中々に面白い時間であると私は思うので。