読書感想:ゆるキャン△ 9

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なでリンはいいぞ!(ゆるキャンはなでリン推しである)

 

さて、ちょっとした性癖暴露を脇に置いといて本編、伊豆キャン後編となる今巻。最初のキャンプ地に辿り着いた前巻の続き、一日目の晩御飯から本編は始まる。

 

とりあえず一言、この晩御飯のシーンは食事前後に見てはいけない。お腹が大変なことになる。私がその実例である。

 

土鍋で作る具沢山のアヒージョ、伊勢海老の炭火焼き。そしてアヒージョの残り汁を活かした金目鯛のアクアパッツァパスタ。こんな料理を見てお腹が減らないとしたらそれは何かがおかしいのかもしれない。そして早くこのシーンをアニメで見たいと切に思う。

 

二日目、早起きしたリンが抜け駆けで温泉に行ったりする中、海鮮ぶっかけご飯で朝ご飯。朝ごはんの後は二日目の観光へ。様々な景色を見れる堂ヶ島。干潮時なら歩いていける三四郎島。

 

夕ご飯はだるま山高原で。なでしことあおいに仕掛けるサプライズ、そして皆で騒ぐパーティ。

 

本当に彼女達の青春が眩しく見えるのは私だけだろうか。これが老けたという事だろうか。

 

そんな大騒ぎで賑やかな中、ふとした瞬間にあるのがなでしことリンの一瞬である。

 

寝落ちしたリンをなでしこが寝床へ連れて行ったり、達磨山の頂上で味噌汁飲みながら何でもない話をしたり。更にはあの日の逆のように、中々帰ってこないリンをなでしこが迎えに行ったりして。初めて富士山のふもとで出会った時とはお互いに変わったから。今まで積み重ねてきた様々な一瞬を感じる、何処か優しくて温かい時間がここにはあるのである。

 

楽しかったキャンプもいつかは終わりを告げて。果たして彼女達は今度は何処へとキャンプへ出向くのだろうか。

 

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