読書感想:いっつも塩対応な幼なじみだけど、俺に片想いしているのがバレバレでかわいい。3

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前巻感想はこちら↓

読書感想:いっつも塩対応な幼なじみだけど、俺に片想いしているのがバレバレでかわいい。2 - 読樹庵 (hatenablog.com)

 

 さて、ここからこの作品の感想を書いていくわけであるが、この巻の感想を開いている読者様は、前巻までを既に読了済みという想定の元にここから先、感想を書いていく次第なのでその点についてご了承いただきたい。もしまだ読んでいないと言う読者様がおられたら、是非に前巻までを読了されてから今巻の感想を開いてほしい次第である。

 

ではここから今巻の感想を書いていく次第であるが、前巻までの流れを把握されている読者様は幸太を巡る恋路に、幼馴染である綾乃だけではなくみずきもまた、参戦したと言うのはもうご存じであろう。そして折しも、巡り来る作中季節は夏、夏休み。つまりはどういうことか。

 

 もう画面の前の読者の皆様も何となくお察しであろう。夏らしいイベントが多数巻き起こるこの季節は告白の季節。つまりは幸太が最も死に近づく季節と言っても良い。だが、それだけではない。前巻から続く騒動、みずきに絡む悪縁の後始末と言う面倒事も待っている。

 

大きすぎる愛を向けてくる綾乃、そしてみずきは真正面からぶつかり合い、ある時は海、またある時は行楽施設で幸太を巡り火花を散らす。二人の好感度を下げ過ぎても、待っているのは死と言う結末。その結末を迎えぬ為にも、好感度を必死に操作し、両方の心を満足させるべく奔走する幸太。

 

そこへ一人、新たな影が現れる。みずきの護衛役と言う裏の役目を背負った友人と言う枠で向かったパーティで出会ったその影、名を小春。親によって決められたみずきの婚約者であり、前巻の騒動を巻き起こした張本人、つくしをけしかけてきた真の黒幕。

 

彼女の目的の為には幸太が邪魔であり、排除しようとする魔の手に対し対抗する力となるのは心の声が聞こえる力と、猫神様から借り受けた使い魔である白夜。

 

 決戦の舞台は、天女の伝説の残る夏祭り。仕掛けてくる小春に先んじて手を打ち、しかし些細なアクシデントから綾乃に誤解され唐突に死の危機に陥り。一か八か、彼女に自分の本心が届くと信じ、一縷の望みをかけて賭けに出る。

 

「高校を卒業したら、また一緒にここへ来てほしい。大事な話があるんだ」

 

無事に誤解も解け告白の危機も乗り越え、秘密の場所で二人で見上げる空に咲く花火。その最中、幸太の口から思わず転び出るのは未来への言葉。もしもこの先、この力と縁が切れたのなら、今度こそ伝えたいという小さいけれど大切な願い。

 

更にドタバタも恋も深まり、一段と面白さの増す今巻。

 

前巻を楽しまれた読者様は是非。

 

きっと貴方も満足できるはずである。

 

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