2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。ガガガ文庫、富士見ファンタジア文庫編。

こんばんは。もう今年もあとひと月半という事実に戦々恐々とされている読者様もおられるのではないでしょうか。私も正直、その一人かもしれません。真白優樹です。さて本日は、明日発売のガガガ文庫、土曜日発売予定の富士見ファンタジア文庫の新刊の中から…

読書感想:ドラキュラやきん!4

前巻感想はこちら↓ 読書感想:ドラキュラやきん!3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で巻き起こった騒動の顛末については画面の前の読者の皆様はもうご存じであると思われるが、ご存じであるという読者様はアイリスが自発的に協定をぶち破って行動を起…

読書感想:ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、今まで自分の残業を防ぐため、全てを大槌でぶん殴り解決してきた我等が(脳筋)受付嬢、アリナ。彼女の仲間とも言える…

読書感想:こんな可愛い許嫁がいるのに、他の子が好きなの?

さて、許嫁は負けフラグ、なんて俗説は何処かにあったかもしれないが、時は令和、ラブコメは幼馴染、テンプレは王道。そんな今の世においてはそんな俗説も、否定できてしまうかもしれない。実際このブログでも感想を書いた、角川スニーカー文庫のとある作品…

読書感想:ユア・フォルマ III 電索官エチカと群衆の見た夢

前巻感想はこちら↓ 読書感想:ユア・フォルマ II 電索官エチカと女王の三つ子 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この作品の世界観は、この巻の感想を開淹れおられる読者様にはもう説明不要であると思われるし、この世界の便利さ、というのはもうご存じであろ…

読書雑記:【多分外れる】 今年の #このラノ2022 トップ10を予想してみました、というお話。

こんばんは、真白優樹です。さて前置きも早々に今回の記事についてのお話をしていきますが 読書雑記:#このラノ2022 投票しました、というお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 皆様、こちらの記事は覚えておられるでありましょうか。このライトノベルがすごい…

読書感想:家で無能と言われ続けた俺ですが、世界的には超有能だったようです3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:家で無能と言われ続けた俺ですが、世界的には超有能だったようです2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、今更この作品を読まれているであろう画面の前の読者の皆様に説明するまでもないが、主人公であるジーク、もといノアは世界…

読書雑記:十一月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。

こんばんは。十一月もそろそろ半分も終わる今日この頃、そろそろ本格的に寒さも増していく中で今年を振り返り始めたり、早めの大掃除を始められるという読者様もおられるのではないでしょうか。私もそろそろ、職場が修羅場になっていく頃だと思いますので戦…

読書感想:好きな子にフラれたが、後輩女子から「先輩、私じゃダメですか……?」と言われた件

さて、この世の中には「横恋慕」という言葉がある。誰かの恋に横入りし、横取りするという事である。では果たして、「横恋慕」という事は良い事なのか、それとも悪事と言えるのか。それは難しい問題であるが、NTRというジャンルにおいては、横恋慕から始…

読書感想:娘のままじゃ、お嫁さんになれない!

さて、インディジョーンズと言えば「冒険」である。彼の冒険譚は、いつだって我々見る側の心を躍らせてきた。だが、彼の冒険譚も今や一昔前の娯楽、生で見た事のない読者様もおられるであろう。しかし、未知な事、全く以て大きな決断を下すのも、「冒険」と…

読書感想:恋人全員を幸せにする話

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。ラブコメ、というものにおいてヒロインは基本的に一人であり、複数ヒロインが存在する作品では最後にヒロインが一人選ばれ、失恋に泣くヒロインが存在する、という構造は「固定観念」であると思われるであろうか…

読書感想:護衛のメソッド ―最大標的の少女と頂点の暗殺者―

さて、我々日本人は普段生きる上で何気なく享受している平和というもの。だが、今の世界に於いては平和と言うものが必ずしもどこにでも存在するものでない、というのは画面の前の読者の皆様もご存じではないだろうか。だからこそ、この世界に於いては平和と…

読書感想:僕らのセカイはフィクションで

さて、我々読者の住まう世界と例えばライトノベルの登場人物達が住まう世界は、勿論違う。というのは勿論画面の前の皆様もお分かりであろう。例えばライトノベルの登場人物達は、良き隣人であるが一番近くて一番遠い世界に住んでいる者達である、と言っても…

読書感想:日和ちゃんのお願いは絶対4

前巻感想はこちら↓ 読書感想:日和ちゃんのお願いは絶対3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻の最後で人が消え滅びゆく街で日和は深春に別れを告げ、「天命評議会」へと戻った訳であるが、そこから一体、この作品はどう展開していくのか、と思われた読者…

読書感想:サキュバスとニート ~やらないふたり~

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様に一つお聞きしてみたい。皆様はサキュバスと聞いて、どんな存在を思い浮かべられるであろうか。やはり、煽情的な格好で男を甘く魅了して、精を搾り取るような存在の印象があられるであろうか。しかし、最近のサキ…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。GA文庫編。

再びこんばんは。十八歳以下の人達に現金、クーポン各五万円分支給だけで足りるのかと疑問に思う真白優樹です。さて、政治的な話題は一旦脇において置き、今回は今週金曜日発売のGA文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思…

読書雑記:発売日前恒例、新刊紹介なお話。電撃文庫編。

こんばんは。十一月も早くも三分の一が終わろうとしておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は寒さに耐えながら、家にこもっていたいという欲望と戦いながらも仕事をしています、真白優樹です。さて本日は、明日発売の電撃文庫の新刊の中から、この…

読書感想:転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でようやく starting now と言わんばかりに始まった隼人と春希のラブコメ。お互いの家族についての秘密を共有…

読書感想:落ちこぼれ竜騎士、神竜少女に一目惚れされる3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:落ちこぼれ竜騎士、神竜少女(バハムート)に一目惚れされる 2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で貴族令嬢であるアレクシアに告白され、新たな神竜のノルンと出会い保護する事になったこの作品の主人公であるアルト。彼の周…

読書感想:俺だけレベルが上がる世界で悪徳領主になっていた III

前巻感想はこちら↓ 読書感想:俺だけレベルが上がる世界で悪徳領主になっていた II - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この作品を読まれてきた画面の前の読者の皆様はそろそろこう思われている頃かもしれない。もういい加減にルナン滅ぶべし慈悲は無い、と。…

読書雑記:十月分読了作品の中から、お勧め作品ピックアップのお話。

こんばんは。別に大したことも無いのですが本日誕生日でした。しかし特に感慨もない真白優樹です。画面の前の読者の皆様の中で、誕生日が来ると嬉しい読者の皆様がおられましたら、気にしないでくださいませ。多分、恐らく歳を経れば段々と分かるようになる…

読書感想:常勝魔王のやりなおし3 ~俺はまだ一割も本気を出していないんだが~

前巻感想はこちら↓ 読書感想:常勝魔王のやりなおし2 ~俺はまだ一割も本気を出していないんだが~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、この作品も順調に進み三巻まで来たわけであるが、とりあえず勇者の末裔の外道さ加減にもそろそろ、画面の前の読者の皆様…

読書感想:魔帝教師と従属少女の背徳契約2

前巻感想はこちら↓ 読書感想:魔帝教師と従属少女の背徳契約1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、魔術も呪術も悪魔も普通に存在するこの作品中の世界であるが、今巻の感想を書いていく前に画面の前の読者の皆様に一つ、質問してみたいと思う。皆様は、「魔女…

読書感想:英雄と魔女の転生ラブコメ

前前前世と言うと、どのくらい前の過去になるのであろうか。という疑問はいったん脇において置き、画面の前の読者の皆様は前世の記憶を持つと思しき子供達が存在するというのはご存じであろうか。しかし、前世の記憶というものはどうやら時間の経過と共に薄…

読書感想:初恋だった同級生が家族になってから、幼馴染がやけに甘えてくる

さて、最近ラノベのラブコメ界の作品を読んでいてふと思った次第であるが、最近、どうにも禁断の関係が絡むラブコメが増えている気がするのは私だけだろうか。実は結ばれない、という関係が判明してから始まるラブコメ、というのも増えている気がするが、画…

読書感想:恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる3

前巻感想はこちら↓ 読書感想:恋人代行をはじめた俺、なぜか美少女の指名依頼が入ってくる2 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、誰かのために親身になれる事、誰かのために真っ直ぐになれる事、それがこの作品の主人公である龍馬の強みであり、それが諸刃の剣…

読書感想:絶対無敵の解錠士

さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は、「鍵」と聞かれて一体どんな要素を連想されるであろうか。幾つもの鍵を持つ、困っている子供達の前に現れる不思議な御婆さんだろうか。それとも、それぞれの記憶を賭けて戦う少女達が用いていた、横向きのカー…

読書感想:家事万能の俺が孤高(?)の美少女を朝から夜までお世話することになった話

さて、今の世の中では男性も家事が出来る事が求められている、というのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。家事は女性の仕事、なんていうのは昭和の考え方であり今は令和。価値観と言うものは時代に応じて変化するものであり、今の時代は既にだいぶ前…

読書感想:最凶の魔王に鍛えられた勇者、異世界帰還者たちの学園で無双する1

さて、「勇者」と呼ばれる存在は清廉潔白である、というのはいつごろからついたイメージなのであろうか。勇者と言うのは、ライトノベルでは世界を救うまでの過程が描かれるものであり、世界を救い元いた世界へ帰還したあとのお話が描かれたりするものである…