読書雑記:真白優樹の一人語りな四方山話。最近、幼馴染とのラブコメが多いですよね、というお話。

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こんばんは。新しい仕事を始めてはや三日。指導を受けながら一つ一つ未経験なジャンルのお仕事をやる事が楽しい反面、屋外でのお仕事なのでもろに寒さの影響を受けてしまって大変な真白優樹です。さて本日は、先にお伝えしておきますが、新刊を消化しきってネタがない訳ではありません。偶々仕事中に思いついたネタを「一人語りな四方山話」として語ろうかと思います。シリーズ化するかは不明です。

 

① 昨今のラノベ業界におけるラブコメの隆盛、そして幼馴染の台頭について。

 

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方は今、ラブコメに食傷気味だったりされるだろうか。そんな読者様はこの記事を見るのが辛いと言うのであれば、遠慮なくブラウザバックしていただきたい。それはそれとして、昨今のラノベ業界、特に各レーベルより出版される作品を見ていると何か気付かれないだろうか。そう、よく見れば分かる通り昨今のラノベ業界において今、ラブコメというジャンルは一定の隆盛を誇り始めている事は明確な筈である。無論、小説家になろうカクヨム原作の作品もまだまだ種は尽きないとばかりに登場している事も確かであるが、そのようにweb原作の作品の中にもラブコメが増えてきている事は明白な筈である。

 

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さて、ではそれを踏まえたうえで上記の六作品に共通する事柄とは何であろうか。このブログを読んでくださっている画面の前の読者の皆様なら明白であろう。その答え、それは「幼馴染がヒロインとして登場する作品」である。

 

②幼馴染ヒロインの良い所とは?

 

「幼馴染」、それこそは最近のラブコメ系の作品の中で多く共通して取り入れられる要素であると私は思う。では幼馴染をヒロインに据える事で生まれる良い所とは何であろうか。この記事では欠点ではなく利点を見つめていく事とする。まず初めに、やはり「ある程度の関係性の下地」があるだろう。例えば出会ったばかりの級友がヒロインだとすると、出会いと惹かれていく為のイベントを重ねる必要が存在するとする。だが、幼馴染は既に出会っており、ある程度のイベントを既に経ている。だからこそ、今の関係が言わばフライングした状態で始められると言えよう。次の利点としては「幼馴染の想い」の綺麗さという事である。前からずっと側にいた、それ即ち主人公の良い所も悪い所も大体の事を見てきていると言えよう。その上で、ずっと昔から誰にも譲れぬ想いを抱いている。その独特の美しさと甘さは、幼馴染ヒロインでしか出せないものであるかもしれない。

 

③ だからこそラブコメは面白いよね、というお話。

 

では幼馴染が大渋滞しているから今のラブコメ、ひいてはラノベ界は面白くないのか。否、そんな事は無い筈だ。ラブコメとはどんな味を出していてもどこかに恋の甘さがある事が大半である、故にこそラブコメである。そして幼馴染は負けヒロインなのは平成までの時代であり、今の令和の時代にはそんなジンクスは薄れつつあるかもしれない。だからこそ、食傷気味にならぬ程度に適度な摂取量を心掛け、ラノベを楽しんでほしいと思う次第である。