読書雑記:「GW特別企画」、真白優樹流ブログにおける感想記事の書き方なお話。

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こんばんは。連休も今日で終わり、明日から仕事という方も多いのではないでしょうか、真白優樹です。さて本日は、偶には後進を育成するというわけでもないですが、ラノベブロガーの方、自分の感想を叫ぶことが出来る方が一人でも増える事を願い、このはてなブログにおいての真白優樹流の感想の書き方について、お話したいと思います。

 

① まずは感想を書きたい作品を全部読もう。

 

ある意味当たり前かもしれませんが、まずはきちんと購入して読みましょう。他人の感想から作品のストーリーを想像して感想を書く、なんて事はしてはいけません。きちんと読む事が、良き感想を書く第一歩です。

 

② 作品のストーリーの流れと場面の変遷、登場人物の人間関係を頭に入れよう。

 

これは感想を書く上で重要な事であると私は思います。ストーリーの流れと起承転結、登場人物の人間関係。作品中ストーリーの説明をする際はここを自分の言葉で説明できると、芯に迫った感想が書けると思います。

 

③ 感想を届けたい読者層を意識した言葉遣いを意識しよう。

 

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例えばですが、こちらの作品の帯の裏面を見た事があるでしょうか? 小学生や中学生の方々の率直な感想が記されています。その感想を見た時、画面の前の貴方は幼稚と笑うでしょうか。ふっと笑うでしょうか。

 

だが、確かに大人の感想と比べれば語彙力もない未熟な感想かもしれません。ですが、この作品の感想はそれで良いのです。

 

例えば、私の普段の感想のような捻った、ルビも何も振っていない感想で面白さが青い鳥文庫のメイン読者層である筈の小中学生に対して届くでしょうか? きっと届かない筈です。だからこそ、真っ直ぐに何のてらいも捻りもない感想の方が共感を得られるでしょう。故に、感想記事を読んでいただきたい読者層、面白さを届けたい読者層を意識する事は大切なのです。

 

④ 主観はいらない、客観だけあれば良い。

 

個人的には、割とこれが重要なのではないかと思います。

 

無論、画面の前の貴方の主観は尊い物です、大切にしていただきたいものです。ですが、その面白いという感情は必ずしも万人に共通するものでしょうか? 例えば、某とある魔術の禁書目録、人気シリーズですね? 万人が面白いと思われるからこそ、人気でしょう。ですが、面白くない、つまらないと受け入れない読者の方もおられるかもしれません。

 

そういう方々に主観の面白さを押し付けても、意固地になり受け入れられない事もままあります。ならば客観的に説明し、興味を惹いてみた方が受け入れられるかもしれません。なればこそ、感想において客観性は重要なのです。

 

⑤ 作品に込められた面白さ、作者様が伝えたい見所を理解しようというお話。

 

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例えば、この作品に込められた主軸は「喪失からの再生」です。

 

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例えば、この作品に込められたテーマは「いつも通りを求めて、成長していく」ことです。

 

と、このように作品には作者様が伝えたいテーマ、面白いと感じてほしい所が存在します。そこを捉え、少しでも言語化する事。これが一番大事であり、良き感想を書く為の第一歩であると思います。

 

⑥ 作品に対する敬意を忘れずに。

 

否定の形でも、肯定の形でも。作品に対する敬意、それを忘れずに感想を書きましょう。

 

⑦ 感想は攻め込むのではなく、説明して誘う事を意識する。

 

では、感想を書く際にはどんなスタンスであるべきか。例えばボクシングのようにジャブで崩し、ストレートを何回も叩き込み、最後はアッパーで決める。それもまた一つの形であるかもしれませんが、それでは押しつけがましい形になってしまうかもしれません。

 

それよりは、例えばショーケースの前ですらすらと説明し、最後は虜にして購入へと誘う。それくらいの方が良いと思います。

 

⑧ 良き語彙力は全てから。

 

最後に、豊富な語彙力を身につけるにはどうすれば良いのか。それは簡単です。例えば本。ラノベだけではなくお固い小説にはラノベとは違った言葉遣いが溢れています。ニース番組にだって言葉遣いがあります。言うなれば全てが教材です。故に貪欲に、接した全てから吸収する事。それが一番大事です。

 

いかがでしたでしょうか? 真白優樹流感想記事の書き方でした。内容を追加したくなったら追加するかもしれません。では画面の前の読者の皆様、恐れずまずは一本書いてみましょう。困ってしまったら先人の書き方を参考にすればよいのです。何なら悪意のない使い方であれば、私の感想はいくらでも真似してくださって構いませんので。