2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

読書感想:クラスのぼっちギャルをお持ち帰りして清楚系美人にしてやった話

さよならだけが人生だ、と誰かが言った。出会いと別れを繰り返し、人は歩いていくものであるとも誰かが言った。さて、しかしさよならというものはそれまでの築いてきた関係を、その一つで無に帰してしまうと考えれば哀しい物である。だからこそ、もしさよな…

読書感想:ひきこまり吸血姫の悶々6

前巻感想はこちら↓ 読書感想:ひきこまり吸血姫の悶々5 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前回で第一部完、オールスターバトルと言わんばかりに今までコマリが関わってきた少女達が集い繰り広げられた大決戦。第一部完である。つまりこの巻から第二部が始ま…

読書感想:『ずっと友達でいてね』と言っていた女友達が友達じゃなくなるまで

さて、友情というものは何よりも尊いものである。そして異性の友達もまた、ラブコメにおいてはテンプレとも言える存在である。だがしかし。永遠に変わらぬ友情、というものは果たして本当に存在するのであろうか? 移ろいゆくのが人の心であると言うのなら。…

読書感想:インフルエンス・インシデント Case:02 元子役配信者春日夜鶴の場合

前巻感想はこちら↓ 読書感想:インフルエンス・インシデント Case:01 男の娘配信者・神村まゆの場合 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、ネット上、もしくはSNS上に自分だけの「居場所」があるという読者様もおられるだろう。その居場所は大切なものである…

読書感想:楽園ノイズ3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:楽園ノイズ2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、突然ではあるが、画面の前の読者の皆様は人が本当の意味で死ぬ時はいつであると思われるであろうか。機械によって脈がなくなり自発的呼吸が止まったと判断された時だろうか。それ…

読書感想:忘却の楽園 II アルセノン叛逆

前巻感想はこちら↓ 読書感想:忘却の楽園I アルセノン覚醒 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でこの作品は群像劇的な面白さのある作品であり多数の登場人物がそれぞれの目的のために動いている作品であるという事は、前巻を読まれた読者様であればもう…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。富士見ファンタジア文庫編。

こんばんは。このラノ2022、どの作品に投票するかは大体決まったのですが、そこで書くコメントの内容が詰め切れず、まだ投票できていない真白優樹です。何とか今週中には投票したいと思います。さて本日は、今週土曜日発売予定の富士見ファンタジア文庫の新…

読書感想:僕の愛したジークフリーデ 第2部 失われし王女の物語

前巻感想はこちら↓ 読書感想:僕の愛したジークフリーデ 第1部 光なき騎士の物語 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、愛とは転じて憎悪となるものであり、愛が深ければ深い程、その愛が転じて生じる憎しみは深くなるものである。というのは前巻を読まれた読者…

読書感想:プリンセス・ギャンビット ~スパイと奴隷王女の王国転覆遊戯~

さて、画面の前の読者の皆様はギャンビットという言葉はご存じであろうか? 何ぞそれと思う方に向けて簡単に説明すると、ギャンビットとはチェスにおける定跡の一つでありオープニングにおける戦術の一つ。駒を犠牲に、駒の展開や陣形においてアドバンテージ…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。ガガガ文庫編。

こんばんは。最近涼しくなったかと思えば微妙に暑かったりと安定しない気温に調子が安定していない気がする真白優樹です。因みに調子不良とは関係ないかもしれませんが、昨日寝落ちして結局本格的に寝たのは朝の五時でした。それはともかく本日は、来週発売…

読書感想:わたし、二番目の彼女でいいから。

さて、ラブコメとはつまるところ何なのであろうか、突然ではあるが。ラブコメとは、ヒロインの優先度が一位になる事であり、ヒロインの中でも主人公の事が占める割合が一番となり、そして付き合いだして幸福な結末へと導かれるものを言うとして。もしこの考…

読書感想:三つの塔の物語3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:三つの塔の物語2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、一巻と二巻を読まれた読者様は、この作品における魔族である魔壊族の用意周到さと狡猾さは既にお分かりいただけたことであろう。人間の世に混じり、己が目的のために暗躍する…

読書感想:三つの塔の物語2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:三つの塔の物語 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想、または前巻を読了済みという認識の元でここから先の感想を読んでいただきたい次第であるが、画面の前の読者の皆様は前巻の中で特にフーズとイサラと絡みのなかった…

読書感想:三つの塔の物語

さて、昨日の記事でもお伝えした通り本日は過去に完結した作品を改めて読了した上での感想記事を画面の前の読者の皆様にお送りさせていただくわけであるが、この作品をご存じという読者様は、果たしてどれほどおられるのだろうか。 もしかすると、最近の読者…

読書雑記:九月中旬から下旬にかけての個人的要注目な作品のお話。

こんばんは。最近このラノ2022の事を考えすぎていて、思考している時間の四割くらいは当てている気がする真白優樹です。投票いたしましたらきちんと記事にいたします。あと明日の読樹庵は、過去作品についての感想を投稿したいと思います。さて本日は、少し…

読書感想:お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で物語の始まりとなったこの作品であるが、前巻から少し間が空いてしまったので、少しだけ前提条件の復習を…

読書感想:とってもカワイイ私と付き合ってよ!3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:とってもカワイイ私と付き合ってよ!2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の最後で元友人であった日菜乃と元鞘に収まらず、偽装カップルという関係を選んだ訳であるこの作品の主人公である大和とヒロインである結朱。しかし…

読書感想:異世界監督、シナリオ無双!

さて、映画というものは娯楽の一ジャンルとして王道の一つであり、諸人を魅了するものである。というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。ではそんな映画というものを作る事において、大切となるのは何であろうか。配役を精一杯に演じる演者だろうか…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。GA文庫編。

こんばんは。そろそろ九月も第二週、大学生の皆様はそろそろ大学が始まる頃でしょうか、真白優樹です。さて本日は、ちょいと早めですが、来週発売のGA文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・クラスのぼっちギャル…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。電撃文庫編。

こんばんは。初めてのスペース、まだまだ課題も多いなと実感した今日この頃な真白優樹です。さて本日は少し早めですが、来週発売予定の電撃文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・楽園ノイズ3 ・著:杉井光先生 …

読書感想:この世界、わたしに都合がいいようです!2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:この世界、わたしに都合がいいようです! - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想で私はこの作品について、クレイジーな奴等が多い、コメディに全振りした作品であると語った覚えがあるが、画面の前の読者の皆様は覚えてい…

読書感想:飛び降りようとしている女子高生を助けたらどうなるのか?2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:飛び降りようとしている女子高生を助けたらどうなるのか? - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この作品の二巻刊行のお知らせが出た時、あるいは書店か専門店の本棚でこの表紙を見かけた時。画面の前の読者の皆様の中でこう思われ…

読書感想:「私と一緒に住むってどうかな?」2 見た目ギャルな不器用美少女が俺と二人で暮らしたがる

前巻感想はこちら↓ 読書感想:「私と一緒に住むってどうかな?」 1 見た目ギャルな不器用美少女が俺と二人で暮らしたがる - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、DIYラブコメという恐らく何処にもないであろうジャンルを切り開いていく先導者となっているこの…

読書感想:忘れさせてよ、後輩くん。

さて、画面の前の読者の皆様には忘れられぬ恋というものはあられるであろうか。全ての力を注いできたけれど叶わなかった、手はもう届かぬからこそ忘れられぬ燻り続ける、そんな恋心はあられるであろうか。そして、もしその恋心をもう一度叶えられる機会があ…

読書感想:モブから始まる探索英雄譚2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:モブから始まる探索英雄譚1 - 読樹庵 (hatenablog.com) 問:ダンジョン探索における醍醐味を一つ答えよ。・・・この問いに対する正解は各々で持ち合わせている答えを当てはめていただければ正解となる筈なので敢えて何もいう事…

読書感想:元カノ先生は、ちょっぴりエッチな家庭訪問できみとの愛を育みたい。2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:元カノ先生は、ちょっぴりエッチな家庭訪問できみとの愛を育みたい。1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の感想でも述べたような気がするが、ちょっぴりエッチというのは一体どこからどこまでをその範囲とすれば良いのであ…

読書感想:わたしを愛してもらえれば、傑作なんてすぐなんですけど!?

さて、画面の前の読者の皆様は悪魔との契約というものはご存じであろうか。何かと引き換えに、大きなる力を得るものが悪魔との契約と言うものである。それは一瞬だけなら大きなものを得られるかもしれない。しかし、安心してはいけない。悪魔との契約という…

【お知らせ】 初めてのスペースをやります、というお話。

こんばんは。遂に9月も始まり、ホットな新刊の情報が界隈を賑わせる中皆様如何お過ごしでしょうか。真白優樹です。 さて、唐突ですが詳しくは私のTwitterを見ていただければ分かりますが、私のTwitterでもスペース機能が解禁されました。折角ならば新機能を…