読書感想:殲滅魔導の最強賢者 無才の賢者、魔導を極め最強へ至る

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さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。貴方は最強という存在に憧れるだろうか。もし憧れるのならば、何処まで行けば最強であると思うだろうか。

 

最強、それは最も強いという事。それ即ち、誰にもどんな時も負けないという事。

 

さて、この作品を語るうえで参考文献として、GAノベルから刊行されている失格紋の最強賢者シリーズを参考としてもらいたい。かの作品では、最強賢者のガイアスだった過去を持ちながらも自らが持つ紋章が戦闘向きではなかったが故に、転生を選んだマティアスという名の主人公。

 

ではもし、彼の前世であるガイアスが転生を選ばずほかの手段で最強となる道を選んでいたとするならば? これはそんな選択の先に分岐した未来を描く並行世界のお話と言ってもいいであろう作品であり、前日譚でもあるかもしれない作品である。

 

 

さて、島一つを余裕で滅ぼす程の魔術を軽々と用いながら、時代の裏側に隠遁し己の心のままに魔術を研究する、既に歴史書にも刻まれる程の賢者であるガイアス(真ん中)。

 

「・・・・・・弱い魔法だな」

 

しかし、魔導具などの手段を用いて、第一紋の弱点を補強して。その果てに島一つを軽く滅ぼせる程の魔法を放ちながらも。ガイアスはまだ、満足できずにいた。

 

それは何故か。その理由とは、確かに今、この惑星の上に彼に勝てる者は誰もいずとも。宇宙には彼ですら力及ばぬ理外の力を持つ魔物達がゴロゴロと存在していたから。彼の目的は、その魔物達すらも打倒して宇宙最強となる事だったから。

 

では、その方法はどうすれば良いのか。

 

常識外の頭で考えた彼の考えた方策は二つ。まずは宇宙の魔物の力を利用するという事。そして人間以外の仲間を見つけるという事。

 

そう決めた後の彼の行動はすさまじく早く。

 

まずはドラゴンが群れる島まで赴き、強力な竜たるイリス(表紙左)を仲間とし。

 

今度は邪竜との戦い中だった王国最強の魔法師、ユリル(表紙右)の元まで訪れ規格外の力を見せつけた後、彼女及び共にいた剣の修羅、ロイターも纏めて仲間とす。

 

そんな彼は、ユリルが持つ理外の力の片鱗に目を止め、王城で見つけたよく分からない魔道具に込められていた理外の術を見つけ、常識外の方法でその力を取り込んで見せる。

 

言うなればこの作品の今巻はまだ序章も序章、始まったばかりの所である。しかし、最強であるがゆえに常識に欠けたガイアスが繰り出す常識外のボケや、一撃で全てを終わらせていく圧倒的な無双シーンなど、見どころも多いのが確かである。

 

そして、まだまだ終わらない。彼の修業はまだ始まったばかり。

 

そう聞いてわくわくする読者の皆様。ファンタジー好きな読者様。失格紋シリーズが好きな読者様にはお勧めしたい。

 

きっと満足できるはずである。

 

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