雑記:「緊急企画」 効果的な宣伝って何だろうねというお話。

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こんばんは。全てのラノベの打ち切りを防ぐ力があればいいのにと時々自分の力不足を痛感する真白優樹です。・・・緊急企画とは只事ではないと思われた画面の前の読者の皆様、その理由を以下より説明いたします。まず上記の二作品、先月発売されましたスニーカー文庫の新刊なのでございます。が、実はこの二作品、カクヨム上の作者様のマイページで書籍版打ち切りが発表されてしまいました非業の作品となってしまった作品なのです。その事を残念に思いつつtwitter上を巡回していました所、打ち切りになってしまったのは作品に力が無かったからでも作者のせいでもなく、編集とレーベルがきちんと宣伝しなかったからだという意見を目にしました。私はその意見を否定も肯定も致しませんが、私の想う所を今から書いていきたいと思います。

 

① そもそも効果的な宣伝って何だろうなというお話。

 

さて、画面の前の読者の皆様。一つお聞きしたいのですが貴方は新刊の情報をtwitter上で知られる事はあるでしょうか。昨今の情報社会の中、アンテナを伸ばしていれば様々な方向から情報が入ってくるとは思われますが、twitterは誰しもが公平に情報を発信できるという観点から効果的な宣伝方法なのではないでしょうか。では、そもそも効果的な宣伝とは何なのでしょうか?

 

② 宣伝方法と繰り出される情報について、なお話。

 

そもそも宣伝方法にはどんなものがあるのでしょうか。例えばある作家様の作品に関する呟きを見てみると、表紙や発売日、特典情報などを繰り返しリツイート等でつぶやく手法を見かけます。この方法はどうなのか。私個人としてはいいと思います。ですが繰り返し流れるつぶやきが鬱陶しい等の理由で嫌われる読者様もおられるでしょう。では宣伝は誰が行うべきなのか。そう、担当編集者様ですね。ではどうすれば効果的な宣伝になるのでしょうか。

 

③ 宣伝に効果のある情報とはなんぞや、というお話。

 

では効果のある情報とは何なのでしょうか。私個人の考えといたしましては、まず口絵や挿絵等の公開があると思います。特にカラーの絵は読者をひきつける材料となるのではないでしょうか。次に効果的なのは、作品の裏側や一部試し読み等の普通は見れない情報だと私は思います。特に設定画等の情報は目を引きますね。そして重要なのは、読者が投稿した感想のつぶやきという生の反応ではないかと。やはり同じ読者の目線から語られる情報は何よりも素直であります。このような情報を幾重にも、効果的にエゴサーチしタイムライン上に挙げていくのが一番効果的であり、ここが編集者様の腕の見せどころではないでしょうか。

 

④ 非公式でも応援アカウントがあると強いよねというお話。

 

ですが手が届かない部分や発売後ある程度時間が過ぎた後は、情報を押し出していくのが難しいかもしれません。そういう時、例えば千歳くんはラムネ瓶のなかや結婚が前提のラブコメのように一般読者による非公式でも応援アカウントがあれば、情報が定期的に続くので効果的であるでしょう。しかしこのような場合は稀有です。

 

⑤ きちんと宣伝を受け止めていこうというお話。

 

では結局のところどうすればよいのでしょうか。無論、編集者様やレーベルの方々による宣伝も重要であるでしょう。ですが私たち読者もアンテナを研ぎ澄まし、いつでも情報を拡散できるように備えておくことも必要なのかもしれません。作者と編集者と読者、一体となって一つでも多くの作品が打ち切りを逃れる事を祈っております。